




EOS 7Dの動画「EOSムービー」の別次元高画質に感動の日々ですが、今までは風景中心の撮影でした。
今回は、いよいよ動きのある動物園で使ってみてどうか?というところです。
動物園では、動物たちがどう動くのか分からないので、単焦点レンズよりもズームレンズが適しているかなぁと、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISと、虎の子のLズームレンズ「EF 70-200mm F4L USM」を使用してみました。
EF 70-200mm F4L USMのレンズ描写は、やはりとてつもなく凄い。
家庭用ビデオカメラの望遠ズームだと、どうし

家庭用ビデオカメラといえば、今まで散々撮影して来た動物園。
ぶっちゃけ、よほど面白いシーンでなければ、もう撮影しても観ないだろうという感じになっているんですが、EOS 7DのEOSムービーは、まだまだそういう倦怠期とは無縁の新鮮さ。

特にどうという事もない構図でも、EOS画質と30pの動きがグイグイと引き込んでくれます。
家庭用ビデオカメラは、やはりある程度省略された映像だなぁという部分があるんですが、EOSの場合は、これが明らかに違う、豊富なディテールと、光と影の質感にあふれる映像。
本当に映画かドラマの1シーンを観ているかのようで、良くも悪くも、新しく購入した意味、甲斐のある映像だと言えるでしょう。
ただ、家庭用ビデオカメラHDR-XR500Vと対決させると、動物があちこち動き回るよ

リアルタイムで露出を変化させ、リアルタイムでピントの位置を変えてゆく・・・という動きは、EOSがメカニズム的に考慮されていない点なので、動物園では、このあたりをうまくごまかすテクニックを編み出さないと

たとえば、思いっきり絞りを絞り込んで、パンフォーカスに近いくらいピントを深くしてしまって、動物が前後に動いてもピントが合っているように見せかける(正確には外れている)とか。
まぁそれも限度があるんですが。
ためしに、三脚からカメラを外して、手持ちで動物をおいかけてみました。
30pは、カメラのパン(左右に動かすこと)は厳しい。画面がガタガタになるので厳しいですが、常時そんなんばっかりでなければ、アクセントとしてなんとか許容できそうな感じ。
被写体が奥から手前など、立体的に動く場合は、もうあきらめる感じですかね。
練習すれば、手動でピントリングを操る術もありましょうが・・・。

動きについては、もう努力と練習でしょうね。
でも、機械任せにできないだけで、カメラマン次第という部分も見えました。
何はともあれ、絵に描いた餅のような未来の話ではなくて、今、この瞬間、このレベルの映像が我が手にて撮影出来てしまうのは、全面的に幸せですよね。