今回の記事は、ソニーから発表された新型PS3「CECH-4000」について書かせて頂きたいと思います。
ただ遊ぶだけの据え置きのゲーム機には全く興味が無くなってしまった私ですが、PS3だけは例外。
なぜなら、一流の地デジレコーダーとして活躍させられるし、ハンディカムやPSVITA(プレイステーションヴィータ)との高度な連携という大変な特長があるからです。
今回のCECH-4000ですが、とにかく全体のフォルムを含めた総合デザインが非常に素晴らしいですね!!
質感については現物を見るまでは何とも言えないですが、現行のPS3ではあまり感じらられずに残念だったソニーデザインの力が、今回ようやく復活した感じです。
ディテール面では、光沢とマット部分のバランスがとても良く、全体の造形バランスもゲーム機としてはもちろん、リビングを彩る役目を与えられた家電としての重責にも耐えるハイレベルなものではないでしょうか?
「ソニーだからこそ厳しく見られる」事によって鍛造される"ソニーデザインのパワー"がようやくPS3に与えられた印象です。
直近で言えば、惚れまくったハンディカム「HDR-PJ760V」や、日本発にして世界屈指のモバイルマシン「PSVITA(プレイステーションヴィータ)」のような、最高を感じるデザインぶりになっているのではないでしょうか?
やっぱりソニーはこうでなくちゃ!!
光ディスクは本体パネル面からセットするというスタイルですが、ハッチがまさかの横スライド式というアイディアも素晴らしい(スライドしたハッチがはみ出す事もありません)。
これなら、地デジレコーダーとしてテレビ台の下に入れ、上部空間が狭くともハッチ開閉が邪魔にならずに使い勝手や設置で悩まなくとも済むからです。
ホワイトモデルも楽しみですね。
ただし、ホワイトというのは難しいものがあり、実際に見ると"質感の面で期待とズレてる事がある"事が往々にしてあり、まだ写真だけでは何とも判断がつかないものがあるのですが・・・
ただ、そんなに素晴らしいと思ったならとびついて買うか?と問われると、「まだ分からない」としか言えないのが申し訳ないです。
据え置きのゲーム機というジャンルの中だけで言うなら、(ヴィータとハンディカムを擁して、地デジレコーダーにもなる無類の高機能という理由で)もはやPS3以外の選択肢は存在しないので特に何の問題も無く買うのでしょうけど、ライバルは据え置きゲーム機には無いのです。
そう、PS3を買おうとすると、ライバルってなるものはまず腕時計。
オシアナス、プロトレック、G-SHOCKを擁する魅惑の腕時計。
そして、これから魅力的な製品が続々出るであろうWin8搭載モバイルマシンなのです・・・
お金も無いし、家族や大切な方への贈り物とかもあるし、何でもかんでもというわけにはいかないのが現実で辛い。
しかし、そういう個人的な事情は別として、PS3がここに来てようやくドドーンと飛翔したかーという感慨がありますね。
もうゲーム機と言えば個人的にはヴィータさんになっちゃいましたけど、そのヴィータさんを強力にサポートしてくれる意味でも、新型PS3や来るべきPS4には大きく期待しています。