ついに昨夜購入する事が出来たPS4(到着は2014/02/22)。
期待は高まる一方ですが、PS4独自技術の中でもかなり重要そうなセカンダリーチップについて全然知らないなぁ・・・と気がついて色々調べてみました。
■高性能ゲーム機一台分の性能!?
PS4は、ゲームプレイの動画を録画したり、それをネットにアップロードするなどのシェア機能が標準搭載されていますが、単に搭載してますって話ではなく、そういうゲーム以外の機能を使った時に、何と一切、本体に負担をかけない夢のような設計がなされています。
ゲーム以外のもろもろをセカンダリーチップが受け持つからですが、想像以上に高性能なチップである事が容易に想像つきます。
ソニーは公式には何も情報を公開してませんが、ネットで実際にPS4を分解した記事があったので読んでみると、セカンダリーチップ専用に256MBのDDR3メモリ搭載!!してる事が判明していて、なるほど、高性能ゲーム機一台分くらいの性能は軽くあるんだなぁと。
■ソニーが独自技術を磨く場になれた!?
PS4のAPU(CPUとGPU)は、ソニーの要望を取り込んでかなりチューンナップされているのですが、基本的にAMD社が作っています。
日本の、ソニーの独自の技術は全然進歩しないのでは?と心配になりますが、そうではなくて、今世代においてはその研鑽の場が「セカンダリーチップ」なんだ、という事かも知れないですね。
いかんせん詳細が非公開なので、具体的にどこがどうとは言えないのですが、もしかするとPS5を見越して色々やってるんじゃないかと思います。
■地味にPS4のパワーを後押しする!?
セカンダリーチップは、直接ゲームに関係して来ない感じですが、そうとも言えないです。
確かに、直接ゲームの処理を高速化したりって事はしないかも知れませんが、ゲーム以外の負担を本体から取り除く事で、トータルかなりのパワーアップ効果を生み出すんじゃないかな。
PSPの頃からそうですが、意外とゲーム以外の処理が痛い。
セカンダリーチップは、256MBものメモリを自前で持っているくらいなので、PS4を「本業」に集中させるためかなり活躍していると思われます。
というか、ヴィータさんとの高度な連携も、セカンダリーチップありきかなっ。
仕事用の16コア/32GBメモリ(等)のWindowsサーバー群とかもそうですが、スペック数字がド派手でも、実際に使ってみたら、本来の処理以外の外野の処理でアップアップになってガックリという事がままあります。
セカンダリーチップの存在は、PS4において、実に巨大なものになってくる予感がしますね。