2016年1月31日日曜日

ヴィータも本気で凄い!! ドラゴンクエストビルダーズにかなりハマる!!

新世代ドラクエの「ドラゴンクエストビルダーズ/アレフガルドを復活せよ」ですが、もう想像を遥かに超えた良作で、かなりハマってます。

あと、追々書かせて頂きますが、もちろんプログラマさんの技術が神クラスなのは大きいですが、とにかくゲーム機本体のPSVITA「プレイステーション・ヴィータ」も本気で凄い!!

確かに、PS4と一体化した次世代の携帯ゲーム機ではあるのは分かっているけど、まさかここまでグレートだとは知らなかった・・・とヴィータを甘く見てた気がします。


■仲間のAIも優秀!!

今作は初代ドラクエの「30年越しの正当続編・・・のようなもの」であるため、初代のようにずっと一人孤独で世界を旅するんだろうな・・・とか思っていたら、なんと仲間探しの要素がある!!

スクリーンショットは、ロロンドという頼れる男。

仲間といっても、ドラコンクエストヒーローズのように、恒常的に一緒に戦う仲間ではなく、町を発展するために協力し合う住人探しの一環なので、一時的に後ろについて来てくれるだけですが(今のところ)。

しかし、ヴィータすげぇ・・・炎とかちゃんとキャラクターに反映するもんなぁ。


仲間は後ろを付いて来るだけ・・・ではないんです。

なんと、AIによって自発的に戦ってくれる!!

しかもかなり的確で、群がるスライムやドラキーをバッタバッタとなぎ倒してくれて、うぉぉーアンタすげぇよ!!と言ってしまいそうになる。

というか、すぐにでもドラクエ2やドラクエ3のリアルタイムバージョン作れるんじゃないの?と思わなくもない。


■バトルが熱いぞ!!
敵のAIまで優秀!!

このゲームはストーリーもドラクエらしくシッカリしてて、仲間のロロンドに煽られて、作中で最初の強敵となる「キメラ」を倒しに行く事になるのです。

なんか、その翼を手に入れてアイテムを作らないとロロンドが主人公を「ビルダー」として認めてくれないって言うんですよ。

この作品、バトルが極め付きのヒーローズと違って、あんまりそんなバトルってイメージ無かったんですが、実はかなり熱い!!


このゲーム、敵のAIまでかなり優秀で、魔物にも色々と性格が作られておりまして、キメラはかなり凶悪。

主人公を見つけると、かなり的確に追い詰めてきます!!

こっちが追撃を巻いたつもりで油断してると、「俺からは逃げられはせんぞ、人間よ!!」と言わんばかりに姿を現し、戦いを挑んでくるんです。


ドラゴンクエストビルダーズでは、武器の「こんぼう」が、ドラクエのこんぼう史上最も輝かしいくらい頼りになる存在で、こんぼう振り回せばキメラなんて怖くない!!とか思えてしまう。

ところが、確かに一体、一体だと、こんぼうで殴りまくれば良いんですが、「ショウヘイヘーーーイ!!」って調子に乗ってキメラ一体を叩いていると、いつの間にか周りにキメラの仲間が助けに集まっていて、主人公が四方八方からボコボコにされ、泣きながら逃走しつつ傷薬で傷を癒す羽目になったりもします。

あと、しまいにゃ、ピュロロロとかいうドラクエでおなじみの魔法の効果音がして、キメラに遠くからギラの魔法をぶっぱなされて、だめ押しのドカーンとか、敵のAIが優秀でもうびっくり。


攻撃食らい過ぎると、なんと服が破れてなくなってしまーう!!

いつも言っててくどいようですが、ヴィータは、モバイルとしてはこれ以上のものは作れないんじゃないか?と思えるくらい、優秀な操作性を持っているため、飛んだり跳ねたりのバトル操作そのものも楽しい、というプラス要素も加わり、ビルダーズのバトルは思わぬ大収穫の楽しさ。

というか、もうコマンドバトルには戻りにくい気がする。

ドラゴンクエストヒーローズとこのビルダーズで、個人的には、もうドラクエのイメージは完全に変わり、こっちがもう本筋の感覚になって来てます。


■ビルダーズの真骨頂!!
自由なプレイ、砦を建築せよ!!

ドラゴンクエストビルダーズが新世代のドラクエというのは、もうプレイスタイルが自由きままでOKだから、というのも大きいです。

たとえば、キメラ退治で辛かったらどうするか、そう、じゃあバトルの現場に砦を建築してそこに逗留しちゃえば楽になるんじゃねぇすか?!

よーーし、築城せよ!!

世界は全て自分で作ったり削ったり出来るわけで、キメラが怖いなら、砦作っちゃえばいいぜっ!!

こういうの出来るのがビルダーズなんやあああ!!

でもキメラのAIすごいんです。

砦に穴があったんですが、そこを見つけて侵入して来たぁぁぁ!!

エイリアンと同じくらい怖いわ、ホント、びびるからやめてよ・・・。


それで、キメラの隙をみては、地道に砦を建築して、ついにやったぜ!!

ちゃんと寝る場所(体力が回復可能)や、ちょっとしたアイテムを作る作業台も備えた、それっぽい砦が完成。

ここに逗留してれば安心やーーー。

外で、イライラしたキメラが砦にギラの魔法をぶっぱなしてるわ!!

この自由さ、すげぇ、ドラクエの時代が変わったー!!


何もなかったバトルの現場に、突如として出現した砦。

キメラ軍団の焦りはピークに達した・・・とかそういうナレーション勝手にしたくなります。

ここを拠点にすれば、キメラなんかやっつけ放題やー。

という感じで、自分で思いついた事がどんどんできてしまう。

なんだこのゲーム、とんでもねぇ。


ただ、やはり魔物のAIは優秀で、扉とかにギラの魔法をぶっぱなして、こっちにプレッシャーかけてきます。

まぁ、砦に逃げ込んだら、安全ではあるけどキメラも倒せないし、小さなドラマを想像して色々夢が広がりますね。


■ヴィータすげぇ、なんだこのスーパーマシン!!

しかし、ヴィータって本気でめちゃくちゃ凄い。

世界を構成する全ブロック、全アイテムを全て管理した上で、光と影のリアルタイム計算などの画像エフェクトもしっかりこなす。

右スティックでこの膨大な物量の世界をぐりぐり自由に動かせ、左スティックでは、まるでドラゴンクエストヒーローズばりに快適なバトル操作性まで生み出す。

ヴィータは、やはり世界最高のゲーム機だ!!と思いっきり叫びたいくらいの感動です。

良い意味で普通じゃない。

こんだけの、超膨大なデータ管理とか、ようやれるもんだ。

ドラゴンクエストビルダーズは、ゲームそのものも素晴らしいですが、プレイステーション・ヴィータというゲーム機がいかにグレートなものか、それをアピールする最高技術のデモンストレーターにもなっていますね。


ヴィータは、優れた操作性や、プラズマ大画面テレビ見た後でも違和感のない超高画質の有機ELモニタが破格のパワーを持っていますが、そればっかりじゃなく、やはり本体の性能そのものもとんでもないです。

ドラゴンクエストビルダーズという、ここに来て登場した、ヴィータ・パワーのデモンストレーターによって、このゲーム機がいかに大したやつなのか、もっと世界に広まってくれる事を願うばかり。

と、ヴィータの大ファンの私のひいき目も入っているかも知れないけど、へたするとあの世界最高峰たるPS4よりも、もっともっと感動スケールがでかいのがヴィータなんですよね。