先日、新しくした有機EL版のプレイステーション・ヴィータ(VITA 1100)ですが、その初購入ソフトとして、アトラスの「オーディンスフィア/レイヴスラシル」を選びました!!
オーディンスフィアは、美麗な2Dゲームを作る事にかけては世界トップクラスの「ヴァニラウェア」開発のアクションRPGです。
原点となったであろう、PSPの「プリンセスクラウン」が大好きで、いつかはPSPに出て欲しい!!と思っていましたが、ついにヴィータでの発売。
ゲームとしては久々に発売日即買いとなりました。
オーディンスフィア/レイヴスラシルは、かなりアクション性の強いRPGなので、最初はアクションに極めて強いPS4版を買うつもりでいました。
実際、大画面プラズマテレビ+PS4の体験版はすこぶる良好。
ただ、体験版をじっくりチェックした結果、その最強のPS4を相手にしてすらも、手のひらのモバイルマシンの身でありながら、一歩も退かないヴィータの感動が上回った感じです。
ヘッドフォンをして起動すると、歌・音楽・映像がまさに体を包み込む感じで、タイトルコールだけでも得体のしれない魅力いっぱい。
あまりにもグラフィックが美しすぎて、もはや冷静ではいられません。
個人的にゲームの画質の理想を全て実現した、ヴィータ有機ELモニタと合わせて、ゲーム大事件勃発です。
陳腐な言い方ですが、映画中に入り込んだような感覚としか言いようがない。
メニュー画面からして色々遊べるなど、丁寧に丁寧に作りこんであるのが伝わり、これから先、良い予感しかありません。
オーディンスフィア/レイヴスラシルは、とても悲しげな雰囲気に包まれています。
主人公のグウェンドリンも、この先どうなるか分かりませんが、死んでしまうとかそういう悲劇的な運命が待ち受けているとしか思えない空気。
自キャラなのにめちゃくちゃ応援したくなってしまいます。
このゲーム、アクションRPGなのですが、アクションがうわわわわわーってなるくらい面白いです!!
連続攻撃とかは当然、シールド等でグウェンドリンの攻撃をブロックしまくってくる敵には、スライディングで崩し空中に跳ね上げ、空中で連続攻撃、こんな動きが実に滑らかに出せます。
チュートリアルも流れの中で自然に行われ、設計が洗練されています。
グウェンドリンは、滑空したり、上昇攻撃をしたり、ため攻撃をしたり、とにかく多彩な動きがあって、単純に動かしているだけでも楽しいという、ピュア・アクションゲームとしても最高峰に近い出来なのではないか??などと思えてきます。
ヴィータは、操作性も素晴らしい。
とにかく、スティックの出来が申し分ない。
ゲーム機史上最高のPS4コントローラーと比較しても、優劣ではなくて、ヴィータ味とでも言うべき全く別な大きな魅力を持っています。
このスティックを超えるものを作るのは、ソニー以外では不可能ではないかと思えます。
単に形がありますってだけじゃなく、長年の知識と経験が無ければ作れない、本物のゲームメーカーの実力とはどういうものか、ユーザーに見せつけてくれますね。
まだ全然ちょっとしかプレイしてないのですが、いきなり好感触です。
ヴァニラウェアは、プリンセスクラウン(PSP)、朧村正(VITA)と、全部良かったのですが、このオーディンスフィア/レイヴスラシルは、個人的なゲームランク最高のSクラスになる可能性が高まっています。 もりもり所有プレイステーション・ソフト一覧表。