日々その凄さに感心させられるZenFone max plus M1ですが、カメラとしても活躍の幅を広げようとしています。
蔵王に行ってみましたが、とにかくレスポンスが軽快でチャキチャキ撮れてしまうため、単純に枚数だけであれば、当日のメインカメラ、キヤノンPowerShot G5Xにも遜色ないほどでした。
重要なのは、G5Xという、まさに本物の中の本物カメラと合わせて使っているというのに、ZenFone max plus M1は、ガッカリして途中で脱落とい事にならずに、きっちり最後までついていけた(そんな大げさな話でもないですが)という事です。
ZenFone max plus M1は、フルオートです。
このマシンは、はっきり言ってフルオートが良いと思われます。
確かに、Proモードという、セミマニュアル撮影が可能なモードがあるのですが、正直、このデバイスには、そこまで設定を受け入れる幅がないため、マニュアルでいじると破綻しやすく逆効果になりやすい印象。
設定して生み出される結果を見ても、あくまで「それっぽい雰囲気を味わう」だけという感じですが、そこまで期待するのはさすがに過酷という事でしょう。
とは言え、ZenFone max plus M1のカメラは、風景や花を撮影してもなかなか立派!!
とにかく処理速度が速い上に、安定しているのは大きい。
それまで持っていたandroidマシンは、古いOSが複雑な処理に長くは耐えられず、安定性が悪く、カメラは画質うんぬんの前に「使うとマシンが不安定になる」という全く別方向の心配に苛まれていましたから・・・ZenFone max plus M1は個人的に完全に新時代を切り拓いてくれました。
雪と強風が生み出す蔵王の景色は圧巻です。
ZenFone max plus M1も、ノー・ストレスでばんばん撮れるから楽しい。
あと160gと軽いのも素晴らしいです。
ちなみに、5月15日に日本で正式発表される(らしい)ハイエンドZenFoneは、なんとさらに軽い155gとのスペックが出ています。
ハイエンド端末は重たいという弱みを完全にクリアしたとんでもないやつ。
ハイエンドと言えば、カメラのPowerShot G1X Mark3欲しいんですが、ZenFone 5/5Zも惹かれますね。
ZenFone max plus M1は、標準カメラと、広角カメラの2ユニット内蔵しています。
ただ、やはりASUSは、さすがにカメラメーカーではないからしゃあないな、と思う点はありますね。
標準と広角でホワイトバランスが完全に違ってしまうのです。
広角だとはっきりと青くなるんですよね。
それが個性と言えばそれまでですが、色が変わるというのは、カメラデバイスとしては相当な致命傷になる時もあるため、将来的には、もっと色には注意深さが欲しいところだったりしますね。
もっとも、ハイエンドのZenFone 5Zで早くも解決している可能性もあるため、一日も早くそのカメラ能力を見たいものです。