先の連休中は、EOS KISS Mを持ってあちこち出歩きましたが、仙台の市街地にも出てみました。
何と言っても、あのPowerShot G5Xにもそう劣らないくらい小さいカメラなので、装備もそう大袈裟にならず、市街地を歩く足取りも軽いです。
街角にある田んぼ!! EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMレンズで、農作業をするところをモノクロ撮影してみました。
EF-M 55-200は、小さな手提げの中にポンと入れておけるくらい小さいので、EOS KISS Mとは考え無しでもペアで持ち歩けるのが本当にありがたい。
街路樹が映るビルを、EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズで撮影しました。
EVFに接眼して、カメラを仰角に向けると、あまりの軽さに「おおっ!」てなりますね。
軽さにおいては、EOS KISS Mよりもさらに軽い、PowerShot G5Xをありがたく使わせて頂いていますが、APS-Cセンサーのレンズ交換式カメラなのに、G5Xと比べる気になれるEOS KISS Mおそるべし。
モノクロの中にカラーを・・・というようなシチュエーションが欲しくて、この構図を選びました。
引きの画だと、細部までゴリゴリに写る2400万画素はガツンと来ますね。
最初は、どんどん新機種が出る度にエスカレートするファイルサイズ増大にジリジリし、PowerShot G5Xの2000万画素でも多いなぁ・・・と気になっていたところ、さらに増量の2400万・・・もう、今って高画素を喜ぶ時代でも無いのではないか??どーなのこれ??と軽く凹んでいたところ、EOS KISS Mは、何とキヤノン渾身のC-RAW形式ぶち込み!! ファイルサイズが逆に減るという一打逆転満塁ホームランで持ちこたえました。
ちなみに、2400万画素同士で比較すると、RAW撮影では30MBになる写真が、C-RAWだと20MB以下になったりする(状況に応じて増減します)のを実際に確認しました。
大好きなケーキ屋さんでぱっと撮影してみました。
インスタグラム等が一般化しているため、昔と違い、「どんどん写真撮ってSNSに投稿してね!」というお店が増えてびっくり。
ヨドバシカメラも、撮影を推奨とかいう驚きの展開になってましたね。
という時代なので、スマホはもちろん良いのですが、EOS KISS Mは撮りやすくてさらに良いかも。
食べ物のテーブルフォトを撮る時は、ピクチャースタイル「ポートレート」を愛用しています。
カメラの小ささも生きますねー。
EOS Rもいつか買いたいですが、小さくて軽いEOS Mの魅力があまりにでかく、RとMの両輪でやっていけたらなぁと、ほのぼのと想像してます。
ちなみに、仙台市地下鉄東西線を初めて撮影してみました。
シャッター速度を1/320秒にし、ISO感度は、1万2800まで上げてみました。
ISO感度6400にしようと思ったのですが、EOS KISS MのAPS-Cセンサーは、キヤノンAPS-Cセンサーでは最新鋭で、最高性能を発揮するであろうから、もう一段上だ!!という感じです。
もう一つちなみに、EOS KISS Mは、KISSシリーズとしては初の、マニュアルモードでも、ISO感度を1/3段単位で調整出来る(!!)ようになってて中堅機みたいです。
真っ暗なトンネルから、ライトをドバーツと直射して来る列車は、カメラになかなかシビアな性能を要求します。
しかし、キヤノンの最新世代のデュアルピクセルCMOS AFは、暗い、ライト直射して来るの、なかなかきつい条件でもきっちり追従します!
一眼レフだと、確かに総合力は高いですが、決められた特定の場所しかAFセンサーが配置されず、そのうち、能力が高いAFセンサーは数が限定されたりします。
デュアルピクセルCMOS AFは、2400万個もの画素全部が(!!)位相差AFセンサーとして「も」機能する、驚異のシステムのため、一眼レフから見ると、優劣どうこうではなく、一眼レフ用AFセンサーの常識が通用しない挙動と能力があるため、新しくてとてもワクワクしますね。
■サイレントモードを試す
市街地撮影から離れて、自宅の薄暗い蛍光灯のみの撮影で、EOS KISS Mのサイレントモードを試して見ることにしました。
EOS KISS Mのサイレントモードは、「コシッ!」という独特の音を響かせるメカシャッターを使わず、ビデオカメラのフォトモードと同様、完全に電子シャッターのみで行われるので、マジの無音です。
余りにも無音過ぎるためか、撮影時には、「撮れた」というのをカメラマンに知らせるため、ファインダー像を白い枠が一瞬囲みます。
このサイレントモード、各所で言われていてもう有名な話だと思いますが、あくまでもEOS KISS Mの「シーンモード」の一つとしての扱いであるため、マニュアルモードで無音にしたい、というような希望はかなえられません。
露出はオート撮影の挙動になります。
この話を聞いた時、最初は「なーんだ」とガッカリしましたが、使ってみると、逆に、普段はマニュアルしか使わない方でも、EOSが伝統的に備え、成熟させまくりにまくって来たオート撮影の威力を知る機会となり、しかも手早く撮れるので、新しい世界が切り拓けるかも!!つまり、良い感じという事です。
柴犬クッションを撮影しましたが、サイレントモードとは言え、フルオートではなく、AF枠は自由に動かせます。
さらに、JPEGのみではなく、ちゃんとC-RAWやRAW撮影出来るため、こだわりのカメラマンにも心配は少ないと思います。
というか、何モードだろうと、ディテールを丁寧に残せるRAWで撮れるなら、文句言う隙間は無いですね。
早く週末にならないかなー。
EOS KISS M持って歩きまくりたい!!