驚きの小ささを誇るEOS KISS Mですが、手持ちのカメラの中にも小さくて凄い奴!!というのがありまして、PowerShot G5Xと、EOS KISS X7と並べてみてどんな感じか?というのをやってみました。
小さなカメラと言えばPowerShot G5X。
EOS KISS Mは、レンズ交換式という不利を考えるとかなり頑張ってますね。
サイズどうこうよりも、割と角ばっているなぁと思えたEOS KISS Mですが、G5Xと比べると、まろやかな丸みがあるのが分かって笑顔。
おおー優しい感じが漂うぞEOS KISS M・・・!!
上から見た所。
おおー!? G5Xが薄さで押しまくるかと思ったら、印象的にはほぼ一緒な感じ。
EOS KISS Mの健闘が光りますね。
ビッグセンサーのAPS-Cを搭載していながら、15-45mmレンズのコンパクトっぷりに脱帽。
サイズのバランスも実に好感が持てます。
ただ、G5Xは、PowerShot Gシリーズの特長というか必殺技というか、APS-C換算で15-63mm F1.8-2.8という大口径ズームレンズを「内蔵しちゃうのだ」パワーがあるから、収納時の薄さにはさすがに歯が立たない。
まぁ、限界バトルするなら、EOS KISS Mは、レンズを外して本体だけで勝負という荒業も使えるには使えますが・・・。
背面は、どちらもフィルムカメラっぽい雰囲気を持ってて良いですねー。
PowerShot G5Xは、明快に「高級機種」として打ち出されているカメラですが、ファミリー機種として打ち出されたEOS KISS Mも、革調加工が奏功してなかなかのもの。
レンズ交換式のEOSが、PowerShot G5Xにサイズで肉薄するようになったのは感慨深いです。
一眼レフのEOS KISS X7と並べてみたらどうか?
EOS KISS X7驚異の小ささ。
さ、さすがは、(当時)ミラーレスカメラに「待った」をかけまくった名機だけあります。
多分、もしも(もしも、ですよ)キヤノンにミラーレスカメラを作る技術が無かったとしたら、こっちを押しまくってやがてジリ貧になって終了してたかも知れない・・・というくらい小さいです。
上から見ると、確かにEOS KISS X7の厚みは気になる・・・か??
いやーならないな。
このEOS KISS X7に限り、限定し、のみ、オンリーワン、気にならない。
この中に、あの、超絶技巧の一眼レフ機構がまるまる入ってるわけですよ!? 日本人はもっと大きく誇りに思っていい。
ただ、EOS KISS X7は、彗星のごとく出現し、たったの一代で消えてしまったのが惜しまれるところ。
まぁ、ミラーレスキラーなんかいつまでも居てもらっちゃ困るぜ、というところかなぁ。
EOS KISS X9は、実に素晴らしい小型カメラとして大絶賛を惜しまないのですが、やはりX7の後継機と言われると「?」となってしまう。
本気でミラーレスに待ったをかけた一眼レフがあった事を忘れないで欲しい。
EOS KISS X7のオーナーさんは、どうかこの奇跡の名機を大切にして欲しいと願っています(お前が大切にしろ!という話ですね・・・すみません)。
そして、どっちかというと、EOS KISS X7の後継機って、EOS KISS Mなんだなという思いが強くなって来ます。
ミラーレスキラーの小ささを、ミラーレスが引き継ぐというドラマよ!!