EOS KISS MとEF-M 55-200mmで試すF/11の世界
最近、RF 600mm F11のような超望遠単焦点レンズがどうしても気になっていて、F/11という絞り値そのものの魅力をもっと理解したくなりました。そこで、手持ちで最軽量の望遠ズーム、EF-M 55-200mmをEOS KISS Mに装着して、凍った仙台の沼地でF/11撮影を色々と試してみました。EF-M 55-200mmは本当に軽くて小さく、KISS Mとの組み合わせは「持っていることを忘れる」レベルの軽快さです。寒い屋外での撮影でも負担が少なく、気軽に構えて試し撮りができるのが大きな魅力です。
F/11で見えてきた“ちょうど良い”描写
F/11というと「暗い」「使いにくい」というイメージが先に来がちですが、実際に撮ってみると印象が大きく変わりました。望遠域では、意図しない大きなボケに振り回されることがよくあります。背景が思った以上に溶けすぎてしまったり、主題が浮きすぎてしまったり。しかしF/11にすると、その“暴れ方”が一気に落ち着き、被写界深度がちょうど良く広がってくれます。
結果として、私のイメージにかなり近い落ち着いた描写になり、背景の情報も適度に残りつつ、主題が自然に引き立つ写真になりました。
もちろん、600mmと200mmでは撮影距離も背景の圧縮効果も全く違うので単純比較はできませんが、「F/11という絞り値の性格」を知るにはEF-M 55-200mmはとても良い教材になりました。
軽量ズーム×F/11が生む“気軽さ”と“安定感”
EF-M 55-200mmは手ブレ補正も優秀で、F/11でも屋外なら十分にシャッター速度を確保できます。軽量ボディとの組み合わせは、長時間の散策撮影でも疲れにくく、構図を探す余裕が生まれます。また、F/11はレンズの性能が安定しやすい絞りでもあり、周辺の描写が整ってくるのも実感しました。軽量ズームでありながら、しっかりとした画質で撮れるのは嬉しいポイントです。
RF 600mm F11への期待がさらに高まる
今回EF-M 55-200mmでF/11を試してみて、ますますRF 600mm F11の世界を体験したくなりました。600mmという超望遠でF/11を使うと、また全く違う景色が見えるはずです。背景の圧縮、遠景の切り取り、そしてF/11特有の落ち着いた描写。その組み合わせがどんな写真を生むのか、想像するだけでワクワクします。
軽量で扱いやすいEF-M 55-200mmでのF/11撮影は、まさにその“予習”として最適でした。
それではまた次の記事でお会いしましょう!!