今回は、AI時代になって急激にクローズアップされている書き方`マークダウン`について書かせて頂きました!!
AIにお願いする時のマークダウン、もりもり版をまとめてみた
AIに何か作業をお願いする時、なるべく誤解が少なくなるようにマークダウンを使うのがセオリーとなっています。ただ、このマークダウンというものは、実は書き方にある程度の自由度があります。さらに、マークダウン「っぽい」書き方であっても、AIはかなり柔軟に解釈してくれることが多いです。
そんな中、私は家で勉強しながらAIと協議を繰り返し、「これならAIが誤解しづらい」という自分なりのマークダウンの形を固めました。
もちろん、AIは日々進化・変化していくので、人間側の「こう思う」はあくまでも“今の時点での最適解”に過ぎません。流動的であることは常に意識しておく必要があります。
とはいえ、自分の備忘録としても役立つので、ここに***AIにお願いする時に使うマークダウン(もりもり版)***を掲載しておきます。
なぜマークダウンがAIに有効なのか
AIに指示を出す時、文章だけで伝えようとすると、どうしても曖昧さが残ってしまいます。例えば、箇条書き・コードブロック・見出しなどを使うことで、情報の構造が明確になり、AIが「どこが重要で、どこが補足なのか」を理解しやすくなります。
初期の初期は、個人的には良かれと思って独自に`JSON`方式で書いていた事もあったんですが、マークダウンの方が圧倒的にシンプルでわかりやすいです。
特にコードブロック(```で囲む部分)は、AIに「これは指示の塊ですよ」と伝えるのに非常に有効です。
もりもり版:AIにお願いする時のマークダウン
以下は、私が実際に使っている“誤解されにくい”マークダウンの基本形です。
■AIに依頼を出すためのマークダウンの書き方(経験ベース)
※当ドキュメント自体はマークダウン形式にはしておりません。
■見出し
※必ず行頭に書き、インデントはしません。
※シャープ記号の後ろに半角スペース1文字を入れます。
# 見出し1(大見出し)
## 見出し2(中見出し)
### 見出し3(小見出し)
■箇条書き
※ハイフンの後ろには半角スペース1文字を入れます。
※段落/インデントは必ず半角スペース2文字とします(それ以上はAIが誤認する原因となります)。
- 依頼内容(1)
- 依頼内容(1)詳細
- 依頼内容(2)
- 依頼内容(2)詳細
■数字付きの箇条書き
※数字ピリオドの後に半角スペース1文字を入れます。
1. 内容1
2. 内容2
3. 内容3
■箇条書きとインデント(段落)づけの応用例
※箇条書きと数字付き箇条書き、インデントのハイブリッドで構造を表現できます。
- 依頼内容(1)
- 依頼内容(1)の概要
1.依頼内容(1)概要1
2.依頼内容(1)概要2
- 依頼内容(1)の詳細
1.依頼内容(1)詳細1
2.依頼内容(1)詳細2
- 依頼内容(2)
- 依頼内容(2)の概要
1.依頼内容(2)概要1
2.依頼内容(2)概要2
- 依頼内容(2)の詳細
1.依頼内容(2)詳細1
2.依頼内容(2)詳細2
■URLの呈示方法
※[]の中にリンク名(説明や名前)を入れ、空白なしで()を記述します。()の中にURLを入れます。
[もりもりゲームブログ](http://morimorigameblogg.blogspot.jp/)
■コードブロック
※バッククォート3つで囲みます。
※先頭のバッククォートには言語名を入れます。(言語名に空白は入れない方が良いです)
※コピーアンドペーストして来た雑多な情報もコードブロックに入れるとノイズが分離できます。
```sql
SELECT *
FROM テーブル名
WHERE 条件;
```
``` 無題
Webなどからコピーペーストした雑多な情報を貼り付け、他のマークダウンからノイズを分離します。
```
■固有名詞や専門用語の呈示方法
※バッククォート1つで囲みます。
`プレイステーション5`は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発した家庭用ゲーム機です。
■処理範囲の指定(AIエージェント用)
※ファイル名は、バッククォート一つで囲み、特に#file:という接頭辞を付けます。
※フォルダ全体を認識してもらう場合は@workspace ※Visual Studio Code + gitHub Copilot
`#file:ファイル名のフルパス`
@workspace
■一覧表
※大量のデータは言葉よりも一覧表にすると良いです。
※タイトルと明細を分ける罫線の長さは自由ですが、ハイフン3つにしています。
※手入力には限度があるので、Excelで入力しPythonのMarkItDownライブラリなどで変換するのが良いです。
→(Python -m markitdown "Excelファイルのフルパス")
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 項目1 | 説明1 |
| 項目2 | 説明2 |
| 項目3 | 説明3 |
■フローチャート
※フローチャートは、mermaidにしています。
※図形からmermaidへの変換ルートが課題です。
```mermaid
flowchart TD
A[開始] --> B{条件判定}
B -->|はい| C[処理1]
B -->|いいえ| D[処理2]
C --> E[終了]
D --> E
```
■大強調
※アスタリスク3個で囲むことで、最大に強い意思をAIに伝えられます。
***ここは重要なポイントなので必ず見てください***
■中強調
※アスタリスク2個で囲むことで、強い意思をAIに伝えられます。
** 重要なので見てください **
■小強調
※そこまで強力ではないですが、多少の強調をしたい場合に使います。
* ここはちょっと気をつけて欲しいです *
■話題の明確な区切り
※ハイフン3つを行頭に入れると、明確な話題の区切りをAIに伝えられます。
※特に長いプロンプトにおいて、AIの混乱をある程度防止しやすいです。
---
■区切り記号
※マークダウン上は定められていませんが、コロンを使って項目と内容を区切ると認識しやすいです。
- プレイステーション5 : 最強家庭用エンターテインメントコンピューター
- プレイステーション5PRO : 究極の家庭用エンターテインメントコンピューター
- プレイステーション6 : 未来の家庭用エンターテインメントコンピューター
■引用(これは引用であり、自分の依頼意図ではない事をAIに伝えられます。)
※引用記号の後ろに半角スペースを入れます。
> これは引用です
> Webからの抜粋を示すときに使います
■タスク管理形式(ToDo形式)の伝え方
※大カッコで半角スペースで挟む時はタスク未完了
※大カッコでXを挟む時はタスク完了
※AIに進行状況などを伝える際に言葉よりも便利
※大文字・小文字の違いはAIによって扱いが異なるため、[x]ではなく[X]を推奨
- [ ] タスク内容1
- [X] タスク内容2
- [X] タスク内容3
