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Windows7のコマンドシェル「Windows Power Shell 」ですが、これは本当にお役立ち。
なんと、コマンドラインからのコマンド入力だけで、やっかいなファイルのコード変換がさくっと出来てしまいます。
仕事なんかだと、Windows側で頑張ってデータファイルを作成したとして、送信する相手が汎用機ってパターンはかなり多いんですよね。
そこで、Shift JIS(Windows)から、EBCDIC(汎用機)のコード変換が必要になるんですけれど、結構プログラムがやっかいだったりしますよね・・・。
でも、Windows Power Shellなら、コマンドラインでコマンド打ち込むだけで出来てしまうんです。
コマンドラインはかなり強力で、いよいよ裏方から表舞台に登場した感のある「.NET Frameworkライブラリ」を利用したり、繰り返し命令なども書けてしまうんで、「その気になれば何でも書けてしまう」世界になってます。
ファイルからのデータ読み込みに、.NET FrameworkライブラリのSystem.IO.StreamReaderクラスをShift JISコード設定でインスタンス化して使い、ファイルへのデータ書き込みには、System.IO.StreamWriterクラスをEBCDIC(IBM290)コード設定でインスタンス化して使い、一行ずつ読み書きを繰り返すだけ。
これが、くどいですがコマンドラインからのコマンド入力だけで出来てしまうんです。
なんか、最近までのCMD.exeの時代は何だったんだ、というくらいWindowsの世界が変わりましたねー。うれしいなぁ。