Linuxも真っ青の新型かつ超強力コマンドシェルの「Windows Power Shell V2」ですが、さすがはセキュリティが強化されているWindows7。初期状態では、スクリプトファイルが実行不可能になっています。
複雑で長いコマンドは、毎回手入力なんかしていられないので、あらかじめスクリプトファイルに記述しておく必要がありますから、何が何でも実行可能にしなければなりません。
set-executionpolicy remotesigned
というコマンドを入力すれば実行可能になるのですが、普通にWindows Power Shellを起動した状態だと、自分が管理者であってもアクセス拒否されてしまいます。
そうなんです。Windows XPでは自分が管理者なら何でも可能なのですが、Windows7はそうではなくて、自分が管理者であったとしても、完全には信用されないように設計されています。
Windows Power Shellのセキュリティを変更したければ、さらに明示的に「管理者として実行する」というオプションを指定して起動しないといけないんです。
すると今度はアクセス拒否されずに設定が完了し、スクリプトファイルが実行出来ます。
このあたりは、かなりLinuxを意識したなぁという感じです。
Windows7に関しては、まだまだ勉強中であり、知らない事だらけ。ですが、使うほどに確かに新世代のWindowsだなぁという感触が出てきますね。
それと、画面はやっぱり綺麗ですね。Windows Power Shellのようなコマンドシェルを実行していても、キラキラしたガラス調のウインドウフレームが爽やかです。