それが、東芝Qosumio V65!!
コスミオと呼称するんですね。
いつも通り店員さんの許可を得て商品の写真をW-ZERO3で撮影して掲載させて頂いておりますが、後述の理由で店員さんもノリノリでした。
まず、これが他のノートと絶対的、決定的に違うのが、PS3のCPUであるCell B.E.の技術を応用した「スパーズエンジン」(SpursEngine)(詳しい解説はこちら)によって地デジ関連のリッチな処理が行える事。これはどんなに高いお金を払ったとしてもCosmioブランド以外では手に入らない。これは単にアドバンテージの宣伝材料って陳腐な話ではなくて、商品の存在価値の根幹に直結する部分でありますから、幾重にも強調しておくべき中核点でありましょう。
店員さんの話では、誰もスパーズエンジンのスゴサを説明しても理解してくれないので悲しかったそうです。
これの話がやっとできたからこそ、ノリノリだった訳ですね。
スパーズエンジンがあらばこそ、ハイビジョンカメラ映像の5倍速ブルーレイダビングとか、地デジの8倍録画、超解像でDVDをハイビジョン画質化など、ブルーレイレコーダ専用機みたいな事がテキパキこなせるわけです。
このQosmio V65、さすがは日本が世界ナンバーワンを譲らぬ家電を融合したパソコンということか、地デジ関連の操作は快適で、むしろレコーダー専用機をすっかり出し抜いております。忘れてはならないのが、スピーカー。私は正直に言ってオーディオの世界は全然知らないのですが、ハーマン・カードンのスピーカーが搭載されており、実際にガヤガヤした店内でも鮮明な聴き味でした。地デジの視聴としてはハッキリ系が適正であろうし、本体のみでコンポとしても使えそうなレベル。
ボディの仕上げも実に丁寧。実にうらやましい。こういう上質な世界って、日本製ならばしかるべきなんでしょうが、最近はコストダウン(聞こえはいいが、実態は手抜きと同じ意味)がまかり通る世の中だから必ずしもそうとは言えない。でもハイクオリティーという名のジャパン・ファンタジーに必死ですがりたい気持ちは隠せません。
さてさて、Cosmio V65は、基本は当然最新型パソコンであります。
パソコンが家電やゲーム機に対して持つ、「何でも出来る」という根源的なメリットも余すところ無く網羅してあるのが、これまたこたえられない。
CPUは、2.13GHzのCore i3搭載(Core i5搭載モデルもあるけれど販売価格差に注意!!)
DDR3メモリ4GBは増設の必要も無いし、HDDは余裕の500GB。
いざとなれば640GBのHDD買ってきて取り替えればいいし、このあたりはパソコンだから悩まずとも良いのが嬉しい。
店員さんの話では、どうやら6月あたりに夏モデルが出るらしく、だからこそ春モデルをバーゲン中だそうで、このQosmio V65は、なんと12万円台なんですよ。
本来なら20万円近い高級品なんで、素直に安いと感じますね。ブルーレイ搭載だと海外メーカー品でもそんなに安くなんないですからねぇ。どこまで行ってもスパーズエンジンは無いし。
ちなみにCosmio V65は、もれなくマイクロソフトOfficeが付いてくるので、Excelが必要なビジネスユーザーも世話がありません。
かように、ブルーレイレコーダーとか、パーソナルな地デジテレビ、高性能パソコンが同時に手に入り、さらに、日本が誇る緻密な仕上げも楽しめるとあっては、興奮を隠せない私でありました。