今回の記事は、PSVITA(プレイステーションヴィータ)を、ネットワークに接続しなくとも「単体で」電卓にする方法について書かせて頂きたいと思います。
肝要なのはやはりブラウザ。ネットワークに接続していなくとも、ユーザーがいじれる部分はやっぱりココしかないわけで、何はともあれブラウザでありますね。
ヴィータは、ブラウザのブックマーク編集のところで、URLばっかりじゃなくて、直接JavaScriptによるプログラムを書く事が出来るんですね!!
冗談でやってみたら動いたんで最初はブーッてなっちゃいました。
ここで次の通りJavaScriptを記述するだけ!! ヴィータからの入力になるので、コードは極力短めにします。変数名とか一文字だい。
javascript:var r=prompt('ヴィータに計算式入力','');alert(eval(r));
これだけで、ヴィータが数式入力型の電卓になります!! ブックマーク名に「ヴィータ電卓」とでも付けておいて、後は計算したくなったらブックーマークから呼び出すだけ。
PCではいわゆる「ブックマークレット」と呼ばれる技術なんですが、ヴィータでも可能なのが分かって嬉しいぞと。
ヴィータのソフトキーボードの数字モードは、幸いにも電卓に向いたレイアウトになってるので、割と自然に入力出来てしまいます。
ちなみに、関数電卓としての利用もOKですが、JavaScriptの数学関数を呼び出す形になるので、960の二乗を求めたいなぁと思ったら
Math.pow(960,2)
という風にクラス名の分の入力が増えてしまう弱みもありますが・・・。
何はともあれ、これで、モバイルルーターや内蔵3G回線の接続を待ったりしなくとも、計算したい時にいつでも計算が出来るようになりました。
まぁ、ブラウザを起動してブックマークを開く手間はありますね。
ホントちょっとしたものだけとは言え、ヴィータ単体でJavaScriptが動作するっ、てだけでも、個人的には面白いですね。面白いというと語弊があるかも知れないけど、どんなにチョッピリでも自分でプログラム出来るのって、コンピュータ!!って感じでウキウキしますよね。