HDR-PJ760Vを持って、閉園時間近くの仙台の八木山動物公園に行って来ました。
短時間の滞在でしたが、動く被写体がどのように撮れるかとか、色々と分かって有意義な時間でありました。
全編を1080/60p、シネマトーンで撮影しております。
泳ぐペンギンをエクステンデッドズーム域で撮影。
オートフォーカスの追尾力など、さすがは本職ハイビジョンカメラという感じで頼もしいものがあります。
ただ、手前にメイン被写体よりクッキリハッキリした被写体が入り込んで来るとそっちにフォーカスが移ってしまいますね。
液晶をタッチしての「追尾フォーカスモード」は試していないのですが、そっちなら大丈夫かな。
光学ズーム域最大望遠付近のペンギンです。
カメラをしっかりホールドすると、これくらいズームしても手持ちでも三脚に乗せたように画が安定します。
この段階においては、もはや手ブレ補正というよりも、擬似三脚と言って良いかも知れないですね。
エクステンデッドズームの最大望遠(17倍)での撮影です。
エクステンデッドズームは、望遠にするほどにセンサーの画素数が減ってゆくため、「画素数不足」の画にはなりますが、光学17倍でもやっぱりこれに近い画質になると思うし、そもそも26mmの広角から一気にこれだけズーム出来るメリットが遥かに勝りますね。
ゾウやキリンは時間も時間なのですっかり宿舎に帰っていました。
かなり暗い舎内での撮影はビビったのですが、HDR-PJ760Vは、余裕しゃくしゃくで明るく綺麗に撮影出来て、二度目のビビリ。
少し前の家庭用小型カメラなら、サングラスをかけたように暗くてよく見えないレベルか、明るくても増感ノイズまみれでジャリジャリ、動きはブレブレ色もおかしいの袋叩き状態だったと思います。
HDR-PJ760Vは、まるで業務用機のように難所に強いです。
初めて知ったのですが、ゾウは足の裏を洗ってもらう時に、きちんと正座するんですね!!
洗い終わっても「んーーまだかなー」って感じで正座したまま待っている姿が愛らしい。
ちなみに、もうかなり照明的に暗い状況ではありますが、ここまで写ってもまだHDR-PJ760Vの最高感度ではないんですよね。
シャッター速度は1/60秒をキープして滑らかな動きだし、増感にしても、最高は24デジベルなんですが、AGCリミット機能で18デジベルで増感を止めるように設定してあるので、その気になればもっともっと明るく写せます。
ライオンをエクステンデッドズームで撮影してみました。
動物園に行くと、エクステンデッドズーム大活躍です。
画素数不足と言いますが、初代手のひらハイビジョンカメラ(HDV)のHDR-HC3における、光学10倍ズームより画質が良いくらいじゃないかなぁと思うんですよね。検証はしていませんが。
シールド越しの虎は、新しく動物園に来た虎で、私は初めて見る事が出来ました。
以前ここにいた虎は、高齢だからかずーっと寝てばかりだったんですが、今は残念ながら死去しております。
HDR-XR500Vで鬼門だった、手前にクッキリした金網のある被写体。
マニュアルでフォーカスを黒い体毛に合わせてから動きまわるシーンを撮影してみました。
これも新機能の追尾フォーカスを使ったら?と思うんですが、現場では思いつきませんでした・・・すみません。
しかし、昔だったら、3CCDカメラでも家庭用カメラなら黒い被写体は黒い塊みたいになっちゃっていたんですけれど、さすがにHDR-PJ760Vは平然と撮れますねー。
黒の中にある黒い階調もバッチリ出ていて安心します。
背中が「かいーの」の図。
黒い毛というのは、昔の小型カメラならまさに難所だったんですが、少し前だったらジャイアントタイプのハンディカムじゃないと撮れなかったくらい、階調豊かに撮れますねー。
むしろ、もう少しAEシフトで露出をマイナスしても良かったかなって思うくらいです。
親子の画です。
真ん中が子供で、パパ・ママの間を元気に往復してました。
動きのある被写体を撮影するほどに、1080/60pの威力を感じますね。
60iだと、どうしてもインターレースゆえの限界で動かれると静止画切り出しが急にきつくなったりします。
切り出し静止画は、60か30かというフレーム数より、iかpかの方式が重要な感じですね(p=プログレッシブが最適)。
仲間にぶつかるシマウマです。
白と黒の階調が両方滑らかに出ているのを見ると、家庭用小型カメラの実力のスケールがもう昔とは全然違うのをありありと心に刻み込まれますね!!
ここからは、500万画素写真です。
500万画素写真の七夕飾り。
仙台では7/7ではなくて、8/6からが本番です。
8/5は前夜祭花火大会が有名ですね。
500万画素のうさぎ。
初めて動物園でのHDR-PJ760V撮影。
よく写るというだけでなく、全編に渡って三脚がいらないというのは、もうかなりのメリットです。
これはずっと付いてくる絶大な恩恵ですね!!