ekカスタム・ターボがあれば、もはや、大人数乗車とか、ランサーエボリューションが必要な時など、一部を除いて普通車は本当にいらなくなった時代が来たな、と再認識されられますね。
↑アイと同じように超丁寧に乗りつつ、たまに性能を試す走りをしてみましたが、これ以上の性能が必要あるのかというくらいのレベルには到達しています。
普通車を運転している時「これで小さかったら良いのになぁ・・・」と何度も思わされる局面があるのですが、まさにその小さいまま、ハイクオリティが手に入るわけで、特に強いこだわりがなければ、もうekカスタムあれば他にクルマなくて良いわってくらいありますね。
デザインも、やや怖めの顔付きではあるものの立派で、個人的には、ekクロスには若干だけ退き、初代、二代目など、端正なデザインをキープしたekワゴンを例外とすると、それ以外の全ワゴン車には余裕で勝る素晴らしいデザインには笑顔ニコニコです。
超強敵のアイと比較してみる!!
↑抜群に素晴らしいekカスタムターボですが、あえて、べたべたに惚れている愛車のアイと比較してみます。あらかじめ申しますが、惚れた相手との比較などというふざけた比較なので、ekカスタムターボには、最初からかなり不利な比較です。
ekカスタムは元々めっちゃ素晴らしいクルマなので、アイとの比較は、笑って受け流して頂きたい。
では!! 肝心の走りですが、これはもう完璧に全面的にアイの方が好きです。
これは、ekカスタムがどうこうではなく、万人受けを狙わないとどうしようもないFFワゴンと、(結果的にそうなってしまった)クルマ好き一点狙いのミッドシップ4WDターボでは、比較して優劣を論じる次元にはないです。
好きかどうかという視点だと、アイがぶっちぎりのぶっちぎりで好き。
やはり、FFは、体全体を包み込むような加速がなく、体の半分だけが引っ張られる「皮膚加速」とでも言うべき構造的特性があります。
個人的には、免許取得後の、プラクティス時代に乗ったクルマ以外は、全て後輪がどうあれ駆動するクルマしか所有していないため、「クルマってのは、あくまでも後ろ脚が地面をケッパリ、加速は後ろから前に全身を貫く感覚があって当たり前」なので、FFの平穏さは、なかなか心を温めてくれるまでには至りません。
また、ブレーキが圧倒的にアイは大好き。
アイの持つ繊細でコントローラブルなブレーキングに毎日感動しているので、効きは強いが解像度が荒い普通のブレーキは、自分で所有するかと言われるとなかなか躊躇するものがあります。
くどいですが、ekカスタムには全く非がなく素晴らしいクルマであり、アイが異能過ぎるだけなのだという事は申し上げたい。
↑エンジンスタートは、ボタン!!
これはこれで良いのですが、やはり、キーレスエントリー=ボタンではなく、アイのようにガス栓みたいなツマミを捻る、ひねり式が良いなぁ・・・。
ひねりだと、これからクルマを動かすぞ!!という特別感と非日常への入口をより強く認識させてくれます。
PCとか家電と同じボタンだと、軽いというか、なんかこう、もっと儀式ないの!?みたいな。
ただ、惚れたアイがボタンだったら、ボタンでもいいかなと思ったので、まぁ惚れたヤツには弱い男心と受け流して下さい。
↑スピードメーターがアナログなのは、軽自動車ではかなり厳しいところ。
なぜか? 軽自動車はなんか自主規制か何かで必ず140km/hまでしかメーターパネルに刻めないので、どんな立派なマシンでもここでアララがあります。
デジタルだと、今の速度が表示されるだけなので、こういった妙な自主規制的な名残を見続けさせられる事がないのが意外に大きい。
↑タッチパネル式のエアコンは、見た目は本当におシャレです。
ただ、タッチパネルの最悪の欠点である「見ないと何も分からない」があるので、エアコン操作するのに見ないといけないです。
アイなら、専用開発大型ダイヤル(どこまで専用にするねん)等で、余裕で見なくとも操作出来るので、いざという時には激差が出ます。
タッチパネルは、オシャレではあるけど、なかなかクルマとの相性は悪いかも知れませんね。
室内デザインは、もうアイじゃないと満足できない体になってる私なので、某トヨタのアッパーミドルカーに乗った時も心が全く動かなかったくらいでして、ekカスタムも実は相当優れているのかも知れない。
↑オートマチック(CVT)ですが、シフトが直進式なのが、何回乗っても全く慣れない・・・。
アイの、全く見ないで操作できるゲート式のATが良いなぁ・・・。
と、アイとの比較してしまったけど、ekカスタムは良いクルマです。
アイどうこう拘りがなければ、もうこれあれば大丈夫なグレード。