2009/03/20

パナソニックの名機3CCDビデオカメラ「NV-DJ100」について


このブログでもたまにその名前を出していましたが、今回の記事では、パナソニックの名機「NV-DJ100」について書かせていただきます。

NV-DJ100は、1/4インチの3CCDを搭載したビデオカメラで、センサーの画素数は27万画素しかありません(実際には3個のセンサーがあるので、今の言い方をすると総画素数は81万画素なのですが、当時の3CCDは1個分の画素数でしか話をしませんでした)。しかし、その代わりに、自然で明暗差に強い美しい映像を撮影できるという美点を持っており、当時は放送局でも取材用に使っていたという話を聞くと「やっぱり」と嬉しかったものです。

デザインは、まさに秀逸の一言で、こういった、ふっくらとした曲面を使った手法は、最近ではちょっとお目にかかれないものになっています。
ボディサイズは、手のひらサイズが基準の今から見てしまうと、ちょっと大柄。
ただ、1/4インチサイズの3CCD搭載ビデオカメラとして考えると、今でも世界最小クラスではないかなと思います。

写真の中では、手のひらサイズの3CCDビデオカメラ後継機である「NV-GS200K」と並べており、かなりサイズに違いがあるように見えますが、実のところNV-GS200Kは、センサーもずっと小さい1/6インチサイズに置き換わっているため、単純に比べてどうとは言えないものがあります。

NV-DJ100の操作性は、さすがに今の小型カメラの基準からは考えられないくらい素晴らしいものがあります。
各種の操作系は、撮影中に操作してもカメラに衝撃を与えてブレなどを生じないように考慮されています。
フォーカスリングは適度に粘度のある高級感のある感覚で、手抜きコストダウンとは無縁の当時のMade in JAPANの誇りさえ感じます。
絞りやシャッター速度は「ジョグダイヤル」で自在に変化させられますが、ビデオではおおむねシャッター速度は1/60秒固定にするので、主に絞りダイヤルとして利用されると思います。

ファインダーは大型で接眼しやすく、当時の時代の良さを感じる部分の一つになっています。
今の小型ビデオカメラなんか、ファインダーを軽視しているのはまだマシで、最初から付けていないカメラがスタンダードになりつつある時代で、悲しいです。

ただ、良い事ばかりではありません。カメラの高さがちょっとあって、しかもほぼグリップの高さになっていることもあって、グリップがしづらいのです。これは、NV-GS200Kのグリップの良さが勝りますね。

また、手ぶれ補正が実質ありません。機能的には電子手ぶれ補正は付いてはいるのですが、センサーの画素数が27万画素と少ないので、この機能をオンにすると解像度が目に見えて劣化します。
接眼しやすいファインダーの利点でもって、しっかりと顔にカメラを押し付けてしっかりと構える、つまり気合を入れて撮影するのが推奨のカメラです。


さて、次は画質の話に移らせていただきたいと思います。

今回の記事に掲載しているNV-DJ100で撮影した画像ですが、撮影したテープをNV-GS200Kのデッキにセットして再生しながら、NV-GS200Kの持つ「テープ映像から静止画をSDカードに切り出す」機能を使ってキャプチャしたものです。
こうして、キャプチャした静止画だけで見れば、「なんだこの眠たい画像は?」と感じてしまうのではないでしょうか。センサー画素数が27万画素しか無いところからの映像ですし、もっともな話です。

ところが、この映像をブラウン管テレビで見ると驚くほどに自然で美しいのです。
最近のカメラやテレビは、とにかくシャープネスばかり追求してしまいがちですが、その代償として支払う「いかにもデジタルといった感じの、電子的な加工感の強い画像」とは違う、落ち着いた雰囲気は格別なものがあります。

レンズは、広角側が38mmからスタートの12倍のズームレンズ
広角側では結構な歪曲収差は感じますが、ほどほどにワイド(広く撮影できる)なので、風景撮影や自分撮りなどにも使いやすいものがあります。
この時代は、まだ「ライカ」レンズではなくて、自社ブランドの「パナソニックビデオレンズ」となっています。

NV-DJ100で撮影したテープを再生すると、「映像が古いなー」なんて思うどころか「最新のカメラよりも美しいのでは・・・」と焦ってしまうほどです。
たとえば、「照明をわざと暗くセッティングしてあるイベント会場」や、「日差しによる明暗差の激しい渓谷の風景」など、難しい条件であるほどに、その自然な表現力には息を呑むものがあります。
大きな明暗差をものともしない再現力(ダイナミックレンジが広い)は、まさに3CCDの特性だったわけです。

しかも、撮影していた当時は、これが当たり前かなって思って深く考えなかったのですが、2008年や2009年になってから、今更ながらにその実力の高さに驚いているというありさまです。

ハイビジョンモニタで鑑賞に耐えるとまでは言いませんが、少なくとも、この画質のままでハイビジョンだったらどんなに良いだろうか、とは毎回思ってしまいますねー・・・。

画質面で言えば、ソニーのHDR-FX1000なんかはまさにそうなんでしょうけど、NV-DJ100のような、中間サイズのカメラはもう発売されないんでしょうか。

PSPでキングスフィールド2のプレイ開始。鬼の難易度だが面白い!



PSPゲームアーカイブスのフル・リアルタイム3DタイプRPG「キングスフィールド2」のプレイを開始しました。

先日プレイ開始した「バイオハザード」は、何とかクリア出来まして、時代を超える名作の良さってものをつくづく実感していたところですから、このキングスフィールド・シリーズにも大いに期待し、意気揚々とプレイ開始したわけですが・・・めちゃくちゃ難しい!

とにかく、スタート地点近辺に生息しているモンスターが、全部中ボスくらいのインパクトです。
キングスフィールドは、当時プレイステーションを持っていて良かったなぁと感涙したくらいの、容赦の無い完全リアルタイムであるため、モンスターの死角に回りこんで丁寧に戦わないと到底生きていられません
スタート地点近辺なのに、20回くらいモンスターに殺されて放心状態。
なんだっけ・・・これってこんなに難しかったっけ?と、なぜか自問自答。

しかし、確かに相当難しいけれども、決して投げ捨てたくはならない。
何度でも立ち上がりたくなる魅力がこのゲームにはありますね。

このシリーズは、いくらフル・リアルタイム3Dとはいえ、ビデオゲームでありながらも画面の中から独特な空気感が伝わってきます。
孤独で絶望的で、何よりも魅惑的なのは、濃密なミステリアス・ムードの中で冒険が出来る点。

モンスターたちも独特の悪意を感じる思考を持ち、かなり本気で怖いです。
ヘタクソなホラー作品のクリーチャーなんか相手にならないほどです。

少しづつ先に進み、レベルもようやく二桁まで乗せてみたのですが、レベルが上がったからといっても全く安心できないのがこのゲームの一筋縄ではいかないところ。
あちこち即死トラップが仕込んであるし、ちょろっと強くなった気で敵の攻撃をかわすのをサボると、いつのまにかHPがバッカバカと総削りな目に逢わされていて、「ウワァァァ!!!」という主人公の断末魔ボイスを聞くハメに。

でもこのゲームはやっぱり面白いんですよ。
冷静に考えると、生身の人間が剣なんかでモンスターと本当に戦う事になったら、怖くて怖くて身がすくんでしまうでしょうし、実際、相手はムチャなくらい強くて当たり前。
そのあたりの色々な意味での「あるある」を体験できちゃうんで、そのあたりの絶妙なバランスもこのゲームの面白さの一つだと思います。

それに、キングスフィールド2をプレイしていると、3Dゲームの魅力は、すでに初代プレイステーションの時代に完成していたんではあるまいか、とさえ思えてきます。
先日、240時間もかけてやっとクリアした「ゼノギアス」もそうですが、初代プレステーションのゲームは、はっきり言って懐かしいゲームなんかじゃないです。今でも最先端のゲームとして楽しめる現役の名作・大作ぞろいだと感じています。

2009/03/16

やっぱり来たぁ!EOS KISS 新型モデルに、フルハイビジョン動画撮影機能搭載!


やっぱり来たぁ!
日刊工業新聞によれば、キヤノンのコンパクト一眼レフ「EOS KISSシリーズ」の最新モデルに、かねてから噂されていた「フルハイビジョン撮影機能」が搭載されることが決まったようです。

[日刊工業新聞の記事リンクはこちら]

EOS KISS シリーズ、特にEOS KISS X2は、私も心の底からのお気に入りです。
そのコンパクトなボディは、苦も無く普段からバッグに入れて持ち歩けますし、威圧感とは無縁の優しいラインで包まれた秀逸なデザインワークと、まるでフィルムカメラのような高音が気持ち良いシャッター音は、個人的に全てのカメラの中で最高に好き。

一眼レフでフルハイビジョン撮影というと、フルサイズセンサー搭載のEOS 5D Mark2だけに許された機能でしたが、今年の秋ごろにはかなり広まりそうな感じですね。
特に、EOS KISS X2の後継機に搭載されるとなると、EOS 5D Mark2を超える大きなメリットが生まれます。それは、フルサイズセンサー搭載カメラでは使用不可能だったEF-Sレンズシリーズが、満を持して使えるようになるという事です。
EF-Sレンズが使えるのと使えないのとでは、機動力に大きな差が付きますから、これは待ってましたの展開ですね。

[EF-Sレンズのラインナップはこちら]

心配な点は、やはり、一眼レフのスタイリングでのハイビジョン撮影の操作性と、オートフォーカスがマトモなのかオマケなのか、どっちなんだという事ですね。

もしも、オートフォーカスはあくまでオマケで、マニュアルフォーカス推奨ということになると、ちょっとどうなんでしょうね。

何を写すのかを計算して撮影する映画や映像作品に使うならば、マニュアルフォーカスも良いでしょうけれど・・・日常の撮影に使うとなると、そうはいかないのでは。
カメラの使用にあんまり芸術的な対話能力を要求されても、さすがに辛いものがあります。

たとえば、縦横無尽に動き回る子供や動物などの被写体を、マニュアルで追い続けられるのかな・・・。

2009/03/14

PSPでバイオハザードをプレイ開始。色々歴史を感じる!




PSPでバイオハザード(ディレクターズカット版)をプレイ開始してみました。

PSPゲームアーカイブス全般に言える事なのですが、やっぱりPSPの極めてキレイな液晶が好作用しており、初代プレイステーション版と同じデータであってもより美しく感じられる傾向がありますね。
特にPSP-3000モデルは、ブラウン管みたいに鮮やかなカラーが出るので、画面を見ているだけでも気持ち良いものがあります。

ゲームを開始すると、さすがに色々と歴史を感じますね。
いきなり実写のオープニングムービー!ほんわかと、当時の日本のゲーム界がいかに「ハリウッド映画」への憧れを抱いていたかが垣間見えますし、最新の技術で武装したCGムービーも良いのですが、ちょいチープな実写の方が味があって、ゲームらしい遊び心を感じてしまいますね。

操作性でも、そこはかとなく歴史を感じます。
今や、プレイステーション系のゲームというと、「丸ボタンが決定」というのがセオリーです。
ところがバイオハザードは、まだセオリーが固まってなかった当時の状況が見えるというか、「四角ボタンが決定」になってるんですよね。
最初は、そのままオリジナル設定でプレイしてみましたが、やっぱりコリャどうしても慣れない・・・。

しかし、ゲームアーカイブスでは、こんな具合にキー設定で慣れなくても大丈夫なんですよね。
キーの自由なカスタマイズ機能がシステム的に備わっているので、さくっとカスタマイズするだけ
丸ボタンを押したら四角ボタンの機能になるように設定してみました。

おおー。やっぱりプレイステーションは丸ボタンが決定だな!と、全く思わぬ所で感心してしまったのであります。なんだこの展開。

それと、最初はキャラクターを意のままにコントロールするのが結構難しいもんですね。
キャラクターがどんなカメラアングルであっても無関係に、常に上キーが「前進」、下キーが「後退」になってますんで、感覚とズレる場合がありました。
この感覚に慣れないうちにゾンビに遭遇したくないものだな!と思っているのに、慣れないうちに何回もゾンビに遭遇するハメになり、噛まれまくりな私

ところで話は変わりますが、このブログの写真を撮っている機材の一つを紹介します。
パナソニックの3CCDデジカム「NV-GS200K」です。
当時は、手のひらサイズのビデオカメラというのは画質面でかなり妥協させられており、そこを3CCDで突いてきたパナソニックの戦略には、それだけで強烈なインパクトがありました。

いわゆる優劣論ではなくて、当時のパナソニックが販売していた1CCDモデルのセンサーを、そのまま三個搭載したわけで、実際に3CCDの画質メリットを自社製品で具体的に見せていた時代だったわけです。
実際に、3CCDの発色は大したもので、紅葉の季節には実にお世話になりました。
作られたハデさではなくて、雨の日などの暗いムードの時は、ちゃんと暗いムードのまま録画出来るのも魅力でしたね。

ただ、当時の小さいセンサーの限界として光量不足のシーンに極端に弱いのです。
夜の蛍光灯下の室内程度の場所でも、人の肌は死んだようにドス暗くなり、3CCDがすっかりオシャカ(死語)というのを目の当たりにして、暗さじゃ小型カメラはダメなのかなぁ・・・と、かなり悲しかった思い出がありますね。
今であれば、名機となるであろうソニーの「HDR-XR500V」と「HDR-XR520V」が、裏面照射センサーによって、小型カメラでも暗さに強い!という大逆転を成し遂げてくれたのでホッとしてますが。

ただ、明るい場所ならキレイなので、今でもこうして愛用しているわけです。
本体の質感・デザイン・ちょうど良いボリュームは、やっぱり好きですね。

そうだ、もう一回、話は変わるのですが、バイオハザードと言えば!
プレイステーション3版の最新作、バイオハザード5が大ヒットしているようですね。
龍が如く3もヒットしているようで、プレイステーション・プラットフォームの盛り上がりが嬉しいです。

2009/03/13

ゼノギアスをクリア。歴代一位のプレイ時間になりました。



ようやくPSPのゼノギアスをクリアしました。

いやー、これは最後まで本当に面白かった
テレビアニメの1話から50話分くらいありそうなボリュームたっぷりのシナリオ、アクションあり、格闘ゲームありの盛り沢山なゲーム内容。魅力的な人物やロボットなどのキャラクター。技術的にも、ちょっと信じられないくらい細部まで丁寧に作りこまれ、開発者の方々のご苦労がしのばれる名作だと思います。

元のゲームは、初代プレイステーションですけど、今でも十分に最先端のゲームとして遊べます。
PSPの高性能っぷりも加味されて、美しい液晶がグラフィックスを魅力的に引き立てますし、ヘッドホンを使うと低音が響き渡る効果音、コーラスも美しいBGM、ゼノギアスよどこまでいくのって感じです。

ただ、いわゆるストーリー型RPGとしては、ゼノギアスはかなり難易度が高い部類だと感じました。
敵ボスたちの異様な強さ、キャラクターのレベルアップとは別立てのギア(巨大ロボット)戦、突然始まるアクションゲーム要素などなど、実は何回か挫折しかかった事もありました。
でも、それらの難易度をものともせずに弾き返してプレイしたくなる魅力があったればこそです。

ネット上で批判もあった「ダイジェスト感の強いディスク2枚目の内容」も、予備知識があった分、個人的には気になりませんでしたね。
たしかに、ちょっとやそっとじゃ終わらないくらいのボリュームがあった1枚目と比べると物足りないでしょうけど、合計で考えるとちょうど良かったかな。

プレイ時間は、なんと240時間突破。これまでの最長不倒記録だったドリームキャスト用RPG「エターナルアルカディア」の200時間を越えて、もりもり歴代一位のゲームプレイ時間更新です。

しかも、ここまでのゲームが600円で遊べるPSPゲームアーカイブスって、ゲーム界の良心かも。

2009/03/08

PS3の新型を待つ!

まず、のっけから個人的な話で恐縮ですが、仕事で体調を大きく崩しつつも、なんか社長賞の受賞が内定したみたいです。
その記念(?)と、ちょっと早いけれどホワイトデーのお返しもかねて、手持ちのプレイステーション3を、ある人にプレゼントしてしまいました

どうしてもプレイステーション3が欲しい、ハイビジョンのゲームや映像を知らないので体験したい、と聞けばもうこれはタイミング的にここだ! と。
それに、ハイビジョン映像を差し上げたい時にでも、お相手がプレイステーション3を持っていてくれさえすれば、もう形式をどうするかとかの悩みが一切無くなりますから、純粋にユーザーが増えるという意味だけでも大変喜ばしい事です。

その代わり、自分のプレイステーション3が無くなってしまいましたけれど、これには解決策があります。
確定ではないのですが、ネットの情報を信じるならば、どうやら来月かそこいらに、新型のプレイステーション3が発表されるらしいのです。

より省エネになった45nm新型CELL Broadband Engineを搭載(らしい)、より大容量のハードディスクドライブ(120GBか160GB)を搭載(らしい)、さらに値下げも考えられる(らしい)という期待のモデル。
出なかったらどうしようというのは考えない方向で!

2009/03/04

ソニー、全社的にプレイステーション重視にシフト!

読売新聞を読んでいると、ソニーのストリンガー会長のインタビュー記事が目に飛び込んで来ました。

それによると、プレイステーションを中心としたネットワーク事業に力を入れて行くとの事です。

プレイステーションの後継機種にも言及しており、これは、ネットでも話題になっているPSP2とPS4の事かなと期待が膨らみますね。

ソニーは、自前のネットワークサービスであるプレイステーションネットワークを、プレイステーション3誕生時のゼロ状態から奮起し、ようやく軌道に乗せた感があります。

PSPとプレイステーション3本体も、定期的な無料バージョンアップを地道に続けた結果、発売当初とは別物と言える程の進化を与えられました。
ソニーは、派手な技術開発ばかりでなく、こういったコツコツと積み重ねる方面も「やるなぁ」という感じで、最前線で日々頑張る担当の方々には頭が下がります。

ネットではソニーの悪口も沢山聞かれますが、それはそれとして意見としてアリだとしても、やはりソニーは世界に誇れる日本の大きなパワーの一つですし、いっそ、大迷惑極まりないこのところの金融危機ブームを逆にブッ飛ばしてやって欲しいですね。

2009/03/01

無謀な比較?HDR-FX1000対HDR-XR500V

いよいよ、ハンディカム最高峰のHDR-FX1000と、HDR-XR500Vの画質を自宅で比較してみました。
個人的には、HDR-XR500Vの最終確認となると思います。

まず、結論から先に言ってしまうと、HDR-XR500Vは、やっぱり素晴らしいハイビジョンカメラである事が、あらためて確認出来ました

■もちろんカメラの性格は全然違います■

HDR-FX1000は、映像のパラメータを自分で調整して画を作ったり出来ますし、そもそもマニュアルの操作性が省略されたHDR-XR500Vとは比較の対象にするのはおかしいと言えます。
しかし、ハンディカム最高峰の画質と比べてHDR-XR500Vがどこまで迫れるのか? というのは是非ともやってみたい比較でした。

■影の部分の表現力が優れたHDR-FX1000■

HDR-FX1000とHDR-XR500Vの映像を比較すると、ぱっと見、FX1000の映像の方が全体的に白っぽく感じます。これは、影になった部分がすぐに黒く落ち込まずに階調がかなり細かく出ているためではないかと思います。
HDR-XR500Vは、影の部分の階調はFX1000ほど無いので、コントラストが高くて引き締まって見えますが、厳しく言えばやや省略された映像とも言えます。しかし、それは過酷な比較であって、実際は、明るい部分が白く飛んでしまうまでの粘りや、影の落ち込み方の緩やかさは、文句のつけようがないと思います。

■もはや、3センサーでなくても大丈夫かな■

HDR-XR500Vの1/2.88インチ裏面照射センサーは、クラスを超えた高感度センサーですが、それだけで画質が決定されているわけではなくて、ソニーの画像処理チップ「BIONZ(ビオンズ)」があってこその画質です。
このBIONZの処理が優秀なのか、色がとても正確で自然に出てくるというのが驚きです。
くすんだ緑、明るくパンチの効いたオレンジ、原色系のグリーン、黒系統の襟巻きなどなど、再現性が難しいんじゃないかと思われる服の色も、勝手なカラー・アレンジを加える事なく、淡々と正確に表現してくれます。
センサー数が何個あろうとも、最終的には映像処理チップの能力がモノを言うわけで、もはや1センサーで良い時代になったんだなとあらためて感じました。1センサーであれば、センサーサイズ自体を大きくして背景のぼけ味を良くする方向にも進めますしね。

■やはりブレない映像は画質うんぬんを超える■

HDR-FX1000は、やはりブレには強いです。
フラフラしがちな小型ビデオとは次元の違う、大きくて重いがゆえの安定した本体は、手ぶれ補正レンズの効果をより大きく打ち出してくれている感じです。
20倍ズームにしても、122万画素のエクストラファイン・ファインダーにしっかり接眼して、両手で本体をしっかり支えれば、完全には止まらないまでもブレは緩やかです。
しかし、HDR-XR500Vは、不安定極まりない小型ボディでありながら、もはや必殺の武器とも言える新型手ぶれ補正装置によって、HDR-FX1000に匹敵する安定度を得ています。
日常のかけがえのない風景を手持ち撮影で記録する時は、もはや電子的な画質うんぬんを言っている場合では無いのかなというレベルです。

■静止画の利用は、HDR-XR500Vのもの■

ハイビジョン映像の魅力は、高解像度の静止画を同時に利用できるという点にもあると思います。
この点では、HDR-FX1000は、ちょっと不利です。
ダイナミックレンジの広い映像を切り出せる魅力はありますが、解像度的にはフルハイビジョンには到達しておらず、印刷となると厳しいものがあります。
HDR-XR500Vは、フルハイビジョンでの切り出しはもちろん、撮影時にフォトボタンを押すだけで、830万画素の静止画同時記録出来ます。
ここで重要なのは、単純に画素数が多いだけの画像ではなくて、画質も確保されているという点です。
普通にコンパクト・デジタルカメラの役割を任せて大丈夫だと言えます。
裏面照射センサーならではの低ノイズと、強力無比な手ぶれ補正装置、BIONZによる画像処理のうまさも加わって、静止画はオマケではなくて、積極的に利用出来るレベルにあると言えます。

■メリハリの利いた高解像度画質■

HDR-FX1000は、自分でパラメータを色々といじって好みの画が得られるという能力があります。
だから、絶対にこのカメラでなければならないという強みがあります。
それはそれとして、HDR-XR500Vは、調整の幅が少ないとは言うものの、ベースとなる画質がフルハイビジョンらしい高い解像力と、小型センサーでありながらも、決して安っぽくならないダイナミックレンジの確保、正確な色の再現力を備え、十分に素晴らしいと思います。

多少、自然志向が強くて、地味で面白みの少ない画像かも知れませんが、何年か後に撮影した映像を見ても好ましく感じるチューニングであろうなと思います。

■惜しむらくは画質ではなくて、省略された操作性■

蒸し返しになるかも知れませんが、HDR-XR500Vで惜しむらくは、この高性能に比較してあまりにも操作性が省略され過ぎている点です。
HDR-FX1000の優れた操作性を体験した後だと、そこだけが残念です。
ソニーの想定するファミリー層って、そんなにシンプルにしないと分からない人たちなんですかね。
たとえば、EOS KISS X2などの一眼レフは、手動でのコントロールが隠さずに提供され、その上でフルオートで楽しく撮影出来るわけで、それでいいじゃないかと思わずにはいられません。

最後は、ちょっと文句になってしまいましたが、HDR-XR500Vの出来の良さゆえに勿体ないなぁという気持ちで、このカメラはやはり近年まれにみる傑作機だと思います。
個人的には、HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、ビデオカメラの歴史に残る名機になるだろうという感触はありました。

これで、購入前の確認テストは全部終わりにしたいと思います。

龍が如く3を購入しました!




ついに、待望のプレイステーション3用ソフト、「龍が如く3」を購入しました。
先月配信された最終プロモーションビデオを観て感動して以来、こんなに発売が待ち遠しかったゲームは近年そうそうありませんでしたよ。
ここまでワクワク待っていた新作って、一番最後は「ぼくのなつやすみ3」かなぁ。
あとは、発売済みのソフトを買い揃えて行ったんで・・・。

さて、どのくらい期待していたかというと、昨晩、龍が如く3の購入を見据えてモニタ周りの模様替えをしてしまった程です。

最近は、ソフトを買ってきてもすぐには開封せずに他の用事を優先させてしまうのが常でしたが、今回は、速攻で開封して、ブルーレイディスクをドライブにスロット・イン。
よーし、遊ぶぞー!と思ったら、まずはゲームデータのインストール作業から。
だいたい20分くらいかかりましたが、解説書を読むのにはちょうど良いタイミングかも。

このゲームの解説書でスゲェと思ったのは、このゲーム、キャラクターの声を担当するのがハンパじゃないビッグネーム揃いで、俳優の渡哲也さん、藤原竜也さんら、そのまんま出演者だけで映画が一本作れるレベルなのに、あくまでもゲームキャラクターの紹介に徹しており、中の人には全然触れていない点です。セガのこだわりを感じて逆に熱くなりますね!

インストールが終わると、いよいよオープニングムービーがスタートします。
ムービー、ムービーと言いますが、プレイステーション3のムービーは、つまりハイビジョン映像なわけで、龍が如く3に限りませんけど、ゲームだけでなくてブルーレイ映像ソフトが付録で付いてくるようなもんで、二度おいしい気分・・・かも?

そんな事よりも、オープニングでいきなり矢沢永吉さんの歌が流れ始めましたよ!!
これが、4年ぶりの書き下ろしだという、主題歌「Loser」か・・・。
気が付いたら五回くらいオープニングを繰り返し流して歌に聴き入ってしまいました

本格プレイはこれからですが、「龍が如く3」は、待っていた甲斐のある良質ゲームの予感がビンビンして来ます。

話は変わりますが、念願の龍が如く3も買えましたし、ここからしばらくは、新作ゲームの購入はお休みするかも知れません。
ゲームの時間も限られている上に、実は、購入したものの遊んでいないソフトが沢山あるのです。
まずはそっちを遊んでから、という事になろうかと思います。

2009/02/27

PSP2が発表秒読み!?PS4も計画中という大ニュース!

ネットを見ていたら、とうとうPSPの後継機、PSP2の発表が秒読み段階であるという話に遭遇しました。

しかも、PSP2は、嬉しい事に闇雲に性能を追究するだけのモンスター機にはならず、WILLCOM 03を始めとするスマートフォンや、ご存じアップル社のiPhoneを意識した造りになるみたいなんです。

[PSP2やPS4に関する話のニュースソースの一つはこちら]

WILLCOM 03を使っていて感じるのは、ゲームの性能はPSPとは比べようもなく低いものの、WindowsMobile搭載なんでマルチタスクがしっかりしてるし、性能の許す限りではありますが、無線LAN経由でのNASの利用さえも自由ですし、何と言っても優秀なフリーのアプリケーションが沢山あり、本来の電話やメール機能も加えれば、ノートパソコンが不要とすら思える自由度の高さが魅力です。

PSPは、確かにゲームは非常に高度だし、ビデオは480x240ドットのH.264を軽々と再生出来るし、音楽もファイルコピーだけで自由に利用可能など、とにかく重たい処理がやたらと得意なのですが、その反面、得意分野以外は出来ない事だらけ、というバランスの悪さが弱みかも。PSP2では、スマートフォンのように幅広く使える事も目指すのでしょうか。

現時点ではPSP2がどうなるか分かりませんが、どうやらタッチパネルの採用は濃厚みたいですね。

もっとも、別にタッチパネルを採用しても、私は不思議には思わないです。いや、今にして思えば、現行のPSPに採用されていないのが、むしろ不自然に思える程です。

ソニーはとっくの昔からタッチパネルを活用しているメーカーであり、ビデオカメラなんかは、タッチした場所にピントを合わせたり、明るさを合わせたりといった高度な事を、かなり早い段階からやってたりしますし、ゲーム機でのアイディアも色々と持っているはず。

それと、ついにPS4も企画スタートしたみたいですね。
プレイステーション3は、個人的にはもう無くてはならないゲーム機。ハイビジョンにおいては中核の存在です。が、世間のゲーム機としての評価は、あまり高くありません

かく言う私も、昨年の秋の終わり頃から、ようやく、プレイステーション3に面白いゲームが沢山出ているのに気がつき、手持ちの全ゲーム機とソフトを売却して、全面的にPSPとプレイステーション3に切り替えたところです。

PS4が出るにしても、まだまだ先でしょうから、時間はたっぷりありそう。ただ、ゲーム機戦争で旗色が悪いソニーが、PS4で仕切り直しをしたいという気持ちがあるみたいで、焦って変な方向には行かないで欲しいなぁとは思います。

そのPS4ですが、現時点での進捗は、まだCPUを何にするのかをリサーチしている段階だとか?

特にCell Broadband Engineにはこだわらないようですが、そもそも現行のプレイステーション3の性能自体が極めて高く、ソフトメーカーは、むしろ未だに性能を使いこなせずに文句を言っているような段階なので、今から2年くらいの時間だとすれば、何を持って来たとしても、そうそうガバっとは変わらないのでは?

個人的には、プレイステーション3をLinuxパソコンとしてもさらに活用したいので、メインメモリだけでも1GBかそれ以上に増量したモデルが出てくれば、それで満足かも知れません。

2009/02/26

ゼノギアスが止まらない

PSPで色々と遊びたいゲームがあるんですが、いまだにずっとゼノギアスばかり遊んでます。
このゲーム、ディスク2枚目(PSPゲームアーカイブスなので、全部メモリカードですが)部分はビジュアルシーンだという批判をよくネットで目にしていました。
だから、ムービーを観てるだけで終わりというイメージを勝手に膨らませていましたが、まさか、まさか、そのまんまでは無かったです。
バトルや謎解きなどが結構用意されていて、なかなかボリュームがあります。

現在は、あまり書くとネタバレになりそうなのでボカして書きますが、最終局面近くまで来たと思います。しかし、とある理由で資金を稼ぐ作業を延々と続けており、総プレイ時間は何と現時点で160時間を突破
個人記録ですが、セガ・ドリームキャスト用RPGのエターナルアルカディアで達成した、200時間に次ぐ記録になりました。

いくら面白いゲームとはいえ、ここまで来ると個人的にやり過ぎでは・・・と不安になってきます。ですが、まだまだ作業は終われそうに無い感じ。
まさかここまでボリュームがあろうとは・・・

しかし、それにつけてもPSPは、RPGをプレイするのには最適なマシンですねぇ。
いつでも好きな時に中断できるのは、もう必須の機能です。
たとえばですが、友達や恋人などとの待ち合わせの空き時間にRPGで経験値稼ぎ、なんて荒技も繰り出せますし。

逆に、私がPSPと同じくらい好きなプレイステーション3は、その超高性能っぷりに感激しても、ちょっとRPGは遊びにくいものがありますね
そもそもハードウェアによる中断機能が備わってないので、長いゲームを遊ぶ前には、まとまった時間を作る作業が必要であり、敷居が高いんです。
ちょっと3分くらい遊びたいな・・・でも一度開始したらセーブポイントまで終われないしな。やめるか。このパターンが多いです。

2009/02/23

裏面照射センサー「エクスモアR」は、どこまで広がるか?

いよいよHDR-XR500Vで商品化された、裏面照射型センサー。

読みはリメン・ショウシャ。
製品名エクスモアRセンサー。

性能的に不利であるはずの小型センサーに、感度の高さとダイナミックレンジの広さという恩恵をもたらす画期的なセンサーです。私が所有するHDR-HC3も、当時としては優れた感度を持っていましたが、エクスモアRの誕生でいよいよ時代が変わったなーと実感してます。

ここまでの性能ならば、一眼レフカメラへの展開などはもっと期待できるでしょうね。

APS-Cサイズで2000万画素超。ISO感度6400くらい平気で行きそうな予感がします。

2009/02/21

ようやく、HDR-XR500Vの最高画質モード!!

まず、皆様にあやまらなくてはならない事があります。
前回までのHDR-XR500Vのテスト撮影は、やっぱり最高画質モードにはなっていませんでした
本当にすみませんでした。

今回は、店頭にいてくれたソニーの販売員さんとも相談して、間違いなく最高画質の「FH」に設定してから前回と同じカメラでテスト撮影してみました。・・・しかし、自宅で確認したところ、確実にFHモードにしているのに、またしても1440×1080ドット/ビットレート5Mbps前後の設定になっていたのです。ぐわぁ、ナゼだぁ!!分からない・・・。

いや、あきらめ切れないぞコレは。他の用事を終えてから、今度は夜にもう一度チャレンジしました。
違うカメラもお店に展示してありましたので、その違うカメラに換えてみました。
設定の手順は全く同じ。メニューから「FHモード」に変えて撮影。なんか今度ダメだったらどうしよう・・・という不安な心境で帰宅し、チェック。

三度目の正直というわけではないですが、今度こそ、プレイステーション3に、「1920×1080ドット/ビットレート16Mbps」の表示が出ました!!


前回までは、HDVと比較して相当な違和感として悩んでいた圧縮のキズ跡、映像がチリチリする感覚ですが、もう大幅に緩和されて、実用上は気にならないレベルまで持ち上がりました。

特筆すべきは高いビットレートで、可変ビットレートとはいえ、だいたい16Mbps前後に張り付いてくれていました。前回までは、3Mbpsや5Mbpsが連発されていたのですが、16Mbpsの高止まりで張り付いてくれると、安定度が明らかに違います。
商品の陳列棚などの細かいものを撮影しても、細かい部分が圧縮で揺らいだりしないので、トータルの解像感もかなりシッカリとアップしてくれています。

今日まで、「もしかするとAVCHDはダメかも知れない・・・」なんて勝手に思っていましたが、遅ればせながら見ることが出来た、1920×1080ドットの16Mbps(プレイステーション3の表示を見ていると、約17Mbps付近までは可変して上がっていきますね!)を見て、ようやくHDR-XR500V本来の能力が発揮されたのだなぁ・・・と、一週間も勘違いを続けてしまい、重ね重ね、申し訳ありませんでした

それと、1200万画素の静止画専用モードも使ってみましたが、これはもうオマケとは言えないです。れっきとした、写真用のデジタルカメラの画質だと思います。
ここには掲載できませんが、人物も撮影してみました。
さすがに元画像が4000×3000ドットと巨大な甲斐もあって、髪の毛や眉毛をもしっかりと描いてくれており、背景がぼけた時の美しさとあいまって、そこそこではなくて、しっかりとデジタルカメラとしての利用が可能になったな、という印象です。
HDR-XR500Vは、12倍のズームレンズにより、516mm相当(さすがに解像力が甘くなり、Gレンズといえども色収差は抑制しきれないですが)の超望遠まで使えますので、かなり価値があろうかと思います。

もちろん、ハイビジョン撮影中の同時撮影静止画のクオリティも高いのは前回も書いた通りです。

ただ、あくまでも店頭でテストさせて頂いた範囲だけなので、色々なシチュエーションで撮ってみてどうなのか?というところまでは踏み込めません。
また、十分だ、十分だと言いますが、それはやっぱり個人的にであって、求めるレベルがどこまでなのかにもよるのが難しい所です。

さて、画質にばかり気をとられていましたが、HDR-XR500Vの強烈な手ぶれ補正能力についても書かせていただきたいです。
ビデオサロン誌3月号の記事では「ソニーの一人勝ち」とまで賞賛されていましたが、やっぱりワイド側による通常撮影における手ぶれ補正の強力さは筆舌に尽くしがたいものがあります。
実は、手ぶれ補正機能って、全般的にわりと弱気な機能だったりするのです。補正は補正、あくまでも、しょうがなく出るブレを補正するものであって、わざと揺らしちゃダメだべ!という感じなんですが、今回の手ぶれ補正は、ああそうかい!揺らしたければ好きなだけ揺らせばいいさ!!って言わんばかりに、開発者の方が吹っ切れたという印象。
画面が「揺れている」という感覚ではなくて、単に「動いているなぁ」という感覚に収まっています。
縦方向のグワングワンは、怪力でグイグイと抑え込まれ、横方向は軽い力で、という感じです。

揺れは、今日び、やたらと大画面になっているハイビジョンテレビでは体調不良さえ引き起こす悪魔になる事もあり、HDR-XR500Vは、言わば、その悪魔をスタイリッシュに倒すダンテと言えるでしょう。
久々にゲームブログっぽいネタを出したくて、強引にまとめてみました!!

映画用カメラに匹敵するキヤノンEOS 5D Mark2







キヤノンの最新一眼レフカメラである「EOS 5D Mark2」は、写真だけでなくて、フルハイビジョンの動画を撮影出来るのです。それも、映画用カメラ並みと賞賛される超高画質で。

実は、私も、昨年のプレミアム発表会に行って来まして、実際にEOS 5D Mark2で撮影したフルハイビジョン映像を鑑賞してきました。
ハイビジョンモニタは、シャープのアクオス。
再生にはプレイステーション3が使われていましたよ!!

さて、画質なのですが、あまりにもその表現力が高すぎて、一回では頭の中が到底ついていきませんでした。ハイビジョンカメラといいますが、そのどれとも似ても似つかない画質なんです。
背景のぼけ味は写真そのものですし、しっとりとした落ち着いた映像は、なんというか「電気的なもの」を感じさせない次元に到達している印象です。

三回くらい繰り返し鑑賞しているうちに、ようやっと頭が慣れてきて、ようやくスッゲェなコレ・・・ってのが分かってくる感じです。
おそらく、蒸気機関車の時代の人が、いきなり新幹線を見せられたらこういう反応なんだろうなって気がするんです。

個人的には、パッとは撮れない感じで、ちょっと操作性が気難しいのが難点かな?と思いました。
また、フィルムサイズの超大型センサーが加熱するので、長い撮影が出来ないという弱みもあり、なんか、ロボットの出るアニメの「メチャクチャ強いけどプロトタイプ」みたいな感じではありますね。

それと、発表会では、EOS 1D Mark3という、私の憧れるキヤノンのフラッグシップカメラが置いてあったんですよね。やっぱりカッコイイなぁ・・・。
あこがれのカメラ、あこがれのレンズに囲まれた夢のひとときでしたよ。
EOS 1D Mark3は、動画撮影には非対応なのですが、次のモデルからは搭載されるのかな?

レンズなんか、EF 85mm F1.2L USM II型とか、EF 50mm F1.2L USMとか、EF 24mm F1.4L USMのII型とか、垂涎のキヤノンLレンズのオンパレード。
ただ予算が追いつかないので、買うならばEF 28mm F1.8 USMがいいですね。
キヤノンのEFレンズは、その性能だけでなくて、若々しさと高級感を併せ持った見事なデザインも楽しみですね。

2009/02/19

最も現実的な3センサー機、パナソニックHDC-HS300の出来や、いかに?


光の三原色を3つのセンサーで受光する3センサー方式は、ビデオカメラならではの方式であり、その高コストをものともしないダイレクトな構造には、やっぱりロマンを感じてしまいます。

3センサー方式といえば、何と言っても、ハンディカムの最高峰の称号を欲しいままにする、HDR-FX1000が私の中では大きな存在ですが、いかんせん40万円近い価格と、まさかバッグの中に入れて持ち歩くわけにはいかないビッグサイズが、相当な高嶺の花となっています。

そんな中、最も現実的な3センサー機が登場しました。
3センサー機に執念を燃やすメーカー、パナソニックの新型機、HDC-HS300です。

もともと私は、大のパナソニックファンでした。所有しているNV-DJ100はDVカメラの名機と言われるほどです。1/4インチの3CCD (27万画素)の画は、今見ても好ましいものがあります。

さて、時代は進み、最新のハイビジョン機であるHDC-HS300は、ついに305万画素(×3MOS)に到達しています。小寺さんのレビューも来ました。

[HDC-HS300のレビューはこちら]

外観は、小型ボディなのにやたらと文字が目立つレイアウトで不必要に安っぽさを演出してしまっている気がしますが、レンズの周りの大型リングなど、カメラとしての安定感を感じる部分もあります。
しかし、ブラックの本体カラーに赤リングって、何かあちこちでよく見ている気がするなぁ・・・と思ったら、もろにキヤノンが誇る超高性能レンズシリーズである、Lレンズのカラーリングではないですか。

ただ、個人的に絶対に受け入れられないのは、ファインダーを引き出した時の(個人的に、ですよ)安直過ぎる悲惨なスタイル。これはイヤだ・・・。

画質は、解像力がしっかりしていて、極端なデジタル補正感も無くて好ましい感じです。
このあたりは、昔と違って3センサーのみの特権ではなくなっていますが、パナソニックの頑張りが感じられると思います。
どちらかというと、ソニーと似た方向性かなという印象で、良い意味で柔らかくて立体感があり、それでいて、パナソニックの哲学を感じる濃い目の発色もファンにはたまらないところでしょうね。

ただ、このカメラが悪いというわけではありませんが、業界が小型カメラは当然だから!!としてきた2枚絞り羽根のせいで、背景のぼけがとっても汚くて、どんなカッコイイ映像も台無しです。繰り返しますが、このカメラが悪いというのではなくて、業界が小型カメラの消費者をあなどったツケとしか言いようが無いです(ソニーは、いち早く、HDR-XR500VとHDR-520Vによって、背景のぼけの美しさを実現していますが、消費者が誰も気にしない事になってしまうと今回限りという悲しさになってしまうかも知れません・・・。気付いてあげて下さい)。

何はともあれ、手が届く3センサーのカメラの開発を死守してくれているパナソニックは、一つの機種の評価うんぬんを超えた存在であり、これからも3センサーカメラの開発の継続を心からお願いしたいです。

2009/02/18

最高のカメラなのに、HDR-XR500Vの購入は悩み中。でもやっぱりこのカメラはスゴイ!!


HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、各社が驚くほどの気合を入れて新製品を繰り出して来た、小型ハイビジョンカメラの黄金世代とも言える今季の中にあっても、なおダントツでナンバーワンのカメラだと思います

くどいようですが、背景のボケ味の美しさを実現し、光量不足時においての高画質の実現など、従来まで小型タイプのカメラでは絶対にムリだった、まるで呪いのような束縛をついに打ち破った、いわば歴史に名前を残すカメラと言えるのではないでしょうか。 また、小型化を実現しつつも、ちゃんとビューファインダーを搭載しているのも嬉しい配慮ですし、ソニーが得意とするBluetoothによる双方向通信ワイヤレスマイク(最強オプションかも!)などの楽しいオプションの存在も、さすがはビデオカメラの老舗だなぁと好感が持てる点です。
これだけの高性能機なのに、惜しみなく?ファミリーカメラの割り切りとも融合させる、やっちゃえ的な暴走もソニーならではかも知れません。

そこまで言うなら早くHDR-XR500Vを買えよ、と言われるでしょうが、購入にはまだ慎重になっています。
もちろん、ここまでの革新的なカメラを前にしてしまえば、他のカメラと比較して迷うという事はありません。

問題は、カメラではなくて、映像記録フォーマットの「AVCHD」における圧縮し過ぎな映像に対する違和感です。テープのHDVに比べて、AVCHDは、あまりにも露骨に圧縮のキズ跡が見えてしまう感じで、かなり購買意欲が萎えてしまったのです。

が、ここで気になる事が出てきました。
もっと早く見てみるべきだったのですが、先週撮影した映像の情報をプレイステーション3で表示させてみると、確かにカメラでは「最高画質のFHモード」に設定してから撮影したはずなのに・・・

なんと、1440×1080ドット、ビットレート5.5Mbpsになっているではありませんか
ヤバイ!
ソニーの開発の人にブチキレられるレベルかも
ビットレートは可変だからともかくとして、解像度が1920×1080ドットではないのは、さすがに設定を空振った・・・ですかね。

てことは、HDR-XR500Vは、もっともっと高画質になるという事なんでしょうか。
やややややばい!

これは、もう一回テスト撮影をしてみなければならないでしょうね。

話は変わりますが、日経トレンディネットというサイトで、ありがたい事に、HDR-XR520Vを使った暗所撮影の実写画像付きのレビューが掲載されていました。

[レビューはこちら。これぞ小型機が夢にまでみた暗所の高画質ですよ!!]

室内撮影どころではなく、暗所の本場、本当に夜の街に出ての撮影ですが、思わず、「これ、HDR-FX7とか、HDR-FX1000とかの?」と、大型タイプの高画質カメラかと思ってしまうほどに美しい仕上がりです。

ここまで暗いという状況なのに、色が美しく発色されているさまは、ちょっと信じがたいものがあります。
また、よくある、無理やりに電気的な増幅かけまくって明るくするパターンとも違い、しっとりとした落ち着いた「雰囲気重視」な高感度画質であり、なんかもう色々とソニーの勝ちでいいや、と良い意味で投げやりになりそうになる画質です。

心の底から、HDR-XR500V(HDR-XR520V)で今年の桜や花火を撮影してみたくなりました

2009/02/15

テープのHDVは、最新のAVCHDに負けない?

先週から、脱・DVテープをめざし、手持ちのHDV撮影のテープをファイル(MPEG2 TS形式)に変換する作業を日々の合間に続けてきましたが、おおむね終了しました。
ファイルにしてしまうと管理が本当にラクチンで、時代が変わったのも納得させられますね。

事実、現在の家庭用ハイビジョンカメラにおいては、テープ(HDV)の時代は終わり、代わりにファイルで記録するAVCHDが主流になっています

私も、ついにHDVからAVCHDに移行する時が来たのだなと思ってしましたが、個人的にですが、テープかファイルかではなくて、このフォーマットの違いがどうも予想外に嫌な状況に変化して来てしまいました
漠然とですが、AVCHDというフォーマットそのものに、かなりの不安を感じ始めています

プレイステーション3で、両方の形式の映像をじっくりと見比べてみました。
HDV映像=私も愛用しているモデルですが、今や旧式で映像のキレが劣るHDR-HC3で撮影したもの。
AVCHD映像=最新の高画質モデルHDR-XR500Vで撮影したもの。
という事で、カメラの性能や映像そのものは勝負にならないのです。
が、それで話は終わりませんでした。

(注:以下は単なるもりもりの感想であります)
AVCHDは、HDVと比べると、うまく言えませんが相当ムリな圧縮をかけている印象を受けます(個人的に)。

HDR-XR500Vというカメラと、その映像そのものは素晴らしいです
が、AVCHDが、ちょっとアレッ
映像が、何というか圧縮のキズ跡みたいなものでチリチリした感じに見えてしまう私でした・・・。

AVCHDは、H.264/MPEG4 AVCという非常に圧縮の効率が優れた方式を採用したフォーマットではありますが、いくらなんでも圧縮し過ぎだろうというところまで来ているような感じです
たとえば、商品の陳列棚などの細かい物体を撮影した時の話をします。
HDVは、1440×1080ドット記録で、AVCHDは上限が1920×1080ドット記録です。
これだといかなる場合でもAVCHDが勝るように思えますが、圧縮のキズで細かい部分が微妙に崩される可能性のあるAVCHDは、今後、高性能なモデルのHDVを持ち出された時に、果たしてドット数のアドバンテージを維持できるのだろうか?という素朴な疑問を感じてしまいました。
あくまでも疑問です

ためしに、プレイステーション3で視聴する際、映像のビットレートをリアルタイムで画面上に表示させる機能を使ってみると、HDVはどんな時もビットレートは常時約25Mbpsである事が分かります。
このためなのかな? 映像の圧縮が緩やかな印象です。

しかし、AVCHDは、ビットレートが可変であるのが分かります。
カタログでは16Mbpsとなっていても、これは言わば瞬間風速的なピーク値であって、普段の映像はかなり低ビットレートの3Mbpsやら5Mbpsやらが連発されています。
このあたりがチリチリとした荒れの原因なのかなぁ・・・。

良かれ悪しかれ、テープの時代が終わった事は分かります。
どうして欲しいという事でもないのです。
しかし、AVCHDの時代は本当に良いものなのかなぁと・・・。
ただの一時の気の迷いなのかどうか。
ともかく、心の中にちょっとブレーキがかかってしまいまして、コリャ自分でもいかんなぁと思っています。

だいいち、主流化したAVCHDがイヤだなんてなってしまったら、家庭用のハイビジョンカメラ
を買う予定なんか、立てられなくなってしまいます・・・よねぇ・・・。

2009/02/14

HDR-XR500VとHDR-XR520Vの画質レビュー(もりもりの個人的感想です)

本日二回目の記事となります。
さて、待望のHDR-XR500VとHDR-XR520Vですが、店頭で実際に使わせて頂きました。
店員さん、いつも本当にお忙しい中ありがとうございます。
この場をお借りして深く御礼申し上げます。

今回は、録画した映像を持ち帰る前提なので、自分の4GBメモリカードをセットして、メニューからメモリカードに直接録画するモードに切り替えて使ってみました。

店員さんも積極的にアピールしていましたが、ワイド側で従来の10倍もの能力を発揮するという新型の手ぶれ補正は、確かに言うだけの効能がある印象です。
もちろん、三脚を使ったようにガッチリと映像が止まるわけではありませんが、片手でテキトーに振り回しても、セカセカした忙しくて見苦しい感じの振動は発生せず、コツをつかめば三脚が無くても、もしかすると風景撮影なんかを短時間に気軽にキレイにこなせてしまう可能性があり、スペックうんぬんを超えた高い価値を発揮してくれるかも知れません。

価値といえば、ハイビジョン映像を撮影しながらフォトボタンを押すと、ハイビジョン映像がそのまま約830万画素(3840×2160ドット)の静止画として同時記録される機能があるので試してみました。
フォトボタンを押した後、書き込み中を示すインジケーターが表示されるのですが、メディアへの記録に数秒間を要するようです。インジケーターが表示中でも、別にそれに関係なく映像の録画の方は一時停止可能なのですが、慣れないとそれに気をとられて撮影に支障が出るかも知れませんね。

このカメラは、マニュアル操作をするのに、カメラ前方に装備されている「マニュアルダイアル」が威力を発揮します。
このダイヤルは、デザイン的なアクセントにもなっているのですが、操作性もかなり良好ですね。
主に「明るさ」のコントロールをこのダイヤルに振付けて使ってみました。

このカメラは、フルオート撮影ですと、家電量販店の店内でも顔色が暗く出るほどに明るさが控え目になってしまう傾向が見られました。
ですが、マニュアルでダイヤルをひねると、本当にめちゃくちゃ明るく出来ますね。

ただ、明るく出来るのは結構なんですが、明るさオーバーで映像が白とびしてしまう危険の察知に関しては、ゼブラパターンもヒストグラムも両方無いので、思ったより怖いものがあります。液晶の表示を信じるしか無いですが、エクストラファイン液晶モニタでも怖いのに、粗い表示のファインダー液晶はどうなんだろう。

また、色についてですが、オートホワイトバランスだと、家電量販店の蛍光灯の下ではかなり青っぽい映像になる傾向が見られました。
最初はオートで撮影していたのですが、ちょっとダメだなと感じ、ホワイトバランスを自分で調整出来る「ワンプッシュ」モードを使って、ホワイトバランスを修正して撮影してみました。
このカメラに限らず、ビデオ撮影時に色が悪いなと思った時は、センサーとかの性能ではなくて、単にホワイトバランスがおかしいだけという事もあるので、マニュアルで調整するクセをつけると吉かも知れませんね。

それと、オートフォーカスですが、ピント合わせまでがちょっとゆっくりという感じです。
被写体にレンズを向けると、ワンテンポ呼吸をおいてからフワッと合っていく感じで、まさか一眼レフカメラのAFのようなスパッとしたスピードを想像していると、いけません。
また、顔認識のフレームが表示されるのは良いのですが、認識とピントが連動してないのかな?
実際に、人物の顔に認識フレームが表示されていても、ピントは顔にまだ来ていないという事がありました。
そういうもんなんですかね。顔認識そのものを使ったのが初めてなので、この類の機能の常識をイマイチ理解してません。

ただ、一度合ったフォーカスがオタオタしない、意図しない被写体にフォーカスを横取りされてしまうというような事態が起きにくく感じるので、フォーカスに関してはソニーなりの深い考えがあるのかも知れません
このあたりは、買ってからジックリ使ってみて判断したいところですね。

肝心の撮影した映像のチェックですが、カメラの小さい液晶モニタでは無理(全部キレイに見えてしまう)なので、自宅でハイビジョンモニタを使うまでおあずけでした。
再生機材は、いつも通りプレイステーション3があればバッチリ。AVCHD形式だろうと、MPEG2 TS形式だろうと、ものともしません。

さて、いよいよプレイステーション3で、待ちに待った映像の再生の段になりました。

メモリカードをPSPにセットした後、USB2.0ケーブルでプレイステーション3に接続。

念のため、プレイステーション3の本体に映像ファイルをコピーする手間をかけなくても大丈夫。
PSPにセット済みのメモリ
カードから直接再生出来ます

実際の映像ですが、このブログには、フルハイビジョン映像をアップロードするわけにもいかないので、再生の模様を撮影した写
真を掲載して済ますことをお許し下さいませ。

HDR-XR500Vの映像は、私が持っているHDVカメラのHDR-H
C3とは、全く比べようもないくらい解像度が高いです。

言うまでもなく、女性の顔のアップは特にヤバイです。皮膚表面のアラを肉眼よりも克明に映し出してしまう程なので、まじめに視聴の前には殿方は絶対に一回チェックしないといけません。

また、エクスモアRセンサーの性能が余裕を生み出している
のか、1/2.88インチという、クラスとしては大きいけれども絶対的には小さいサイズのセンサーといえども、映像の階調が予想以上に豊かで、すなわち立体感を豊富に感じます
明るさをマニュアルでかなりアップしても、階調が平坦になる段階までが、結構粘る感じです。

個人的には、やっぱりHDR-FX1000などで採用されている3センサー方式に思いが残ります、ここまでの映像が得られるエクスモアRセンサーならば、センサー数をしのごの考えている事はないのかなと思いました。

それよりも何よりも、HDR-XR500Vの映像には、クラスとして当代最高のアドバンテージである「背景のボケが美しい」という特性があります。
花が舞う桜の季節に使う
小型ハイビジョンカメラは、HDR-XR500V(HDR-XR520V)しかありえない!!と断言していいと思います。

小型ビデオカメラは、どんなに映像がキレ
イだと言ってたとしても、最後は、背景が変な三角形でグシャグシャになる段階で、個人的にはガックリして終わりな部分がありましたが、HDR-XR500Vは、ようやくその壁を突破してくれました。

また、ハイビジョン映像と同時に記録される830万画素の静止画ですが、繰り返しますが、クラスにおいて当代最高のアドバンテージとも言える背景のボケの美しさがあるので、十分に写真として通用する完成度になっていると思います

もしも、写真コンクー
ルに出品する時に、それがデジタルカメラOKである場合は、もしかすると通用してしまうかも知れません。ハイビジョン映像からの切り出しではなく、写真として認めてもらうには、主催者と相談する必要があるかも知れませんので、自信ありません。ここは申し訳ありませんが、各自様でお問い合わせくださいませ。

830万画素では巨大すぎるので、1920×1080ドットのフルハイビジョンサイズにリサイズしたものを掲載します。


なにしろ、背景のボケの美しさがあるので、16:9のサイズでさえなければ、そのままデジタル写真として通用しそうな勢いです。

ハイビジョン映像を撮影しながら、同じシーンがこれだけのレベルの画質で切り出せるに等しいわけですから、その用途の広さを考えると武者震いが起きてしまいます。

素晴らしい風景は、後から印刷もしたいもの。
もうこれなら大丈夫!!





ただ、静止画はともかくとして、肝心の動画の映像の方ですが、MPEG2 TS (25Mbps)のHDVカメラと比較すると、個人的にかなり気になる点があります。
AVCHDのクセなのかどうなのか分からないのですが、やたらと被写体の輪郭や背景のボケの中に、圧縮ノイズみたいなチリチリした感じが見受けられますね。
なんなんだろう。このチリチリ。HDVのMPEG2 TSでは感じなかったので、このチリチリが余計
に気になります。
AVCHDは、一筋縄ではいかないのかな? どうなんだろう。

結局、実はHDVをメモリカードで記録したものが一番なのだ!!というオチだと予想外(HDVは、テープだけの規格ではなくなり、現在はコンパクトフラッシュに記録出来るようになっています)。

そうだ。AVCHD形式といえば、忘れてはならないのが5.1chのドルビーデジタルによるサウンドです。
HDR-XR500Vは、メニューからの設定で普通の2chステレオにも変更可能となっていましたが、5.1chオンリーで録音しました。

その音質うんぬんを語る前に、ドルビーデジタル5.1chの持つ音響効果そのものに気圧されてしまいました
プレイステーション3に光デジタル接続した5.1chのスピーカーから流れ出るサウンドの、何という臨場感の凄まじさ。私の部屋の中なのに、現場が時空を押しのけて出現したかのような音響です。

同じ5.1chを活用したゲームとは違って、自分で何気なく撮影した映像の音声に計算などが入る余地は無く、容赦の無いサラウンドに取り囲まれるわけです。
何しろ5.1ch録音の経験すら、以前にHDR-SR12で少しだけテスト撮影させてもらっただけなので、いちいちおおげさに感動してしまう事をお許し下さい
しかし、カメラ本体のあんな小さいマイクで、こんなにキッチリとドルビーデジタルが録音できてしまうもんなんですね。

色々とHDR-XR500V(HDR-XR520V)には、進んだ時代の勉強をさせられてしまうようです

バレンタインデーにHDR-XR500Vの実機と出会う!!


2月14日土曜日。バレンタインデー。もちろんチョコレートをもらえる日だというのも大いに嬉しい事ですが、今回はそれだけじゃありません。
発表以来ドキドキとワクワクが止まらなかったHDR-XR500VとHDR-XR520Vの実機との初遭遇の日でもあります。

朝一番に、バレンタインデーの予定に優先して、家電量販店にクルマを走らせ、ビデオカメラコーナーにダッシュ。ありました・・・。待望の、ソニー新型ハイビジョンハンディカム!!
シルバーが、HDR-XR500V。ブラックがHDR-XR520V。
(ちなみに、HDR-XR500Vと、HDR-XR520Vは、ハードディスクの容量とカラーリング以外は同じです。
ですから、片方を試すと、もう片方も試したのも同じです。)

外見は、ハンディカムらしい、伝統を重んじた横型デザイン。
一見、面白みが無いように見せかけて、ハードディスクを内蔵していながらもグリップの部分の膨らみがスッキリと抑制されており、そこはかとなく最新のテクノロジーを予感させる手法は、このカメラが、タダ者ではなく、爪を隠してる鷹みたいな迫力を感じさせます。

レンズ脇に付けられている「G」マーク。これこそが、ソニーの高性能レンズ「Gレンズ」を示すエンブレムになります。ブランド的には、どうなんでしょうね。
さすがに、あのキヤノンが世界に誇るLレンズと比べてしまえばまだまだでしょうが、今後ソニーがGレンズブランドをどう料理してゆくのか楽しみではあります。

さて、いよいよ待望のHDR-XR500Vを手にとってみました。
昨今のメモリカードタイプのハイビジョンカメラと比べると大柄なボディだと言われますが、どうしてどうして個人的にはジャストサイズだと感じました。

個人的には、ファインダーの搭載が嬉しいです。やっぱり、ファインダーに接眼してこそのカメラという気がするのです。
HDR-XR500Vのファインダーの角度を変える場合は、一旦後ろに引っ張り出す必要があります。
引っ張り出したファインダーは、ちょっと素材のプラスチッキー感が見えてしまうというか、角度によっては微妙な感じはありますが、適度に凹凸の付けられたデザインに守られてルックスは悪くない印象。 こういう部分こそ、実はデザイナーさんが相当悩んで仕上げているような気がするんですが、どうでしょうか。

ただ、ファインダー液晶の表示品質までは、妥協せざるを得ません。さすがに本体価格の安さから考えたら贅沢は言えないのでしょうね。ドットが粗くて、おおざっぱなものです。
逆に、メインで使われるであろう92万画素のタッチパネル式エクストラファイン液晶モニタは、既に搭載されていたHDR-SR11/12もそうだったんですが、文句なしに素晴らしい。本当に名前の通りエクストラファインです。
極めて精密感のある、これぞハイビジョン時代のスタンダードと言えるレベルです。
3.2型に凝縮されたエクストラファイン液晶での視聴は、ヘタクソなハイビジョンテレビよりもかえって美しいと思えるくらいです。
2.7型くらいだと、23万画素でも相当キレイに見えるので、92万画素がいかに威力を発揮するのか、実際に目の当たりにして、ホレボレしました。

参考までに、ソニーの最新鋭大型HDVカメラ、HDR-FX1000は、さらにハンパじゃありません。
ファインダーが122万7000画素もあるんですよね。うう・・・さすがはHDR-FX1000だ。

HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、そのコンパクトなサイズと重量、伝統的なデザインでありながら洗練されたルックスなど、概観はバッチリもバッチリ。
個人的には、これぞビデオカメラ。百点満点の出来だと安心しました。

さて、その性能の方はいかに!?

これは記事を次に送って書かせていただければと思います。

2009/02/12

待望のストリートファイター4発売日ゲット!




待ちに待ったプレイステーション3用格闘ゲームソフト「ストリートファイター4」を発売日ゲットしました。
仕事でお店に行けなかったので、友達に買ってきてもらいました。
わざわざ行ってもらって、ホントありがとう!

いやー。しかし、プレイステーション3のパッケージソフトは、必ずブルーレイディスクなので、個人的には、ちょっとプレミアムというか、お買い得な感じが嬉しい
ダウンロードソフトも良いですが、パッケージが無いですからねー・・・ちょっとだけ寂しいかな?

しかし、パッケージに貼ってあるシール・・・なんじゃこりゃ?
映画「レジェンド・オブ・チュンリーなんだコレ?
映画の宣伝かぁ・・・。
コレ全然知らなかったので、ネットで検索してみると、春麗を主役にしたアクション映画やるみたいですね。しかも今月末から公開じゃないですか。宣伝期間がギリギリな気が。

さて、今日のところは買って来てもらっただけ。本格的に遊ぶのは、週末に友達を呼んでからになるので、とりあえずブルーレイディスクをセットしてオープニングの鑑賞。
手書きイラスト風のCGが新鮮。それと、歌。最初はフーンって感じでも、聴いているうちにだんだん気に入ってくるという、ゲーム中の歌の黄金パターンにハマりつつあります。

ゲームは、アナログブラウン管テレビ(パナソニックのタウ)を使って、トレーニングモードをプレイ。
リュウとチュンリーを選択。

おおー、プレイキャラクターも、しっかりと手書きイラスト風になっていて期待通り!!
ブラウン管はその特性上、写真(HDR-HC3のスチルモードですが)を撮ると粗く見えますが、実物は動きと発色が生々しくて数段キレイです。

それにしても、キャラがデカいですねー。
ハイビジョンだともっと細かい部分まで書き込みが見えるんだろうな・・・。こういう気合の入ったゲームを作ってくれる人たちの努力を思うと、感謝するばかりです。

さて、今回のシステムは、スーパーコンボとか、ウルトラコンボとか、色々あるらしい。
オンライン対戦もあるけど、まずは友達にボコボコにされないと。(するんじゃないのかよ!)

プレイステーションのストリートファイターZERO2までで、ストリートファイターシリーズが止まっている私としては、この最新作のパワーに付いていけるかどうか不安。

それと、(ZERO2で)お気に入りのさくらとダンを早く使いたいな!

おそるべきキヤノンS10の解像力! HDR-XR500Vもビックリ!

いよいよHDR-XR500Vのライバルと言える、キヤノンHF S10のレビューが出てきました。
小寺さんによるレビューです。

[HDR-XR500Vライバル、HF S10のレビューはこちら]

しかし、さすがは、一眼レフカメラのEOSシリーズと、EFレンズで鳴らすキヤノンだけの事はあります。
HF S10の解像力は、これが家庭用なのかと思うくらいにシャープで、「あっ!」と声をあげてしまいそうになります。いわゆるビデオっぽさをあまり感じない、まるで動くデジカメ写真といった趣を感じます。

このHF S10は、デザインも迫力があって目を引きますね。
まるで一眼レフの交換レンズをそのまま持ち出したかのよう。
大口径のレンズは、ハイビジョン時代にはこれくらいのレンズは必要なんだぞと言わんばかり。光学メーカーとしてのキヤノンのプライドを見せ付けられるようです。
おそるべし、キヤノンの新HDビデオレンズ。

それに対して、我らが(我らがって・・・いつの間に?)HDR-XR500Vの画質は、キヤノンのHF S10に比べると、随分とクラシカルだと言ったら怒られるでしょうか。
伝統的なハイビジョン・ビデオの画質を踏襲しているように感じます。
小型モデル初搭載の高性能Gレンズと言えども、今回は相手がレンズのゴルゴ13(無敵)みたいなものですから、比べると分が悪い・・・のか・・・? (ゴルゴ調で)

ただ、HDR-XR500Vは、キヤノンと比べると解像力は太刀打ち出来ない感じですが、画質そのものは私が想像した以上に素晴らしいものだなと感じました。

まず、虹彩絞りの効果が、快音を響かせるホームラン!!のように発揮されています。
花の背景が、なめらかにボケています。小型ビデオではあきらめるしかなかった美の表現が可能に!!

キヤノンと比べると、さすがにシャープネスは負けていますが、HDR-XR500Vの魅力の源泉は簡単に尽きるようなものではありません。

心配だったのが、画が平坦だったら嫌だなぁという点でしたが、どうやらそれは杞憂だったかも知れません。
平坦どころか、画そのものに、予想した以上の立体感を感じます。
うまく言えませんが、色が豊富というか、暖かな丸みを帯びているというか、ハンディカム最高峰のHDR-FX1000を買う人が求めるような、方向性としては、良い意味での柔らかさをもった画なのではないかと思います。

発売日は、何があろうともお店にダッシュし、メモリカードに動画と静止画をためし撮りしたいと思います。
以前からPSP用に買っておいた4GBのカードがあるので、それを使おうかと思います。

2009/02/11

個人的に小型カメラ最後の希望の星よ!! HDR-XR500Vが、前倒しで販売開始決定!





ヨドバシカメラ仙台店で確認して来たところ、新型ハイビジョンカメラのHDR-XR500Vと、HDR-XR520Vの前倒し販売が決定したそうです
本当ならば、2月20日からだったはずですが、前倒しによって、2月14日の土曜日からになりました。やったぁ!!

HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、数年に一度の革命を一気に成し遂げたとまで言われる、特大の期待がかかる、個人的には、小型ハイビジョンカメラの最後の希望の星です
個人的には、このカメラで画質に不満があるのならば、もはや小型モデルではなくて、大型モデルに行く道しか無いというところです。

大型モデルと言えば、たとえば、同じソニーの誇るHDR-FX1000です。
AVCHD規格ではなくて、テープ式(HDV規格)ではありますが。

いかにHDR-XR500Vといえども、小型カメラとしての限度もあるだろうし、ちょっと私も過酷な期待をかけすぎて申し訳ない点も多々あり、さすがに大型機の中でも最新鋭のパワーを誇るHDR-FX1000には及ばないのは分かっているつもりです。
ですが、分かっているつもりではあるものの、参考にはなるだろうと思って、HDR-FX1000の静止画をメモリカードに撮影して来ました
黒いカメラは、HDR-FX1000の静止画です。ソニーのHDR-HC9というカメラを被写体にしてみました。

HDR-FX1000の静止画を見ると、現在の小型ハイビジョンカメラと比べて、一瞬で分かってしまう圧倒的な違い。その背景のボケ方の美しさが、全く別次元です。
(もちろん、1/3型の16:9サイズによって実画素ロスの少ない120万画素クリアビッドCMOSを3枚搭載した、3クリアビットセンサーによる階調の豊かさも必見ではあります。)

HDR-XR500Vは、HDR-FX1000と同様の虹彩絞り羽根の採用によって、この美しさが出る可能性がある、唯一の小型カメラとなります

そして、もうじきに来る春。そして、待望の桜の季節。
背景が美しく撮影できる(可能性のある)HDR-XR500Vは、桜の撮影に欠かせないカメラとなりえるでしょう。

それと、一刻も早く試したいのが、エクスモアRセンサーによる、光量が不足した場所での美しい画質です。単純に明るく撮影するだけならば、今や色々なカメラが実現している事でしょう。
HDR-XR500Vは、カタログスペックそのものは11 luxと平凡ですが、明るいかどうかと、美しいかどうかは別問題なので、逆に、この控え目なスペックによって、ソニーの自信が浮き彫りになっているような気がします。(あくまでも気です。)

もしも、期待通りの実力が発揮されるとしたら、今年の花火撮影が待ちきれなくて待ちきれなくて大変な事になりそうな予感がします。

桜や花火といった美を、まさに美のままに表現する可能性を持ったカメラ。

小型カメラでは色々とあきらめていた事が、文字通り一気に花開くとしたら!

待つは、未来へ続く輝ける希望か、つらい絶望か。
小型カメラの運命の日は、いよいよ土曜日です!

う、まずい。緊張して来た・・・

ハイビジョン撮影の夢をくれたHDVを語る



自分の手でハイビジョンを撮影したい、という夢を、ずっと昔からあるDVテープを流用することによって、思わぬ早さで家庭の中にもたらしてくれたHDV規格。

登場した当時は、今更なぜテープなのかという疑問を持たれた方もいらっしゃった事でしょうが、私個人的には、正解だったと思います。

当時はメモリカードが高価でしたし、そもそもSDカードの上限は2GBまでという時代でした。

それに対して、1時間のDVテープなら、MPEG2 TS方式にしても11GB強相当の大容量を確保出来ていましたし、撮影した後はそのまま保存しておけるという、アーカイブの利点もありました。
1時間のDVテープに、ちゃんと表記通りの1時間録画出来るという、非常に分かりやすいという点も見逃せません。

また、テープという媒体に不安を感じていたとしても、映像そのものはMPEG2 TS方式というデジタル記録されていますから、撮影そのものはひとまずテープで残す事にして、その後でパソコンなどの機材を使ってファイル変換してしまえば大丈夫。変換という手間は必要ですが、テープの再生時間とほぼ等しいため、撮影した映像を鑑賞するつもりでやってしまえるというレベルです。

HDVの欠点として指摘される事の多い、解像度が1920×1080ドットではなくて、少し小さい1440×1080ドットである、という点も、良し悪しだと思います。
1440×1080ドットは、地デジのハイビジョン放送と同じであり、ドット数を減らすことによって、ビットレートが低くても画質を良好に保つ選択肢としてアリだったのではないかと思っています。

とはいうものの、HDVには、やはり欠点も見え隠れしていました。
家庭用のカメラは、全てがそうなのかどうかは分かりませんが、テープの走行音がマイクから録音されてしまいがち
たとえば、静かな森の中のシーンなんかで、ジィィィーッというテープ走行音が延々と聞こえて来た時はショックでした。
テープならではの弱みとしては、クロッグと呼ばれる一時停止する現象も厳しいものがありました。
これは、磁気テープの表面が剥離するなど何か障害があった時に、映像が乱れるのを防ぐために映像が一瞬停止してしまうという仕様なのですが、ネットを見ると、高性能タイプのHDVカメラかつ高級DVテープを使用してもなお発生する場合もあるようです。

家庭用カメラの新製品においては、少なくともテープ=HDV規格の時代は終わり、ファイルの形でハイビジョンを扱うAVCHD規格に主流が移ってしまいました。
私も、もしも次にハイビジョンカメラを買う機会に恵まれたなら、HDVではなくて、AVCHDのカメラを選択すると思います。

ただ、HDVカメラは、今後も使っていきたいし、ハイビジョンで日々の様子を記録出来る「夢」に終わりは無いですね。