2015年11月3日火曜日

デジカメ集大成Power Shot G5Xを手にした記念に、手持ちのデジカメを振り返ってみました

まだ使い始めたばかりなのですが、Power Shot G5Xは、まさにデジカメの集大成(一眼レフ以外)という感じで、あまりの嬉しさに手持ちのデジカメを振り返ってみました。

少しの間お付き合いいただければ幸いです。


デジカメと言っておきながらいきなりですが、私の初めてのカメラ、「キヤノン・オートボーイF」フィルムカメラです。

このブログでも度々名前は出させて頂きましたが、その姿を掲載するのは初めてです。

35mmフィルムカメラ、つまり、この小さなサイズでとっくにフルサイズ。

何ということでしょう!! 今見てもスタイリッシュ!!

え、むしろ、このスタイルのままデジカメにしてもいいんじゃないの?と思える程です。

ボディ表面が荒れているように見えますが、収納していた純正ケースが加水分解してへばりついたので、消しゴムかけて掃除した結果で、消しゴムの跡だったりします。


キヤノン・オートボーイFは、とにかく写真を残しておきたい!と思い立ち、ヨドバシカメラで選び、その時に一番カッコ良くて値段も手ごろだったカメラを選んだらこれになった!という流れだったように思います。

当時はデジタルカメラは無かったか、あっても実験的なもので実用品にはなってなかった気がします。

今って、ISO感度400とか800とか、あまつさえ1万2800とか気軽に設定できますが、フィルムだと買ったフィルムでISO感度が決まるんですよね。

よし、影を生かしたシックな感じで撮りたいからISO感度100のフィルムを買うぞ!!とか、花の明るいシーンを撮りたいから、ISO感度400のフィルムだーっ!!という感じで。

ちなみに、今って、気軽にISO感度800とか言ってくれてますが、フィルムで800っていうと、特殊な高感度撮影用で、粒子も荒くて良い味があったもんです。

ノイズばかり気にする世の中になっちゃいましたが、この粒子を生かすチューニングしているのがキヤノンだったりします。


Power Shot G5Xは、液晶を完全に使わない事が可能なので、このようにまるで超小型フィルムカメラのようなスタイルにする事も可能です。

こうしてみると、本当にフィルムカメラっぽい。

なんかいいですねー。


さらに、私にとっての最初のデジカメ、「オリンパスC820L」を並べて写真を撮ってみました。

キヤノン・オートボーイは、本科的にカメラを始めたというわけではなく、プロローグみたいな感じでしたから、私のカメラの歴史ってオリンパスC820Lから始まったと言って良いと思います。

いやーー、この時代を知っている人と、今の贅沢なカメラしか知らない人との間には、会話が成立しないくらいの歴史と経験の差があります。

オリンパスC820Lは、1万円も出して、たったの8MBのスマートメディアしか買えない時代だったわけです。

8MBと言っても、当時は大容量の高級カードで、2MBやら4MBで頑張って撮影してた時代。

最高画質モードにするのに、パソコンと接続して本体内部の設定を書き換えないといけないとか、今となってはクレイジーなほど、使いにくいカメラでもありました。

でも、もうフィルム現像する必要が無いんだ!! 科学の進歩ってスゲェェェオというハイテンションであんまり気にならなかったのも事実。

驚異の81万画素で、当時はもうオリンパスの会社が輝いて見えました。

この時代はオリンパスが突出してすごくて、これに続く141万画素のオリンパスC1400Lは、買いたいなぁと思ってもお金がなくて、もたもたしてるうちに時代が変わってしまいました。

C820Lは、キヤノン・オートボーイのようなスタイリッシュなカメラが欲しいと思っていたところ、ジャストフィットしたスタイリング。

今見ても、色あせない美しいシャンパンゴールドのボディ。

8MB最高画質でだいたい14枚くらいしか撮れなくて、1枚、1枚が、容量との闘いでした。


いよいよ、「原初のG」Power Shot G1です。

これはもう、当時の衝撃は計り知れなかった。

当時10万超えの超高級カメラでしたが、スタパ齋藤さんの熱いレビューに背中を押されて買いましたよ。

スタパ齋藤さん、あなたのレビューは本当に最高でした、一生忘れられないですよ。
br/> ありがとう。

して、G1ですが、まさかシリーズ化されるとは夢にも思ってなくてG2出た時はビビりました。

画質は、ここから時代が変わったと言って良い「ノイズレス」。

キヤノンはノイズレスの急先鋒で、業界の流れを決定づけたメーカーだったわけです。

この時は、まだ映像エンジンDiGiCが完成してなくて、しかも、補色フィルターというビデオカメラからの発展品だったんで、色が地味で画質的には玄人特化という感じでしたね。

バリアングル液晶や、シャッター音をスピーカーで流すとか、色々な歴史を最初に作った、まさにザ・日本カメラ。

大口径レンズもアグレッシブですね。


ちなみに当時のGの位置づけは、EOSがあまりにも高くて買えない人への救済策という側面もありました。

EOSのストロボが使える等、今でもありがたい機能が満載。

ちなみに、このG1買う時に、ヨドバシカメラの店員さんにあおられて、160MBで5万円という頭のねじがぶっとんだレキサーのCFカード買いました。

ホント、デジタル系だけは、高いうちに買ったらいかんですよ。

160MBで5万て、喜びなんかじゃなく、今でもカード見るとダメージ受けますわい・・・。

当時は、「G1のような高機能カメラを買う人は、こういうカード使って欲しいんですよね」の言葉に乗せられるビギナーだったんじゃああああ。

今だとAmazonで1000円台とかのカードを買ってる私。


Power Shot G1は、まさか、シリーズ化されるとは思ってなくて、一番グレートだからG1なのに、次がG2かよ!?そこは連番じゃねぇだろキヤノン!!と突っ込んでいましたが、いやーーーG3の出来の良さに思いっきり買ってしまいました。

パワーショット・グレートの系譜、G3です。

G3は、よりEOSに近づいた操作性と、今もって通用する画質がすごい。

当時、画素数競争が激しく500万画素時代になったのですが、キヤノンは「画素数よりも画質だ!」言い切り、画素数競争をやめて390万画素にとどめる漢っぷり。

惚れましたよ。

舌の根も乾かないうちに500万画素のG5を出した時は、おまえキヤノン何しとんの?と完全スルーしましたが、そのG5の名前を冠したPower Shot G5Xを、デジカメ集大成として手にするめぐりあわせ。

この運命とは一体なんなんだろうと思います。


途中で一眼レフに行ったため、あまりデジカメは持ってないのです。

現在のスーパーメインは、世界最高のカメラだと思うEOS KISS X7(一眼レフ)、驚異のポケットなのに光学30倍ズームのPower Shot SX710 HS、そして、集大成となるPower Shot G5Xの三機種です。

EOS KISS X2(一眼レフ)もまだまだメインに近いですが。


私は、カメラ製品は、今までただの一つも手放した事がないし、今後も手放さずに宝物として一生大切にしていきます。

あんまり数は無いけれど、深く刻まれた私が生きてきた証というやつですね。

大げさな言い方ですが、こういう言い草が大好きなんです。


しかし、あの夢のようなデジカメ黎明期を経て、ついにPower Shot G5Xの誕生に立ち会えたのだなぁ・・・。

これが最後のカメラになっても良いくらい、G5Xは決定的に良いカメラです。