前回の記事に引き続いて(前回の記事はこちらです)、PowerShot G5Xで撮った、松島・円通院の紅葉ライトアップの写真を掲載させて頂きたいと思います。
人生でも1番目か2番目に美しい、心が揺り動かされるような紅葉でありました。
三脚禁止なので全て手持ち、マニュアルモード撮影ですが、早くもPower Shot G5Xへの信頼感は揺るぎないものとなりました。
円通院のすぐ外で、かがり火の前にて。
ISO感度1600、絞りF/3.5、シャッター速度1/6秒。
ISO感度640、絞りF/4.5、シャッター速度1/15秒。
入ってすぐにこの風景があり、もう無我夢中で撮影していました。
絞りを絞りたくてしょうがないのだけど、感度をあまり上げたくないし、なかなか設定との格闘が続きますが、小さい体に一眼レフと完全に同等の操作性を持つG5Xは、まさに渡りに船のありがたさです。
ISO感度500、絞り開放F/1.8、シャッター速度1/50秒で撮影。
ISO感度2000、絞りF/3.2、シャッター速度1/8秒で撮影。
そういえば、EOS KISS X7と違って、マニュアルモード撮影でもISO感度をちゃんと1/3段単位で変更出来るのが助かります。
なんでEOS KISSはオートだと1/3段なのに、マニュアルだと1段単位に粗くなるんだろう・・・キヤノンの謎のKISSポリシーは本当に謎です。
グリーンライトに照らされた幻想的な現場でした。
人の影が思った位置に来るまで少し待機したのですが、美しい有機ELファインダーを見ながらの待機は苦にならないものの、その間、ファインダーがどんどんバッテリを食べてしまうのが、一眼レフには無い辛さです。
ISO感度1000、絞りF/3.2、シャッター速度1/10秒で撮影。
ISO感度1600、絞りF/3.2、シャッター速度1/10秒で撮影。
神秘的な竹林。
幻想的な雰囲気を強調するため絞り開放を使ってみましたが、G5Xは、間違いなく一眼レフに匹敵する表現力があるなぁと。
正直、高感度はAPS-Cよりも弱く、ノイズリダクションも強くかけざるを得なくディテールは不利ですがそれはしゃあない。
ISO感度640、絞りF/1.8、シャッター速度1/6秒で撮影。
ISO感度640、絞りF/4、シャッター速度1/20秒で撮影。
こういう撮り方もいいんじゃないかなと、わざとライトアップの光を大きく取り込んで撮影してみました。
ISO感度640、絞りF/4、シャッター速度1/15秒で撮影。
■水鏡に映った紅葉!!
ここから、私の人生の中で初めて見た幻想の風景です。
完全に静止した池、水鏡に映った紅葉。
あまりの美しさに心臓の鼓動が早まるほどでした。
ISO感度1600、絞りF/4、シャッター速度1/3秒。
1/4秒が限度と言いつつ、1/3秒で切りました。
ISO感度1000、絞りF/3.2、シャッター速度1/13秒で撮影。
ISO感度500、絞りF/2.8、シャッター速度1/8秒で撮影。
周囲で盛んにフラッシュが焚かれていたので、それが手前の岩に反射して青白くなるのを利用して撮影してみました。
ISO感度640、絞りF/2.8、シャッター速度1/4秒で撮影。
絞り開放でも撮影してみました。
ISO感度は400に抑制し、絞り開放F/1.8、シャッター速度1/10秒。
こんなに激しく設定を変えまくって撮影した事は無いというくらいでしたが、G5Xの珠玉の操作性によって快適でした。
ISO感度6400でも撮影してみました。
6400となると、ノイズリダクションは最大でかけないと苦しいため、ディテールはかなり厳しくなりますが、手の中におさまるマイクロ一眼カメラでここまで撮影出来るのは本当に嬉しい。
松島なので、松も入れてみました。
ISO感度は6400。
(※PowerShot SX710 HSで撮影)
Power Shot G5Xは、正直、あまりに値段が高いため買う気はほぼ無かったのに、店頭で操作してみて、そのあまりの極上っぷりに惚れてその場で購入という、滅多にない形で手にしたカメラでした。
しかし、ホント、実際に撮影してみても、もう一眼レフいらない・・・とは言い切れないものの、体調不良でも大混雑する中でも無理なく使えるマイクロ一眼カメラとして、大絶賛です。
このようなカメラを作って下さり、開発者の皆さまには心から御礼申し上げます。
実に素晴らしい、素晴らしいという言葉以外出てこないくらい素晴らしいです。
それと、今年の年賀状にはこの円通院の紅葉のどれかを使うかも知れないです。
写真と同じ年賀状が行った方にはあらかじめすみません。