仙台うみの杜水族館を、EOS KISS X7で撮影してみました。
うみの杜水族館には、事前に、連休中+晴天+昼近くという、大混雑確定のタイミングで行くのが決まっていたため、人様の邪魔になる大げさなカメラ装備は持っていけない。
その点、EOS KISS X7は、PowerShot G5Xほどではないにしろ、とっても小さいカメラ。
実際、混雑した場所でも小さい体が威力を発揮してくれて、しかも一眼レフならではの機械作動の美を有し、撮影が心から楽しいカメラ・・・あいかわらず期待以上のすごいやつでした。
冒頭からクライマックス!!と言わんばかりの見事な大水槽。
ここだけで1時間は余裕で居られるレベル。
話には聞いていたものの、小さなイワシが結集して、巨大魚に擬態する??さまは、自分の目で見ると唖然とする美しさ。
まさに圧巻・・・っ!! (ざわ・・・ざわ・・・)
混雑場所で邪魔になりそうなレンズ交換はしないつもりで、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM一本で撮りきるつもりでしたが、あまりの美しさに耐えきれずシグマ15mm F2.8 EXレンズも使ってしまいました。
実は、いざとなったら混雑した場所でもレンズ交換しやすいように、(背負ったりおろしたりで人様の邪魔になる)リュックではなく、肩掛けカバンにタオルで包んだレンズをガボッと放り込むスタイルで来たんですが、これが当たりました。
巨大魚になったり、渦をまいたり、変幻自在のイワシの群れは、美麗の一言。
エイのかわいい・・・これ顔じゃないんですが、どう見ても顔という。
水槽というとガラスが邪魔をして、写真撮影的にはネガティブな印象があったりしますが、ガラスが作り出す強烈な色収差が、光広がる水面と組み合わさった時の美しさは格別。
一眼レフファインダー越しでもうっとりする幻想的なシーンでした。
珍しい生き物でも・・・とも思ったけど、美しかったんでイカ。
水族館というと、やはりイルカ。
子供と見つめ合うイルカ。
立ち泳ぎでドドドーと突き進むイルカ!!
動きのあるシーンに備えて、EOS KISS X7は、いつもの静音シャッターをノーマルシャッターに切り替えています。
この写真に限らず、全て、連写はなしで、ワンショットAFの1枚ごと撮影。
イルカのジャンプ。
EOS KISS X7は、本当に素晴らしい。
ここだ!という所でシャッターを切ると、その瞬間を外さずにスパっと写真にしてくれる。
世の中にはもっと高性能なカメラがいくらでもあるとは言うけど、私とってはこの性能があれば大満足。
うおーいいなー。
冷静に考えると、イルカのジャンプの写真撮影って、これが実質初めてかも知れない。
松島水族館の時は、もう記憶にないけど、見てたとしても写真じゃなくてビデオカメラで延々撮影してたと思う。
ジャンプも大したものですが、イルカは高速でのダッシュも見事で、目の前で見ると生き物というよりパワーボートかって言う迫力。
赤い玉にジャンプ!!
ちなみに、まだうみの杜水族館は、本館はバッチリですが、どうも周辺が建造途中みたいで、会場の背景パネル?から荒涼とした建造途上っぽい駐車場が見えてますね。
正直、イルカのショーとかってあんまり見ない(記憶もない)ので、一頭だけで色々やるのかなぁ・・・なんてイメージしていたけど、8頭!? いっぱいいてくれて想像を超える華やかさ。
プレイステーション4が1コアかなぁと思ったら8コアだった!!みたいな・・・あっ、自分でもむちゃくちゃなたとえだわ!!
空中一回転!!
EOS KISS X7は、静音シャッターをメインで使っているけれど、ノーマルシャッターだと、ここだ!という場所で「パッキュウ!!」と力強く思った通り撮れるのが楽しい。
うおおお・・・イルカすげぇ。
硬い地面からだってこんだけジャンプするのは難しそうなのに、水面からどういう理屈でこんなジャンプ出来るのか・・・!?
連写しなくとも、ワンショットAFの一枚撮りでも、いけるいける。
ただ、AFは中央部1点のみで勝負。
9点式だけど、絶対の信頼がおけるF/2.8対応クロスセンサーは中央部1点しかないので、ここに全張りです。
2頭同時ジャンプ!!
Power Shot G5Xによる、ハイビジョン映像撮影と交互に写真撮影してるのですが、カメラどっちも小さいので、人様の視界を遮らずに済んで良かった。
いやーーーー、超小型・有機ELファインダーのPowerShot G5Xは勿論素晴らしいけど、一眼レフの快速っぷりはこたえられないですね。
よくファインダー越しで見るのは観光じゃないとかいう言い方があるけれど、一眼レフファインダーから見る風景は、肉眼と同じ。
レンズとミラーを経由するけれど、風景に反射した本物の太陽光線。
バックスピン!!
くおぉおぉお、ミニミニ一眼レフやっぱりいいなぁ。