2015年11月14日土曜日

PowerShot G5Xで、松島の夜景ライトアップを撮ってみました

体調不良が続き、さらに病院に行くため仕事お休みしたのですが、母がどうしても行きたいというので、体調が良くなった頃合いを見て、松島の夜景ライトアップを見に+撮影に行って来ました。


普通なら、しんどいから撮影はしなくていいかな・・・とか思ってカメラは持って行かなかったかも知れないですが、そこは、軽量コンパクトを極めたPowerShot G5X。

全然体の負担にならないから、持っていくかどうか悩むまでもなく「持っていくに決まっている!」と言える夢のようなカメラ。


松島五大堂の島。

ISO感度125、絞りF/2.8、シャッター速度2.5秒。

ミニ三脚に乗せて2秒セルフタイマーで撮影。

一眼レフにも負けない写りでびっくり。


松島五大堂。

ISO感度125、絞りF/5.6、シャッター速度20秒。

ミニ三脚に乗せて2秒セルフタイマー撮影。

レンズ入りだとズンズン重くなる一眼レフと違って、フル状態ですらも圧倒的に軽いG5Xは、テーブル用のミニ三脚が本格的撮影に完全に使えます。

20秒くらいのスローシャッターにすると、一眼レフは、しっかりした三脚じゃないと揺れが影響して面倒です。

自重での揺れが収まるまで待ったり、もろもろ、特に寒い夜の撮影なんかではどんどんとロスタイムが増えて時間も体力もすり減ってしまいがち。

PowerShot G5Xの魅力は色々ありますが、でかいのは、仰々しい事なしに一眼レフに負けない撮影が出来る事なのかなぁと。

特に体がしんどくとも、ガンガン行けるのはあまりにもでかい。


五大堂に寄って撮影してみました。

G5Xが一眼レフに対して圧倒的に不利なのは、レンズ交換が出来ないため、表現力の限界が低いのではないかと思っていたのですが、このレンズ、確かに(当然の話で)万能ではないですが、あまりに多才で広角側も望遠側も大満足してます。


ここからは、三脚が禁止の場所なのですべて手持ちです。

瑞巌寺の通路。

ISO感度1000、絞りF/3.5、シャッター速度1/6秒です。

いよいよ、G5Xの試練、手持ちの夜景撮影。

しかし、想像よりもずっとずっと良い感じ!!

いや、高感度の画質そのものは、広い面積を誇るAPS-Cセンサーカメラと比較すると不利なんですが、ISO感度1000くらいだとまだまだ大丈夫。

手ぶれ補正装置も、有機ELファインダーに接眼して顔面でカメラを押さえられるPowerShot G5Xだとかなりの所まで耐えられる感じ。

1/6秒でギリギリ行けるのは凄い。


瑞巌寺の通路は工事中なのですが、工事の防護カバー越しの蝋燭の灯りが美しくシャッターを切りました。

ここはなんとシャッター速度1/4秒。

手持ちだと、1/4秒が私にとっての限界かなぁというところ。


マニュアルモードで、激しく撮影パラメータを変えながらの撮影のため、PowerShot G5Xの極上の操作性は本当に珠玉という感じでした。

こんなに小さく軽いのに、一眼レフと完全に同等の快適な操作性というのは、尋常な話じゃないですよ。


ISO感度1600です。

APS-Cカメラなら、特にどうという事のない感度でも、手の中サイズのガチのミニカメラで行けるのはやはり嬉しい。

ただ、ISO感度1600くらいになると、比較してしまえばAPS-Cには画質面で追いつけなくなり、なるべくならISO感度1000以下に抑えたいのは正直なところ。


鐘つき堂です。

手持ちの夜景撮影では、APS-Cカメラじゃないと厳しいのではないか?と心配していたのですが、正直、全然問題ないなと思えてしまった。


かがり火の前にかざす手。

G5Xは、撮影時は、ほとんど一眼レフと同じ感覚です。

体のあちこち痛くて疲れているとかあるのに、楽しい、楽しい。

一眼レフやめようかなとか思えてしまって、いや本当にやめるわけはないですが、調子悪い時に楽しく撮れるカメラがここにあるわけで、情は一気にPowerShot G5Xに注がれてしまうのはしょうがないところ。


歩きながら撮影した松島の夜景。

ライトアップは21:00で終わりなので、ギリギリの時間でした。

円通院の紅葉も撮影していたのですが、また別の記事で書かせて頂きたいと思います。