2015年11月8日日曜日

一番使用頻度の高いカメラ「Power Shot SX710 HS」紅葉もメモも大車輪の活躍

EOS KISS X7やPower Shot G5Xなど、ついに心から待ち望んでいた、小さくてグレートなカメラとの出会いが続き、個人的にはまさにカメラ楽園状態ですが、最も使用頻度の高いカメラは、ポケットカメラの「Power Shot SX710 HS」だったりします。


Power Shot SX710 HSは、ポケットカメラだから元々携帯がしやすいわけですが、非常に魅力あるカメラのため、積極的に携帯したくなります。

しかも撮りやすいため、メモ的な写真から本気の写真まで何でも任せる事ができてしまっています。

ちなみに、WiFi接続でスマホ/タブレットにくっつく事が出来るため、今では、Xperia Z Ultraの正式なカメラの座をも射止めています(内蔵のデジカメはもうあまり使わず、SX710HSで撮影してからWiFi接続してカメラ内の写真を利用)。


Power Shot SX710 HSは、画質的には非常に不利な小さな1/2.3インチセンサーを搭載したカメラですが、確かに等倍チェックでは、特にディテールは、Power Shot G5Xや、EOS KISS X7には遠く及ばないです。

ただ、私の最終目的地はA4プリントなので、そこがしっかりしているから全く気になりません。


Power Shot SX710 HSは、フルオートでも理想的に撮れるとは言いませんが、1ダイヤルのマニュアルモード撮影はなかなかしやすく、瞬時に好みの設定を反映出来るオートモード「LIVEモード」の出来がすこぶる良く、小さな体で撮りたい写真がどんどん撮れるため信頼感も非常に高いです。

今季の紅葉も、がっかりせずに撮る事が出来ました。


写真って、解像度うんぬん、レンズの色収差うんぬんというのも軽視はしませんが、やはり色合いや印象だと思うんです。

どんなに解像度が高かろうが、レンズが完璧な収差補正をしていようが、全体的に気に食わない写真ならばそれは気に食わないだめな写真にしかならないわけで。

だいたい、ポケットカメラは、その全体の印象がガッカリなので、だんだん使わなくなるというパターンに陥っていました。

しかし、Power Shot SX710 HSは、あっこれだ!という写真がちゃんと撮れてくれる!!

これは場外ホームランのようにでかいです。


紅葉とか色が大切な写真って、ポケットカメラなんかじゃ無理なんじゃないかなーとか不安でしたが、SX710 HSは、バンバンと納得する写真が撮れて、Power Shot G5XやEOS KISS X7を忘れても悲しまなくて済むかも、なとど思えています。


Power Shot SX710 HSは、単に写真が撮れるだけでなく、こう撮りたいというイメージを実によく実現してくれます。

14bit-RAWではなく、カメラ内で勝手に生成されるJpegオンリーではあるものの、大きく困る事は無いです。


ポケットカメラなのに、レンズがフルサイズ換算で25-750mm (APS-C 16-470mm)という化け物級ズームレンズを内蔵しているため、画角が自由自在というのもやはり大きい。

等倍画質が粗いため、SX710 HSは、トリミングをせずに撮り切らないと不利なのですが、正直、このカメラでトリミングしたくなる事はないです。

ここまで自由自在なレンズは、体が極端に小さくて済む1/2.3インチセンサーの美点ですね。


この自由自在なズームレンズは、一歩でも動いたら構図が変わってしまうような時に、特に威力を発揮しますね。

単焦点レンズの時は足で稼ぐのが基本とはいえ、ちょっとの移動で欲しい情景が崩れてしまってガックリ来るのは何度も体験してる悲劇。

その場所で撮れる大倍率ズームレンズは、怠けるとかそういう話ではなくて、はっきりと美点だったりします。


SX710 HSは、強い逆光の風景写真とか、一眼レフでも簡単にはいかないシーンも、びっくりするくらい良くまとめてくれます。

ここら辺は、キヤノンの映像エンジンDiGiC-6の優秀さも大きいのだろうな。

キヤノンDiGiCをスマホが搭載したら、また大変な事になりそうな予感もする。


SX710 HSは、風景を切り取るという楽しみが、めっちゃめっちゃ大きい。

一つの風景から、さまざまな写真を撮れるというのは、なんというか、旅行には一番の友になれそうな気がしますね。


1/2.3インチセンサーは、等倍画質が粗いため、2000万画素の力技でその分をカバーするという、苦肉の策のような特性がありますが、1/2.3インチならではの「ぼけにくい」美点は風景写真では実はかなりの威力があります。

まるで絵画のように、メインとなる手前の被写体と、遠景が、似たような被写界深度で描写出来るのは、一眼レフで意図しないぼけに苦しんだ後だと、これだーっ!!と感じる事も多いですね。

ただ、この1/2.3インチセンサー・・・に限らないのですが、画素数を増やした事で1ドットの描写力が粗くなり、それをカバーするために、多い画素数にする・・・という、冗談みたいなループに陥っているように見えて、カメラ業界の謎の一つって感じです。

1ドットの描写力を美しくし、画素数を下げるようにしたらいいんじゃないか・・・ファイルサイズは小さくなって楽になるし・・・とは、どうしても思ってしまいますね。

1/2.3インチで1200万画素だったら、もっともっと美しくなるんじゃないかな??違うかな・・・


それと、状況説明用などのメモ的な写真は、もうSX710 HSの独壇場です。

気が付くと、旅行などで看板とか周囲を説明するような重要な情報入り写真は、SX710 HSが大量に抱えていて、写真枚数も一番多いカメラになっています。

今って、スマホで十分!!などと言われますが、観光地では「うまく撮れなーい」とか「やっぱりスマホかー(涙)」とかいう悲鳴が上がっているじゃないかよ!??・・・と思うんです。

Power Shot SX710 HSを使い始めたら、逆に、よほどの緊急でなければスマホ/タブレットカメラを逆に使わなくなってしまったし、こういう良いカメラを地道に出し続けていればいずれ報われるような気がします。