先日購入させて頂いた「グラフギア500」がとても良かったので、一気に欲しくなっていた同じぺんてる社の製図シャープペンシル「グラフ600」を、いよいよ購入させて頂きました。
やはりパッケージ袋入りの販売は嬉しいものです。
定価ベースでも630円、イオン477円という価格も涙ちょちょぎれ。
「グラフギア500」はプロの道具をアピールしていましたが、この「グラフ600」はクリエイター向けをアピールしていますね。
いよいよパッケージから取り出してみました。
金属グリップに施された滑り止め加工は、定番のローレット加工ではなくて、まるでドイツのステッドラー社ペンのようなリング状スリットというのがちょっと新鮮。
一緒に買物に言ってくれた人も「かっこいい!」と喜んでくれたこの精悍な外観!
円柱型の金属グリップと六角軸の組み合わせは、個人的にはとても安らげます。
何をどうやっても間違いのない組み合わせ。
ジャスト一番欲しかった0.5mmの黒色カラー軸モデルが最後の一筆だけ販売されていたので、あわてて買い物カゴ(本物)に入れました。
金属クリップはマット加工がなされていて、クローム(Cr)加工とはまた違った落ち着いた上質感がありますね。
プリントされたロゴも画竜点睛を欠く事もなく、ちゃんと全体の雰囲気を引き締めていて好感が持てます。
リング状スリットが刻まれた金属グリップは、落ち着いたマット加工(言い過ぎかも知れませんが、ラミー・スクリブルのパラジウム(Pd)コーティングみたい!)がされていて、クローム(Cr)加工されたノーズ・コーンや4mm長リード・スリーブの輝きと調和し、実に上質感があります。
私の手持ちのぺんてる「グラフ」シリーズですが、ありがたい事にグラフ600によって合計三筆になってくれました。
記念に並べて写真を撮ってみました。
それにつけても立派だと感激します。
写真上から、「グラフギア1000(0.7mm)」「グラフ600(0.5mm)」「グラフギア500(0.3mm)」となり、シャープ芯径によって広く使い分けられるようになりました。
ううむ・・・製図シャープペンシルって、こうして並べてみると、ペン先が特徴的な鋭さを持っているだけでなく、それを可能にする高度な加工精度がありとあらゆる場面に良好に作用し、自然と上質感までを生み出してくれていますね。
「立派なペンが欲しい」と思ったらば、いの一番に検討すると良い黄金カテゴリーなんだろうなぁ。
いつもの独自ペン字練習に使ってみると、製図シャープペンシルの盤石な基本性能のイメージ通り、揺らぐことなきガッチリした書き味。
低重心設計が好きか嫌いかですが、私は幸いにも低重心・高重心・ニュートラル全部が好きなので世話がありません・・・。
気になるリング状スリット加工の金属グリップの滑り止め効果は、ローレット加工と比較すれば弱め。
見た目から想像出来るように、滑り止め要素の密度が低いためしょうがないし、その代わり「指が痛くなりにくい」という長所があります。
もちろんローレットと比較すれば滑りやすいってだけで、滑り止め効果に抜かりは無いし、シャープペンシルとしてはすこぶる壮健です。