0.3mm芯のシャープペンシルをもっと強化したくて、ゼブラの製図用シャープペンシル「ゼブラ Tect 2way(テクト・ツゥーウェイ)・シルバー(0.3mm)」を購入しました。
定価ベース1050円という高額シャープペンシルとしては、異例の中の異例、短期間で同一シリーズ3筆目となりまして、我ながらこの突然の大ブレークには目を見張るばかり。
3筆目にして、ついに来たかの製図用シャープペンシル王道カラーのシルバーは安心と貫禄の美しさ。
テクト 2wayならではの特徴として光っているのは、やはり書き文字とグリップのリングに配色されたライトグリーンですね!!
これは新しいぞ!!
テクト2wayは、グリップは金属ですが、バレット(ペン軸)は樹脂。
樹脂のシルバーというと、発色ムラがあったりして質感にかなりの不利を覚悟しないといけなかったりするのですが(ぺんてるグラフギア500のように、樹脂の色ムラを個性的な模様と捉えればOKですが)、このテクト2wayの頑張りは相当なものです。
確かに、樹脂部材の凹凸やパーツの合わせ目は残存しているものの、部材表面には均一で丁寧なシルバー塗装が施されていて、精一杯感が伝わってきて好感度アップです。
うーん、やはりシルバーの煌きとライトグリーンのワンポイントの組み合わせは新鮮。
数ある製図用シャープペンシルの中でも、テクト2wayのカラーリングは、ひときわ強く心に響く感じがしますが、確かによっく練りこまれている。
しかも、グリップの滑り止めのリングは、このシルバーに限り何と半透明素材。
下地のシルバーに反射した光が、リングをなかなか不思議な質感に彩ってくれていますね。
ゼブラは巧い。
0.3mm強化作戦!!
実は、我が家の0.3mm芯シャープペンシルのラインナップを厚くしたくて、ちょっとだけ強化作戦を実行中です。
テクト 2way・シルバーは、作戦の頼もしい一員でもあります。
0.3mm芯は、精密な文字が書けるのは文句なしの美点なのですが、その代償として、どうも折れやすくて神経質なトゲトゲしい印象もついて回ります。
その解消を期待し「ぺんてるAin STEINギガ強芯0.3mmの2B」を導入しました。
ちなみに、ぺんてるAin STEINを心から信頼しアテにして、同時にシャーボXのシャープ・メカにも0.3mmを用意しました!!
シャーボXの0.3mmシャープ・メカについては後日機会があれば記事を書かせて頂きたく思います。
極細の0.3mmに、柔らかくて濃い硬度2B芯の組み合わせは、事前の予想を超えて感動の書き味でした!!
テクト 2wayに最初から入っていた芯って、決して悪くはないのですが、やっぱり硬くて薄くて0.3mmの神経質さを突きつけられてしまいました。
これをAin STEINギガ強芯2Bに入れ替えたら、「わぁっ、0.3mmなのに滑らか!!」
何と言いましょうか、優しく柔らかいよく知る0.5mmみたいな書き味に大変身。
我が家のシャープペンシルの芯は、筆記具に最初からサービスで入っていた芯をそのまま使っているか、ぺんてるのAin STEINギガ強芯シリーズの「B」にするか、どちらかにしていますが、今回の0.3mm「2B」は特に威力がデカく、即急に全0.3mmペンシルを、ぺんてるに入れ替えたいです。
それと、テクト 2wayもやはり性能の切れ味が抜群。
ぺんてるギガ強芯のハイ・パフォーマンスもあるんでしょうが、わざと少し筆圧を強くして書いても芯が折れない!!
これは賛嘆する結果なのです。
0.3mmだと、私の大好きかつ信頼するあの「ロットリング300」でも、ステッドラーの925-25-03でも、勢いがつくとポキーンとなってしまって「あ、あれっ」ショック!でしたが、テクト2wayとAin STEINギガ強芯2Bは、0.3mmでは諦めていた安定性が得られている気がする!!
ゼブラ、ぺんてる・・・今日もおいしいご飯が食べられます、ありがとうです!!