2013年7月20日土曜日

ようやく入手した、ぺんてる「グラフギア1000 0.5mm」

手持ちの0.7mmが非常に気に入っていたものの、他の芯径をなかなか買えずにいたグラフギア1000でしたが、このほどようやく入手する事が出来ました。

ぺんてる・グラフギア1000 0.5mm」です。


日本のシャープペンシルには珍しい、非常にアグレッシブなデザインのグラフギア1000。

ぺんてるのグラフ・ファミリーは、芯径によってワンポイントカラーを変えているのも特徴で、0.5mmはダーク・ブラック。

購入する前は、「ちょっと地味なんじゃないか?」と思って心配していましたが、銀色の軸と、ダーク・ブラックカラーの一体感は秀逸なものでありました


グラフギア1000は、ノック部分が長めになっています。

これは、このペンの最大の特長である「ペン先収納機能」を象徴する部位でもあり、長めのノック部分を一気に押し込む事によって、本体内部に収納されたペン先を勢い良く一気に"カチッ"と繰り出すアクションが発動します。


それにつけても、これだけデザイン性を全面に押し出したシャープペンシルは本当に珍しいです。

大きく張り出したクリップに、金属ローレット+多数配置された楕円形の軟質材の複合素材グリップ、金属製ボディにさらに綺羅綺羅した銀色塗装を施したペン軸など、特徴の塊といった趣があります。


ペン先は収納ギミックがあるものの、その強度や書き心地は、固定式のモデルと比較しても全くひけをとりません。

強力に保持されているため、その代償として、ペン先を収納する時に戻ってくるペン尻のノック部分を指で抑えておかないと、バチン!!とかなり大きな音がするため、図書館やオフィスではやや注意かも知れませんね。


0.7mmの強靭さは言うまでもありませんが、この0.5mmも相当に強靭です。

既に仕事に投入していて、会議等で急ぎながら高い筆圧をかけて筆記しても芯折れする気配無しですし、複合素材グリップの握り心地は快適、書き味も滅法良いと来たもんだ。

金属製でやや重みがあるため、好みが割れるシャープペンシルではありますが、この存在感には大きく惹かれるものがありますね。