アーカイブスの「悪魔城年代記/悪魔城ドラキュラ」がとても気に入り、ヴィータ専用ソフトでも、同じくらいダークな雰囲気のアクションをやってみたいなぁ・・・と思ったら、極めつけそうな凄いソフトがありました!!
それが、ヴィータ専用開発ソフト「ソウルサクリファイス」です。
今回は、DL版ではなくてVitaカード版を購入。
DL版もカード版も同じくらい快適に遊べるので、どっち側を買うとか固定しないで、買えるタイミングになった方を買うという方針です。
ただ、DL版を買っておいた方が、将来出るであろう次世代ヴィータ(ヴィータ2)において、より互換性リスクは低減されるかなぁとは思いますが、いいんだ。
よし、早速プレイだー!! と思ったけど、そうはいかず、まずはゲームプログラムを最新版にアップデートする作業からスタート。
実は、これよりも先に、悪魔城ドラキュラを遊んでいる最中だったんで、こっちを終わらせるのも大変でした・・・。
次のゲームを起動するには、前のゲームを終了しないといけない、という仕様には異論は無いけど、だったら、いつ終了しても良いようにいつでもゲームをその時の状態で保持する「状態セーブ」を真剣に実装して欲しい・・・と思ってしまう。
ヴィータは、いかんせん、本格的なマルチタスクOS(VITA OS)搭載の高機能マシンなんで、快適性に対する要求のハードルが上がってしまう。
おおー。
悪魔城ドラキュラのグラフィックも良いのですが、ヴィータ専用だと、解像度のキレがハンパじゃないので鮮烈感がありますねー。
このソウルサクリファイス、何やらマーリンなる狂った(?)ヤツに生贄にされそうな主人公が、なんとかしようと必死であがくという展開でスタートします。
もちろん、詳しい事情はプレイヤーには明かされないまま始まるわけですが、とにかく緊迫感というか、主人公が激烈にヤバイ立場にあるという追い込まれ感がハンパではなく、時間を忘れてストーリーに没頭させられてしまう迫力があります。
ゲームの重要な要素となるのが、生きた本(?)のリブロム。
こいつ、とんでもない能力があるんです。
リブロムの中には、マーリンに対抗出来るくらい強い魔法使いの日記みたいなものが書かれているんですが、それを読むと実際に自分もその内容を体験して、あわよくば強くなれる能力がある、というわけです。
つまり、本を読んで、どんどん強くなれば、マーリンを倒して生贄の立場から脱却出来るかもしれない!!
もうやるしか(読むしか)ねぇ!!
というわけで、このリブロムに書かれた内容を読むと、すなわちバトルステージ行きになって、ゲームスタートというシステムです。
この本を読む、というシステム、よく考えついたなぁ!!と感心させられます。
なにしろ本なんで、ストーリーがそのまま文字で書かれていて、とにかく自然に没頭しやすい!!
いわば、サウンドノベルと、アクションゲームが実に自然に融合している感じなんです。
本を読み進めると、ある段階から、いよいよバトルステージに投げ込まれます。
なんかよく分からないけど、とにかく、怖い!!
本に書かれた事が現実になるとは言え、しょせん本の中の話だろって甘えは一切無くて、死んだらお前も本当に死ぬから!!よろしく!!みたいな。
ゲーム画面・・・すごすぎ。
もちろん、PS4と比較してしまえばまだまだなんでしょうが、毎回、ヴィータのパワーには驚かされるばかりです。
与えられたノルマを達成すると、現実の世界に戻って来られます。
本を読み進めると、どんどんストーリーが明かされ、自分を生贄にしようとしているマーリンとかいうやつの正体や、倒し方とかも分かるとかって。
やばい。
これは先が気になって止め時が見つからないパターンじゃないか!!
気分を高揚させるような、壮大な音楽もポイント高いですぞ。
セーブデータはオンライン・バックアップ!
カード版ですが、こうすればセーブデータだけ独立して取り扱う事が可能です。
というか、ヴィータさんって、こうしないとセーブデータだけ切り離す事って出来ないのね・・・。
ソウルサクリファイス・・・こいつぁとんでもない名作の予感。