今回の記事では、ソニーXperia Z Ultraのカメラに慣れるため、早朝の自宅のアサガオ(等)を撮影しましたので、それを掲載させて頂きたいと思います。
高級コンパクトデジタルカメラ欲しいなぁと思っていましたが、常時持ち歩くXperia Z Ultraのカメラに慣れればそれで良いのでは?という方向が固まってきました。
タッチ・シャッターはなかなか正確で快適です。
800万画素なのですが、とにかくテンポよくタッチ・タッチで、カシャっとカシャっと撮影出来るのでストレスがありません。
Xperia Z Ultraは、映像エンジンBIONZ搭載してないものの、そもそも4コアCPUの処理能力はかなり高いんで、その余裕が色々フォローしてくれている感じ。
屋根まで伸びるアサガオを撮影しました。
こういう、手前から奥まで全体にピントを当てたい!!という思いが、ズバリ写真に撮れるのって、まさに小サイズセンサーカメラの美点かなぁと。
大サイズセンサーのカメラは、一般的に「小センサーより優れている、背景がボケるから良い」というけれど、裏を返して言ってしまえばそれは「ボケたくない所でも勝手にボケてしまう」という事でもあり、優劣がどうのこうのではなく「違う表現力を持った絵筆」として対等だと認識しないといかんなぁと自戒します。
Xperia Z Ultraは、当然ながら高級コンデジの画質には全く及ばないのですが、及ばないたってこれくらい写れば良いじゃんか、という絶妙なところにありますね。
等倍で見ると、クリアビット配列独特の「荒れ」みたいなものがあって、つるっとクリア・・・みたいにはいかないですし、輪郭強調も強くかかってて自分ではコントロール出来ませんが、そこまでは求めないみたいな。
これだけの携帯性がある機器で、さくさく写真が撮れる嬉しさの方が勝りますね。
愛車のアイちゃんの横顔越しに、朝陽で薄くオレンジ色に染まる空を見上げてみました。
撮影モードはHDR。
そう、Xperia Z Ultraに搭載されるExmor RSセンサーは、普通にHDR撮影が出来るのが痛快なメリット。
HDR処理中・・・とかって待ち時間が発生する事なく、ワンショットでパッと撮れてしまう。
(追記)
すみません。間違えていました。
HDR撮影は2枚撮影した後で合成します。
HDRセットした後で、ISO感度等を変更すると、HDRが解除されるという動きに気が付かず、HDRだと思ってました。
この写真は、HDRではなく、素のXperia Z Ultraの実力でした。
このため、本来なら相当に広いダイナミックレンジを有した超高性能センサーを必要とする、きつい明暗差のある局面でも、うまい具合に乗り越えられてしまう。
空が白く飛ぶか、車体が黒く沈むか、いずれにしろ現場のイメージ通りにはならないかなぁと思うと、きっちり撮れているのは驚いてしまう。
Exmor RSセンサーは、搭載された時点で既に大きなアドバンテージに浴する・・・と言っても良い気がする。
Xperia Z Ultraのカメラは、なかなかにやってくれる頼もしいやつですな。
日常ではXperia Z Ultraが押しも押されもしないメインで、撮影旅行や、撮影目的ではない旅行に出た時でも、超小型一眼レフやハンディカムをメインにして、サブはXperia Z Ultraが固める・・・という流れになると思います。