2014年8月9日土曜日

ソニーのXperia Z Ultraは、androidマシンの理想にして終着点かも!?

先週から気になってしょうがなくなってしまった、ソニーの6.4インチタブレット「Xperia Z Ultra」ですが、一週間、頭の中で徹底的に美化し、ハードルを激烈に上げてから、実機をじっくりと操作して来ました!!


ハードルを散々上げてから手に取ってみましたが、全く揺るぎなく素晴らしい!!

というか、このXperia Z Ultraを触ってしまうと、これ、androidマシンの最終到着点でもいいやってくらいの気持ちになって来ます。

板タイプの究極とも言えるデサインと、アルミフレームと両面ガラス素材による、極めて高い質感は、もはや、モバイル機器ではなく、高級筆記具を手にする時のような高揚感に溢れています。


薄さは驚異の6.5mmと、スペックだけでも大したものなんですが、握った時に手を痛めないように慎重な加工がなされており、ボディを片手で握った時にも痛いとかの不快感が全然ありません。

単にビックリなスペック数字を達成してるだけーー、ではありませんね。

ユーザーに末永く大切に快適に使って欲しいという、良いものを届けたいという真心に溢れた製品だと感じました。

個人的には、美しさにおいても存在感においても、あのiPhoneやiPadシリーズとも完全に同格かもと思えるマシンであります。

何だかんだ言われても、日本からこのマシンが出た事は本当に大きな喜び、としか言いようがありません。


うぉっ!! カメラの起動が一瞬!!!!

810万画素のExmor-RSセンサー採用・・・というスペックばっかり気にしてましたが、カメラの起動がスパッと一瞬!!というのは感動です。

一眼レフかよってくらい速い。

しかも、6.4インチの液晶がそのままファインダーになるわけですが、モニタに写っているというのではなく、風景をそのまま切り出している感が爽快(タブレット全般がそういう特長を備えいますが)。

一般のデジカメやビデオカメラは、液晶を見て撮影させるスタイルに変貌していますが、こういうのを見てしまうと、やっぱりカメラ専用機は、ファインダーで勝負しなくて大丈夫だったのか!?といらん心配をさせられてしまいますね。

個人的には、液晶見ながらの撮影はあまり好みではなかったんですが、こういう、風景をそのままフレームに切り取るレベルに達しているタブレットは完全に別格。

タブレットのオマケのカメラ・・・という認識ではなく、全く新しい「風景フレーム・デジタルカメラ」として手厚く使って行きたい気分になります。

ただし、撮影音はボリューム全開という感じで、うるさいっすね。

フォーカスが合焦するピピッて音が既に大音量で、その後の「カシャッ」もでけぇ。

盗撮に悪用されるのを防止したい!!という気持ちも熱く(?)伝わるサウンドなのは確か。

ちなみに、スペック的には、前世代のカメラ。

映像エンジンBIONZにも対応してないし、Gレンズでもないのですが、ある程度可能なマニュアル撮影で十分に乗り切れそうです。


個人的には、完全にモバイルマシンの歴史を変えた手持ちの「東芝dynabook tab VT484」と、Xperia Z Ultraを重ねてみました。

携帯性と気持ちのすく広さ、そして美術品や高級筆記具のようなオーラを湛えたXperia Z Ultraは、久々に何の疑念もなく欲しくて震えて来ます。

ただ、そんな最高の製品と比較されても、東芝はかなり健闘してるなぁ・・・!!という印象。

丸みを帯びたシャンパンゴールドのボディは、ファミリー的な柔らかさに好感が持てるし、液晶の外の枠が太いのだけど、Windows 8.1は、枠の外からフリックしてタスクをテンポ良く切り替えられる・・・というアクションがあるため、実はかなり有意義だったりします。

握った時の誤タッチも緩和されるし、このタブレットは、使っていくうちにどんどん好きになれる遅咲き(?)のタイプ。

それと、あまりにも個人的な話で恐縮ですが、Windows 8.1の操作が気に入り、しかも慣れ切っている身のため、Xperia Z Ultraのシステム操作がちょっとしにくい、と感じてしまっているのが心配点と言えば心配点。

既に言いがかりのレベルですが。

ただ、Xperia Z Ultraの母艦を東芝dynabook tab VT484にしたら、どっちもモバイルという世話の無い状態になって二倍楽しいかも!!