ちょっと前、みちのく公園コキアカリの撮影で苦労したEOS KISS Mのリモートスイッチが無い問題(?)ですが、解決に踏み出そうとしています。
すぐやれる事からやる、の精神で、手持ちのスマートデバイス(スマホ)ZenFoneによる「リモートライブビュー」をやってみる事にしました。
朝5:00に準備して、町に出てフィールドテストです。
↑(※状況写真は、PowerShot G9X Mark2で撮影しました)
朝5:00に起きて町に来てみましたが、夕闇くらいかな、結構明るくて、あらら明るいなっという感じ。
あと半月もすると格段に暗く寒くなるけども。
さて、ZenFoneとEOS KISS Mは、WiFiボタン一つで簡単接続出来るように設定しているので、接続は簡単です。
ただ、簡単とは言え、とは言えですよ、やはり、EOS KISS MのWiFiボタン押して、ZenFone取り出してアプリ(キヤノン純正カメラコネクト)起動して・・・。
簡単は簡単だけど、なんやかんやで数十秒くらいはロスタイムになるから、これをどう捉えるか?
ただ、一旦接続してしまえば、ドド便利ですね。
スマートデバイス/スマホ(ZenFone)の画面に、EOS KISS Mの見たままの風景が映る!
ただ、これは文句ではなくて、純粋な事実なのですが、画質がEOS KISS M本体液晶よりも粗いのと、リフレッシュレートも粗いため、カメラを移動させたりした時に風景がガタガタ動いてしまいます。
そんな事よりも、カメラの設置場所や角度に全く影響されずに、画を確認出来るアドバンテージが勝りますが。
↑イメージ的には、EVFを外して自由に持ち歩ける感じです。
EOS KISS M本体の液晶は、もはやどういう状態でも構わないので、情報表示にしておく事も可能です。
それと、かなり感心するのは、ただシャッターを切ったり、風景が確認出来るというだけで終わらない点です。
カメラから離れても、ピント合わせ、シャッター速度、絞り、ISO感度の変更が全てスマートデバイスから可能。
これは結構クセになりますね。
EOS KISS Mのというか、キヤノンカメラのタッチ・インターフェース自体が、スマートデバイスを手本にして時間かけて磨き上げて来た高レベルな出来栄えなので驚く程に相性が良いです。
↑いよいよ実写ですが、風景の転送にはタイムラグはあるのですが、シャッターを切った時のタイムラグは無く、スマートデバイスのシャッターボタンをタッチした瞬間、「コシッ!」とEOS KISS Mからあの独特のメカシャッター音が響いて来てくれます。
まぁ、ここで一瞬遅れてシャッター切れるとかなったら、何の温かみもなく、完全に使い物にならないわけですから、このシッカリ感はさすがにカメラメーカー製ですね。
リモート画の遅れはもう許容するしか無い、というよりは、もともとがカメラ操作が「主」であって、リモート画は「従」というか豪華な追加サービス的なものなので、あるだけで便利と大喜びすべき所でしょうね。
気持ち良く撮影が出来ました。
↑撮影に関しては、快適で、全く気になる点はありませんでした。
ただ、操作や撮影は万全ですが、それ以外の点で気になる事・・・それはもう薄々お気づきの事と思いますが「バッテリー消費がすげーんじゃねーの?」という不安。
カメラの方は、むしろ、WiFi分だけの消費だから、トータルでそんな大して違わないのではないかという気にはなるのですが、スマートデバイスにかかる過重な電力負担はかなり気になるところ。
長丁場だと、スマートデバイスにモバイルバッテリーをブッ刺して歩くとか、何か変な事になりそう。
とりあえず、移動中はアプリを落とすとか、リモートライブビューは切るとかすればいいとは思うのですが・・・。
ただ、電気食いそうってのは、まぁ最初から分かってた事なので、どんだけスタミナいけるか?というのも確かめてみたいですね。