手持ちの節電モバイルPC「ASUS E203NA」ですが、Windows 10チューニングで本当に快適になっています。
当機の搭載するCPU「Celeron N3350」は、よく遅いと言われますが、Windows 10が裏で勝手にさまざまな処理を動かしているのが原因である事もあります。
■ノー・チューンのWindows 10のヤバさ
↑では、チュー二ングしないWindows 10がいかにヤバイのか?ちょっと実例を出してみます。
これはChromeブラウザの更新処理ですが、Celeron N3350だと、軽くCPU利用率が100%に達しているのが分かります。
これ、自分で処理を実行しているのなら、負荷のかかる処理をしているという認識があるから良いのですが、こんなのが裏で勝手に動き出します。
何か重たい処理をしようと思っているタイミングで、こういう類の処理が裏で動いていると、たちまち「なんだこのPCは遅くてへぼい!!」という事になりかねないです。
↑裏で勝手に多数の処理が動くと、特にCeleron N3350は困ります。
たとえば、Google Updateが勝手に動くのを阻止するためには、タスクスケジューラを見るわけです。
すると、定期的にGoogle Updateが動いているのが分かるので、無効にし、これをもってまず一つチューニング完了というわけです。
ただし、自動実行を止めるという事は、自動では最新状態にならないというわけで、自己責任で手動でもって最新版にする責任が発生して来ます。
このあたり、Windows 10チューニングの中でも、タスクスケジューラやサービスに踏み込むのは難しい。
少なくとも、知識がなく、「止めると速くなると言われたからやった」というのはいけません。
理解してやらないと、いざ機能が必要になった時に進退窮まってしまうからです。
今回の記事では、是非やろうではなくて、速くするのにこういう手もあったよ、というトピックスとして捉えてもらえればと思います。
↑特に、サービスに踏み込むのは、本当に上級クラスの知識が無いといけません。
たとえば、Google Updateを止めようと思った時に、それに該当するサービスを止めてしまうと大変な事が起きます。
なんと、手動でも、Chromeブラウザを最新版にアップデートできなくなってしまいます。
知識があれば、その必要性はともかくとして、無効にしておいて、使う時にだけ有効にするという事もできますが・・・。
こうした中枢部分に踏み込んで行くチューニングは、セキュリティ決壊や、システム崩壊など、エグイ状態になるリスクも伴うのでオススメするものではありません。
むしろ、知識がないとやってはいけないパソコン24時です。
ただし、徹底的にやると、Celeron N3350機は、重たい処理をしない限り、ノーチューンのCore i7機くらい快適になったりします。
Windows 10は、Windows 7よりも、セキュリティがガチガチに堅くなり、裏で実行されるタスクも数多くなっているのでチューニングも楽しいものです。
とは言え、慣れた頃に「はい次のモデルチェンジしまーす!勉強し直してね!慣れてた人はご愁傷様(爆笑)」となってしまうのが、コンピュータの世界の日常。