2022年8月13日土曜日

(カメラ) 遂にEOS R10にEF-S 24mm F2.8 STMレンズ装着!!リングコントローラー付きMA

遂に、というのは大げさですが、いよいよEOS R10にEFレンズを装着する時がやって来ました。


コントロールリング付きマウントアダプター(MA)初装着

EOS R10は、Rシステム(RFマウント)という全く新しいシステムであるため、残念ながらEFレンズとEF-Sレンズを装着する事が出来ないようになっています。

ではどうするか、マウントの橋渡しをする「リングコントローラー付きマウントアダプター(以降MA)」の出番です!!


↑コントロールリング付きMAは、型番がEF-EOS Rとなっており、マウントアダプターとしてはかなり高価で、私が購入させて頂いた時は実売で2万8000以上いたしました...(涙)。

とは言え、さすがにその値段だけあるのか、立派なポーチに入っているし、梱包もかなりがっちりしたエアークッションに守られていて安心でした。


↑EF-EOS Rの質感はとても良く、肝心のコントロールリングも、元となった(であろう)高級コンパクト「PowerShot G」シリーズにひけをとらない高級感がシッカリと継承されております。

EF-S 24mm F2.8 STMレンズ、RF 16mm F2.8 STMレンズとともに、EF-EOS Rを並べてみました。

EOS R10にはない、防塵防滴構造もバッチリ採用されており、今後登場するであろうプロ機にもそのまま持っていけるので早めに買っておくのが吉かも知れません。

↑リングコントローラー付きMAのEF-EOS Rですが、装着すると、一歩前にマウントがせり出すという事もあり、ただでさえ体が小さいEOS R10ボディ全体を覆い尽くす感じになり、とんでもない巨大マウントに見えてしまいます。

ただ、この現象は、既にEOS KISS Mのマウントアダプターによって、もっと強い効果を体験しているので驚きはしませんが、相当な刺激です。


EF-S 24mm F2.8は、その小ささがちゃんと生きている!!

EF-S 24mm F2.8 STMは、パンケーキレンズと呼ばれる特に薄型のレンズであり、EOS R10に装着してもその小ささはちゃんと生きています。


↑EF-S 24mm F2.8 STMレンズを装着すると、リングコントローラー付きMAのEF-EOS Rの分を合わせても、だいたい、RF 16mm F2.8 STMレンズと同程度のサイズ感におさまっています!!

しかも、かなりメカニカルでカッコ良いです!!

マウントアダプターというと、しぶしぶ使うものというネガティヴなイメージもありますが、キヤノンは違います。

マウントアダプターによって生まれるスペースをチャンスとして捉え、ここにEOS Rシステムの特長の一つである「コントロールリング」を装備する事に成功しました。

これにより、EF-S 24mm F2.8 STMという、本来はコントロールリングを持たないシステムのEFレンズ/EF-Sレンズが、コントロールリングを使う事が出来るわけです!!

最近は、EOS R10の極めて優れた操作性に慣れて来てしまい、コントロールリング(ISO感度を自由に調整する機能を割り当てしてます)が無いと、ちょっと寂しいかなと思うようになって来ました。


↑コントロールリング付きマウントアダプターは、カメラの迫力をさらにアップする、お得なパーツかも知れません。

EF-S 24mm F2.8 STMは、個人的に決定的な良レンズなのですが、これが、新しいEOS Rシステムにおいても、さらにカッコ良く使えて行くのは安心で泣きそうです。


EF-S 24mm F2.8 STMは、まるでRFレンズ並に快適に使えました!!

ここで記事を分けずに、そのまま、実際のEF-S 24mm F2.8 STMレンズの使い勝手や画質について続けたいと思います。

早朝から家の修繕作業などがあったので、その作業する前に、早朝の町歩き撮影で色々撮ってみました。

結論から先に言うと、EF-S 24mm F2.8 STMは、RFレンズと差別なく、そのまま快適に使えます!!

EFレンズを叩き売って、新しいRFレンズにするのも良いですが、EFレンズは手放さなくともそのまま従来以上に快適に使えるという感じ(機種によるのかも知れませんが)!!

それどころか、EFレンズは、今後も主力として立派にやっていける手応えがガッチリ掴めました!!


↑心配していたAFも、ちゃんとEOS R10の高度なAFシステムに追従出来ており、EFレンズだから劣るという事は全く無い感じです。

一眼レフと同じ感覚でパリパリに使えています。

このあたりは、EOS Rの基礎と言える、EOS KISS Mで快適だったので、もともと心配する必要は無かったかも知れませんが...

AFは高速で高精度、コントロールリングも使えてもう何も言う事はありません。


↑画質も、これも最初から心配する必要は無かったと思いますが、さすが24mm単焦点レンズと言うクリアさです。

24mmは、私にとっては本当に使いやすい画角であり、ここをどうするか長年悩みだったんですが、EF-S 24mmの登場でその悩みが解決されました。

ただ、システムが全く新しいEOS Rシステムに変わってしまい、どうしたことかと心配してましたが、ご覧の通り、新システムでも全く変わらずに素晴らしい力を発揮してくれて、安心のためにヘナヘナとなりそうです。

やはりEF-S 24mm F2.8 STMレンズが使えないシステムなんて、と思うので、そん心配が完全になくなったEOS Rシステムは、これからも安心してやっていけます!!!!!

それと、繰り返しになりますが、EFレンズはEOS Rでも快適に使えるのが分かった(まだEF-S 24mm F2.8 STM一本しか使ってないが、他のも大丈夫でしょう)ので、あわててEFレンズを売ってしまえーーという人はちょっと待った。

EF(EF-S)レンズは、何の変わりもなく優秀なままだし、EOS Rでも主力しても良いんじゃないかな。

まだ1本で気が早いかも知れないけれど、EF-S 24mm F2.8 STMはバッチリです!!