個人的に稀代の大傑作ワイヤレスイヤホンだと確信する、ソニー入魂の「WF-1000XM5」ですが、毎日その素晴らしさに瞠目しています。
やはり、中身が押しも押されもしないハイエンド、フラッグシップなのにも関わらず、リスナーに寄り添った親しみやすさを全面に押し出し、良い意味でスタンダードタイプの良さを持ち合わせる、というのが心を捉えて離しません。
また、世界展開のイヤホンではありますが、こういう「表面は炭火のようにおだやか、中身はマグマのごとき威力」タイプは日本人の深層心理に合っているのではないでしょうか?
ただ、このイヤホンの実力を引き出せるプレイヤーというと、やはりスマートフォーンでは荷が重いなというのは、前のフラッグシップ「WF-1000XM4」で既に痛感しているため、永久にとは言いませんが当分は、WF-1000XM5はウォークマンとだけペアリングする、ウォークマン専用イヤホンといたします。
そして、通勤で毎日音楽を聴きながらこのイヤホンのエージングを進めて行こうと思っています。
初日に感じた「ダイナミックドライバーXのバタつき」は解消されましたが、まだまだエージング不足を感じるため、これから何ヶ月か先に本領発揮かなという感触です。