パジェロミニは、SUVだけあって、車体そのものが高い位置にあるという、とてもナチュラルな下地があります。
セミトールワゴンのekワゴンは、逆の発想をしています。
つまり、下からせりあがる、メーター類などの物体をカットし、見晴らしを確保する手法です。
ekワゴンのステアリングを握ると、目の前にはダッシュボードのフラットな空間だけが広がっているんです。
これって、最初はかなり違和感あるんですが、ここまでスッキリしているとむしろ潔いものがあります。
まぁ、自然と慣れてくるもんですが、ekワゴンのインテリアは、長く飽きない絶妙なデザインなのかも。
決してカッコばかりじゃなくて、大きな収納スペースが隠されているのも、既にこのブログにも書かせて頂いた通りです。
運転してても、窓は広いし、アイでは非常に気になったピラーも視界を邪魔しない。
上から見下ろすタイプではない、ナチュラルな見晴らしの良さには、ちょっとグッと来ますね。
■軽のススメ■
ekワゴンばかり絶賛してる私ですが、好みもありますし、とにかく軽自動車は、もう遥か昔のように安くてショボイというクルマでは、絶対に無いです。
ワゴンRが売れ筋ナンバー1なのも、全然不思議じゃない。
今の軽は、立派な上に、どこにでも入って行ける真のコンパクトボディを持ち、「制約のキツい中でベスト以上の物を生み出す」という、日本人が世界に誇る力の最たる例でもありましょう。
さらに、自動車税や車検の時には、維持費の圧倒的安さ(というか普通車高すぎ?)を実感出来るわけです。
未だに軽をバカにする人は、中身じゃなくて「軽」というネーミング、レッテルに惑わされてる気がします。
まぁ、こういうレッテルは、クルマに限らずありとあらゆる場所で人間を縛っているものですけれど・・・・