友達からチケットをもらい、キグレ大サーカスに行って来ました。その道中、私たちのクルマと、新型スズキ・ワゴンRが結構長い時間併走する機会があり、実際の走りを外から見る事が出来ました。
うーん。カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したとは聞いていたけれど、なるほど、立派な印象。
さっそく手元のWillcom 03で新型ワゴンRについて検索してみると・・・出るわ、出るわ、モノスゴ評価が山のように。
もはや軽自動車がどうのこうのというレベルではなくて、純粋な高品質コンパクトカーとしてガッチリ仕上がっているようですね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080926/1019133/
ekワゴンと比較すると、こと中身において言えば、ワゴンRの進化っぷりは行くところまで行っており、残念ながらekワゴンはライバルの範疇には入れてもらえず、さながら新・旧カー対決の様相を呈して来ます。
ただこれは、実際に三菱のディーラーさんも非常に気にしており、むしろ私が気にしなさ過ぎと言えるでしょうね。
新型のワゴンRは、シャーシからエンジン、CVTトランスミッションまで最新技術で新規開発しており、昔からあるエンジンをそのまま使い続けてるekワゴンがド不利なのは、まぁ、折込済みといったところでしょうか。
ただ、エンジンだけを言えば、三菱には「アイ」用に開発された3B20型エンジンがあるのです。これはアルミブロックによる軽量化、可変バルブタイミング機構MIVEC採用、今や三菱660cc
エンジン唯一のDOHC、電子制御スロットル搭載といった技術トピックス満載のエンジンで、色々な車種に展開するはずだったエンジンなのですが・・・未だにアイ専用のままですねぇ・・・。
ただ、このエンジンを搭載し、最新設計に対応したワゴンを生み出すとなると、やはり時間とお金がかかりすぎておいそれとは出せないって事なんでしょうかね。
もっとも、そーとー古い設計のエンジンを、ほぼチューニングだけで持たせている三菱のさばき方も決して甘く見る事は出来ず(というかそういうテクニックも考え物?ですが)、燃費がジタバタ出来ないのは辛いとしても、ekスポーツのエンジン特性や動力性能の評価が高いのは特筆すべきものではあります。
何はともあれ、新型ワゴンRは、ダメ押し追加点のように、ekワゴンでは不可能なCVTの4WDモデルですらもシッカリとエコカー減税が受けられるし、スゲェ・・・。そりゃ売れるし、逆に売れない理由なぞ見つからないくらいのクルマでありますな・・・。
(追記: 最初は4ATの4WDでもエコカー減税・・・と書きましたが、さすがにその組み合わせは無い模様。CVTだからこそ、4WDでもエコカー減税可能と言うべきか。しかも補助金5万円も出るので、ハッキリ言って支払いの段階まで考えると、さすがにekワゴンは指名買い以外ではワゴンRとは勝負にならないかも知れないですね・・・。)