2009年9月26日土曜日

シグマ28-200mmレンズで撮ったコスモス




リーズナブル(当時の新品実売価格が1万5000円くらい)で軽量コンパクトな高倍率ズーム、
シグマ28-200mm F3.5-5.6レンズで撮影した、角田市のコスモスです。

このレンズは、球面収差が前面に出てくるので、本当にフワッとした描写です。

でも、これは決して悪い事ではなくて、フィルムカメラのようなノスタルジックな感じがかなり好みです。

デジタル時代のレンズって、ゾリゾリのガチガチにシャープネス高くないとダメみたいに言われますが、それはそれで一見識であるものの、意外とフンワリ系レンズの方が、写真プリントした時に好ましかったりするんですよねぇ・・・。

今回は、レンズをEOS KISS X2に装着し、撮影は全てマニュアルモードでの撮影です。
絞りは全てF/5.6に設定しています。

このレンズの広角端である28mmは、APS-Cカメラにとってはジャストな画角かなと思います。とにかくマッタリとした誇張の無い描写になるので、好ましく思います。今回の撮影でも使っています。

でも、28mmと言っても、キヤノン純正単焦点レンズのEF 28mm F2.8と違って、高倍率ズームの宿命か・・・被写体にあまり近寄れない(最短撮影距離48cm)のが、やや物足りない点かも。

ぼけ味は、なんか予想よりもずっと良いのでビックリしますよね。
絞り羽根が8枚もあるから、ってのも好結果につながっているのかな。