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2009年9月30日水曜日
デジタルカメラマガジン特別編集「EOS 7Dのすべて」を買いました!
デジタルカメラマガジン特別編集「EOS 7Dのすべて」という本を買いました!
親しい人に本屋さんから買って来てもらったんですが、午前中のうちに売り切れ寸前だったみたいです。
EOS 7Dのライバルは、もはや同じ価格帯のカメラには存在しないため、純粋なプロ機の最高峰EOS 1Dがガチンコで比較対象となっているのが、震えるくらいスゴイです。
今回の「EOS 7Dのすべて」は、あまりにも大量に投入された最新の技術の解説を押さえるだけで大騒ぎで、期待したほどには実写の分析や検証にページが使われてはおりませんでしたが、それでも新しい情報がかなり判明しました。
■大暴れするイメージモンスター■
精密な露出制御、ホワイトバランスの正確さは、数多いEOSの美点の中でも特に華と言えるものです。
これらは、EOS KISS X2でも十分に味わえるものでしたが、EOS 7Dともなると、もはや手のつけようもないくらい進化しており、完成したと言っても良いレベルのようです。
とにかく、新型のAFシステムや、色を識別する「iFCL測光センサー」は、初物なのにもかかわらず、効果は満点のようですね。
気になる1800万画素は、立体感のある描写力として生きており、「大判カメラにあこがれた画質」とまで賞賛されていました。
ただし、JPEGでの撮影では、EOS 7D本来のパフォーマンスは出ないようになっていますね。
勝手にかかるノイズリダクションなど、意図しない画質劣化に悩む局面君もあり、EOS 7Dは面倒くさがらずに、きっちりとRAWで撮影して現像するのが基本のようです。
ノイズに関しては、まだ何も考えずに超高感度モードを使えるほどではないけれど、それでも、現在の技術レベルでは最高なのは間違いないようです。
かようにノイズばかり言われていますが、EOS 7Dの高ISO感度は、ISO 1万2800という超高感度ですらも色が崩れないなどの美点が揃っており、ポートレイトなどでは無理がありましょうけれど、なかなか使える手ごたえがあります。
大仕事をやり抜いてくれたキヤノン開発陣へのインタビューでは、「画素数を下げて、画質を向上するというアプローチはなかったのか」という問いに対して、「1800万画素にアップしても、画質もISO感度も向上するセンサーが作れたから採用した」といった趣旨の、これ以上ないストレートで分かりやすい回答が得られていました。
実際に、EF 300mm F4L IS USMレンズにてマカオのナイター競馬をISO 6400で撮影した見開きの写真があるのですが、その「うまくいってる度」には脱帽です。
ちなみに、EF 300mm F4L IS USMレンズは、いつ見ても美しいですねぇ。このレンズをデザインしたデザイナーさんには尊敬の念を抱きますね。
このレンズ、私としては、この世の全てのレンズの中で最も美しいと思っています。ずっと長い間欲しいレンズのトップなんですよねー・・・。EOS 7D本体とほぼ同等の価格で買える300mm単焦点!