2013年5月4日土曜日

HDR-PJ760Vの500万画素フォトモードで撮る「太平洋フェリー」

今年のゴールデンウィークは旅行とか遠出は無しにしたものの、母が太平洋フェリー好きなので、母の日のプレゼントの一つとして乗船して来ました。

カメラ機材に気をとられて、親孝行がおろそかになっては大変なので、一眼レフは取り下げて、写真はHDR-PJ760Vの500万画素フォトモードのみで撮影してみました。


パジェロミニでは数限りなく来たフェリー埠頭ですが、アイちゃんは今日が初めて。

母はクルマは全く詳しくないのですが、ミッドシップカーの走りが分かるみたいで、しかもえらく気に入ってくれてるみたいで感涙。

フェリーの超巨大エンジンとは比較にならないですが、低速から刺激的な3B20ターボエンジン+リアドライブの走りで、まずは乗船前から勢いをつけとこうと。


太平洋フェリーには、「いしかり」「きたかみ」とあるんですが、今回は「きたかみ」

何度見ても美しい船ですねー。


■ウミネコの写真■

HDR-PJ760Vは、一眼レフみたいに勝手にAFで追わせてドガガガって連写しちゃえ!!って技は使えません。
古典的な1枚撮影の、ワンショットAFってやつです。
ちょっと苦心しますが、慣れてくると動体撮影も結構いけるかな!!って感じです。


ハイビジョンカメラのファインダー(EVF)は、流石です。
確かにコストの都合で画素数は粗いものの、動体を滑らかでシッカリと視認出来るので、「ここだ!」って一瞬を捉えやすくなってます。


ウミネコの背景に、せっかくなので湾岸の施設を入れ込んでみました。


青い船がすれ違ったんで、構図になんとかウミネコが来るまで待って撮影。

ウミネコって結構ビュンビュン自由に飛び回るので、思い通りの構図にするのって、私にとっては難しいです。

しばらく待ってもウミネコがここぞという位置に来なくてあきらめたら、直後にあっさり来てショック!とかザラ。


HDR-PJ760Vって、写真機として作られたわけではないから、シャッターのタイムラグは大らかで動体撮影は困難って先入観あったんですが、やってみると決して悪くはない気がする。


タグボートの写真ですが、せっかくだからウミネコも画角に入れてみました。

待ちに待って、「あっ来た」ってタイミングでパチッと撮影したら、相当ズレちゃうか??と覚悟してたら、イメージ通りに撮れてくれてホッとしました。

一眼レフの大きなセンサーは勿論良いけど、やはり1/2.88インチセンサーじゃないと撮れない写真もあるなぁと。



フェリー乗船用通路をデッキから撮影しました。

実はかなり高い位置に架けられていて、しかも船体との接合部分にはそこそこ大きな隙間があるので、そこから下を見るとブルッと来ます。


フェリーはかなり広くって、一瞬、海浜公園とかのフェンスから海を眺めているような気持ちになる時もあるくらいです。


もちろん船ではあるのですが、とにかくデカイので、何と言うか公園みたいな施設がそのまま海を動いているって感じが楽しい。

ちなみに、写真は無いのですが、なんと大海原を観ながら入浴出来る展望風呂があるんですよ!!

しっかり入浴して来ましたが、このお風呂だけでもかなり価値があるかも。


太平洋の方まで行くと、仙台湾付近ではグリーンだった海の色が、深いブルーに変わるんですよね。

ハイビジョン撮影していると、美しさのあまりに、ついつい長回ししてしまうんですが・・・これはいけない。

長回しした空とか海とかの映像って、上映会した時に皆さん寝てしまわれやすい。


縄梯子かな。

ボートからデッキに上がる時とかに使いそうだけど、フェリーのデッキって、海面から見るとビルの4階とか5階くらい余裕でありそうなくらい高いんで、登り下りには勇気が要るでしょうね。


レーダーを逆光で撮影してみました。


救命ボートをアオリ構図で撮影してみました。


海の上の灯台・・・?

センサーか何か・・・?

フェリーの速度は実はかなり速くて、あっという間に通りすぎてしまったんですが、一番好きな構図で写真を撮ってみました。


コンテナの山ですが、冷静に考えると、このアングルから写真撮れる事って私には滅多に無いよなーと思ってあわてて撮影。


港の中の写真です。

船というより本当に公園みたいな感じがしちゃいますね。


HDR-PJ760Vって、1080/60pのハイビジョンカメラなんですが、500万画素の写真機としても使える・・・じゃなくて、"手軽で、しかも撮影が楽しい立派な500万画素写真機"として、メインとしても活躍出来るのを確信しました。