2014年3月23日日曜日

PS4の2Dアクションはどんなもんだ?「ストライダー飛竜」やってみました。

PS4における2Dアクションゲームの実力を見たくて「ストライダー飛竜」をプレイしてみました!!

このゲーム、何と世界が冥王という謎の人物に軍事力で支配されているという世界観で、人類はかなり苦しんでいる模様。
そこで、世界平和を守るためのストライダーって組織が、ナンバーワンの特A級の腕利き「飛竜」に特命を発令!!

一人でアジトに突入して冥王を暗殺して来い!!

(やっぱりか!)


このゲーム、確かに2D横スクロールアクションではあるんですが、描画そのものは緻密なポリゴンによる3Dキャラクターが使われているので、もう、どんだけ派手な演出が繰り出されるのか!!って楽しみにしてたら、不気味なくらい淡々とした普通の横スクロールアクションで、PS4ゲームで驚いた後の、休憩用のゲームか!くらいな地味っぷり。

うーん・・・つまんなくはないけど、やり続けたいって気にもならないなぁ・・・とか思ってました最初のうちは



ところが、しばらく戦っていくと、なんかストライダー飛竜を自由自在に操れるようになって、下からゴンゴンと突き上げるように面白くなって来る。

壁とかに接触すると、そのまま下に落ちてしまうのではなくて、アイアンクローみたいな装備を突き刺してそのまま進めてしまう。

そのうち感情移入して来て、うぉぉストライダー飛竜かっこいい!!みたいになってくるわ、ゲームそのものも、ボスが出てくるあたりで突如として地味の皮を破り捨てて、覚醒して来る感じ。


機械のドラゴン(ウロボロス・マーク3と言うらしい)と対峙するシーン、それまでが淡々としていただけに、よぉぉーし、ついに来たかーっ!!と、意気が上がってきます。
こっちのプレイスタイルも、だらけた姿から、ビシッと正座にフォーム・チェンジ!!

1080/60pの緻密なグラフィックがプレイヤーにいよいよ牙を剥いてきます。


うぉぉー。

超巨大ボスの身体の上がそのままバトルステージってのは、やっぱり燃えますねぇ!!

しかも、毎回書かせて頂いておりますが、とにかくデュアルショック4の操作性が最高に良いため、敵の攻撃をかわしたりする操作がめちゃめちゃ楽しい!!

PS4のスティックそのものが楽しいレベルなので、ゲームそのものの楽しさも押し上げている感じ。

ゲーム機において、良いコントローラーはスペックよりも重要だ!!という事がよく分かります。

PS4は、もちろん世界最高のスペックなんだけど、仮の話として、もしも平凡スペックなマシンだったとしても、このコントローラーでゲーム遊べるなら全然OKと言えるかも知れない。


しかし、ボス戦は、それまでの地味な展開は何だったのか!?というくらい楽しくてド派手。

1080/60pのグラフィックスのメリットが一気に頭に押し込まれてくる感じ。

ストライダー飛竜を振り落とそうと急加速したり、妨害ミサイルが発射されて来たり、この大騒ぎなお祭感がたまりませんねぇ!!

あと、やっぱりグラフィックスは大したもんだなぁと。

ポリゴンで描かれてはいるのですが、あまりにも輪郭等が緻密なので、ゲームしてると見事な2Dイラストがそのまま動いているかのように錯覚してしまいますね。

プラズマ剣のサイファーが金属壁等に当って飛び散る火花とか、エフェクトもPS4の能力を活かしているし、繰り返し遊んでいるうちに段々と感心ポイントに気が付く感じ。

それと、スクリーンショットの撮影ですが、PS4はバックグラウンドで常時ゲームプレイ動画が録画されているため、激しいアクション・ゲーム中に無理して撮影しなくても良いというメリットは、やっぱり究極だと思われます。

なんせ、ゲーム中にシェアボタンを押してファイル作成さえしておけば、後から保存されたプレイ動画の中からベストショットの静止画を切り出すだけ!!

最初は地味だなぁとか甘く見ていたストライダー飛竜ですが、結局はやはりPS4用ゲーム、すげぇなってなってしまった。

とにかく、1080/60pという緻密な画質で、どんな処理でも余裕でやれてしまうPS4って、2Dアクションは予想以上にフィットするのが分かりました。

2DゲームのPS4化は、かなり宝の山かも知れない!?

もっと沢山遊びたくなってしまいました。