2014年3月22日土曜日

絶好調のリモートプレイ!! PS4の「コントラスト」で光と影の表現に酔いしれる!

モバイル機であるヴィータさん(PSVITA)で、圧倒的な超高性能を誇る次世代の据え置き機であるPS4ゲームをそのまま遊べてしまう「リモートプレイ」。

今回の記事では、PS Plus会員なら無償で遊べるPS4用ゲーム「コントラスト」をリモートプレイで遊びながら、リモートプレイの威力に感動した話を書かせて頂きたいと思います。


PS4は次世代機と言いますが、描き出すグラフィックスは、もはや単なる絵にとどまりません。
絵に物体の現実感を与えるために、光と影のありさまを、計算によってキッチリ描き出す高い能力が備わっています。

PS4専用開発ゲーム「コントラスト」は、その光と影をそのままゲーム性に持ち込んだ、まさにPS4に相応しいアクション・アドベンチャーゲームに仕上げられていて、PS4には毎度毎度本当に驚かされます。

1920年代をモチーフとした幻想的な夜の街。

光と影が入り交じる、美しくも寂しくてふっと恐ろしさすら感じる情景は、リモートプレイでもドットバイドットではっきりクッキリとヴィータの有機ELにキッチリと描き出されます!!


えっ、PS4とヴィータって解像度が全然違うじゃないか、と思われるでありましょう。

PS4の解像度は1920x1080ドットで、ヴィータさんの解像度は960x544ドットなわけですが、(横方向の4ドットは無視して)キッチリと整数倍になっているため、ダウンコンバートした時にPS4の画面がヴィータさんの解像度とピッタリ合うように出来ているんです。

これによって、PS4の画面が一切ぼやけたり歪んだりすることなく、実に素晴らしい美しさでもって表示されるわけです。


つまりPS4のゲームが、美麗なる5インチ有機ELモニタで遊べる!!と思って頂いて良いわけなのです!!

もちろん、弱みもあります
フルHDのゲームって、たまに米粒みたいに(?)小さなフォントを使ってテキストを表示して来る事ってありますけど、そういう、大画面テレビで見てもあっ小さいなと感じるようなテキストは、さすがに5インチでは判読が辛いものがあるなぁと。

その他は、PS4とヴィータさんをつなぐ無線の電波が弱くなると、画面にブロックノイズが出てしまったりするんですが、こういうのはしゃあない。

むしろ、有機ELであれば、ブラウン管やプラズマテレビのように、黒色を本物の黒で表現出来るし、激しいアクションにも揺るぎなく追従してくれるので、むしろ積極的に使いたいと思わせるものがありますね。


見た目ばっかりではなく、コントラストにおいても操作性バッチリなのがスッゲェです。

このゲームは、プレイヤーが操るキャラクター「ドーン」が影の中に入り込んで、その地形(?)の中を走ったりジャンプする等アクション要素がかなり強いのですが、 ヴィータさんのツイン・スティックは、「史上最高のゲームコントローラー」の呼び声高いデュアルショック4の置き換えにちゃんと応えられるだけの秀逸な設計になっています。

ただし、このゲームは、L2とR2ボタンというヴィータさんには存在しないキーを多用するという弱みがあります。

存在しないキーではあるのですが、背面タッチパッドに割り当てられているため、キーの数が不足するような事は無いので、そこは安心です。

弱みというのは、背面タッチパッドによってL2とR2キーの位置が全然変わってくるためそこだけ操作性が全く別物になってしまい、慣れが必要になってくるという意味において言っています。

この背面タッチパッド、当初はあまり活用されなかった事から地味な存在になってますが、応答の精度など実は、性能そのものは大変な優れものだったりします。

慣れてくると、L2とR2もなかなか快調に使えてくるのですが、こんな具合に(今回に限らずに)背面タッチパッドって実は優秀なものなのに、しょうがなく使われるもの扱いを受けている感が強いのがかわいそう。

背面タッチパッドはもっともっと高く評価されるべきだと思うんです。

ホント、まじで。

リモートプレイやってると、背面タッチパッドについても色々と考えさせられてしまいますね。


コントラストは、幻想的な夜の街と言いますが、美しさ一辺倒ではなくて、何か得体のしれない不吉なムードに包まれていてグイグイと引き込まれます。

PS4の高い演算能力を活かして描き出された光と影ですが、見るだけーではありません!!
プレイヤーが操るキャラクター「ドーン」は、その影の中にダイビングする能力があり、描き出された影の形が、そのままアクション・ステージの地形になるという画期的なゲームシステムになっています。

影は、固定ではありません。
ライトを動かして自分で投影される形状を変化させたり、物体が動く事によって影そのものがリアルタイムで動いていたりして、パズル要素もたっぷり。

少し大げさに言うことを許してもらえるのならば、グラフィックの進化は、ゲーム性をも進化させる証明となっているゲームだとも言えます。

それにつけても、PS4とヴィータさんは、心の奥底からスゴイと思います。

有機ELと優秀な操作性を持つモバイル機でもって、世界最高のパワーを持つ据え置きゲーム機のゲームがそのまま(秒間30フレームくらいにアレンジは施されますが)遊べているんです。

しかも、その状態をキープしたままで、簡単にインターネットにゲーム画面付きの情報発信をも可能にする。

こんな夢のような世界が、望んでもかなわないような世界が、もう今ここにあるわけなんですよ!!

もう嬉しくて、嬉しくて、落ち着いていられないですよ!!

ちなみに、リモートプレイですが、PS4と同じ部屋だと完璧も完璧ですが、2つ部屋を隔てて、なおかつ布団の中に潜ってプレイしても大丈夫だったんで、頼もしいです。

東北だと、節電で暖房とか切ってたりする(私の自室は暖房を封印してあるのです)から、この布団の中にもぐってゲーム出来るというのはかなりの重要要素。

そこも満たせるヴィータさんとPS4はいくら絶賛しても、全然足りないくらいの絶賛です。

ほんと、こんな夢のスーパーマシン、よく作って下された。

ありがとー(嬉し涙)ありがとー