2020年10月18日日曜日

カシオPROTREK Smart F20を普通のデジタル時計として使い始めてます

今、私には第三次の時計熱期(学生時代、オシアナスマンタ欲しい時、今)が来ていますが、そのきっかけになったのがスマート時計(スマートウォッチ)の「カシオPROTREK Smart F20」です。


この時計は、本当に手にして良かった!!と思っています。

昨夜は初めて寝ながらも装着し、24時間以上の継続使用を果たしました。

この時計、もともとは「スマート時計とは一体どういうものなのか?」を知らないといけない、という焦りで手にしました。

これで良かったら、後継機のF30も買おうかなぁ、もう普通の時計の時代も終わりか...などと思っていたわけです。

しかし、スマート時計は、災害の時に無力化する危うさと、妙にアナログ時計に絡んでくるものの全くアナログ時計としての魅力は備えない事から、一気に普通の時計を強化しないとだめだ!!という結論に跳ね上がりました。


■スマート時計は普通の時計を置き換える存在にはならない

↑スマート時計は、スマホがカメラをせん滅するように、すぐに「普通の時計を絶滅させる」的な暴虐的な論調になりますし、自分も今度もそうなるか??と気になってましたが、実際に使ってみて「それはない」とハッキリ分かりました。

スマート時計は、分類上、高機能デジタル時計なので、普通の時計を置き換えるのではなく「デジタル時計に、高機能のシリーズが1つ増えました」という感じで、普通に選択しが一種類増えたんだなぁという軽い感じなんです。

そこで、PROTREK Smart F20を「スマートだ!」と肩ひじ張るのではなく、普通にデジタル時計として考えると、腑に落ちるというかすっきりします!!


↑常時表示するウォッチフェイスを、アナログ文字盤表示をやめ、カシオ純正の2レイヤー(常時表示のモノクロ液晶のデザインのままカラー化したもの)に変えましたが、何もかもスッキリです。

デジタル時計の文字は大きくて視認性抜群だし、本体の特徴的なオレンジ色とも調和してるし、何より高機能デジタル時計としての矜持がある。


■スマート時計のアナログ文字盤はやめて、本物へ

↑最初のうちは、スマート時計は文字盤を自由に変えられるから大勝利!!みたいに考えてましたが、長くは続きませんでした。

やはり「絵」なんですよね。

絵かぁーーー...って感じ。

別に単体なら大きくは気にならなかったのですが、本物のアナログ時計の、とりわけ美を追求したタイプを体験したい!!って気持ちになるんですよね。

そして、一時的なつもりで「本物」を体験してしまうと、もうスマート時計のアナログは「絵だわこれ!」って、見る度になんかこう物足りなさが出てくるのが止められない。


↑また、これはPROTREK Smart F20だけの問題かも知れないですが、バッテリーの消耗を抑えるために、モニタ表示された時計がすぐに輝度を落とすので...時計が主語じゃなくて電子機器が主語なのかとテンションが下がってしまいます。

省電力のためには、電子機器のいつもの調子で、効率化優先のため文字盤も簡略化され運針のアニメーション(そうアニメなんすよ)もカット...。

はーーー...ーーー...ーーー...ーーー...ーーー...。


↑確かにスマート時計は素晴らしい。

機能も便利さも普通の時計を遥かに超越した存在。

しかしこの本物のアナログ時計の美しさにはかなわない。

スマート時計には、美の概念が存在してないっすからね。

そんなのいらねーよってなら別だけど、本物見てしまうとね。

いやーーーーーーチープカシオのMTP-1175E-9AJFと、セイコーSBPX141エターナルブルーいいっすねーーーーーーてあーーーーーーーーー(感涙)。

スマート時計か本物の時計か、どっちか一方しか持たないというのは無理。

このどちらも持っていたい!!

ただし、両者を完全に融合してしまうハイブリッドも出てきています。

ソニーのスマート時計「wena 3(ウェナ)」はベルトのバックル型であるため、なんと普通の時計とスマート時計を両立可能なんですよね。

まぁベルトの材質やデザインに制約が出てしまうものの、表示は豪華なカラーモニターである必要もないので、普通の時計を使いつつスマート時計の利便性だけ持って来られるのは大きいですね。

これからも時計から目が離せないですね。