そんななか、いよいよメディアによるプレビューも解禁され、評価がどんどん高まっていますね。
■圧倒的な冷却性能にビビリ
↑一番心配だったのが、高性能かつ高発熱のパーツが使われているため、それを効率的に冷やす事が出来ているかどうか?なんと、コスト無視の液体金属まで導入し、実際に徹底的な冷却が実現されている模様。
音まで静かとのこと。
冷却というけど、この冷却は高性能マシンには命の綱なのです。
これに失敗していると、どんなに数字を盛りに盛ったパーツを積んでいても、その性能が出ないのです。
CPUもGPUも過熱すると、熱で自分自身が損壊しないよう、性能をダウンさせて発熱を防ごうとするわけで、やがては永遠に性能が発揮できなくなってしまいます。
その果ては、限界を超えてシャットダウンしたり、最悪の最悪は、熱で本体が変形・破損したり、究極は火災の発生という地獄に至ります。
この冷却を重視したゲーム機は今までなかったため、PS5によって多くのユーザーがその重要性を学習する場となるのは間違いありません。
PS5は巨体である事をよくネタにされていましたが、これほどの高性能機なので、実に清く正しくまっとうで、賞賛される事はあっても後ろ指を差されるいわれは全くないわけです。
もちろん、そんな冷却が必要になるほどの高性能を搭載するなよ、という意見があるかも知れません。
しかしそんな甘い事では、現行のPS4に差をつける事ができなかったわけで、逆説的にPS4の評判をも高めるダブル優勝状態になっているのが面白いところです。
■圧倒的な高速ロードにビビリ
↑実機でのゲームプレイが解禁されて、明快になったのがロードの速さ。その速さは本物で、ライバル機がレジューム機能を活用してようやく達成する速度を、ゼロからの起動で楽々やってのけるほどです。
低速なHDDで苦しめられたPS4との比較はかなりえげつなく、「どうしてPS4で我慢できていたのか?」という感想も出ているようです。
また、システム画面も既に公開されましたが、超高速ロードが遺憾なく発揮され、ホーム画面とゲーム画面が融合していて、今までの頭では理解が追い付かない次世代感を発揮していました。
PS4に続いて、広告みたいなガチャガチャしたUIは好みではなく、デザイン面ではテンションがかなり下がりましたが、その内容を精査すると今までのゲーム機の全てが一気に過去のもの、強く言うと化石になるかも知れません...
ちなみに、PS5はソニーが独自開発した超I/Oが凄いのであって、PS5の使っているSSDを他のマシンに移植してもPS5のような超性能は出ないので誤解なきよう...
■圧倒的に買えない
しかし、ここまで買う目が無いと打つ手がないですね。少なくとも発売日に買うのは絶望的。
まぁ、ギルティギアが発売される来年の4月にローンチと考えるとちょうど良いのかも知れませんね。
ただ、それまでに私が経済破綻してるかも知れないし、死んでいるかも知れない...。
あまり先の事で期待を持ちたくはないのも本音ですね...