2021年8月29日日曜日

愛車のアイちゃん日記 Mark2 真夏にも大快適

愛車のアイちゃん日記ですが、フッ素コートした的な話が多いので、今回は真夏の走りについて書かせて頂きたいと思います。


ミッドシップの激強クーラーで車内が極楽(寒い)

アイはスポーツカーではないですが、特異な設計がホント楽しい。

特異というのは、特に速く走るためでもないのに、謎にピュアスポーツカーと同等に念入りに設計されているので、法定速度遵守での走りが異様に楽しい。

ぶっ飛ばしてナンボというのが当たり前の世界で、この愛娘は異世界の存在です。

そろそろ生産年の都合からガタが来ている個体が増えていそうですが、世界の名だたるクラシックカーみたいに、専門知識を持った人々が保守して行く価値のある名車だと思っております!!


↑アイ大好きなゆえに前置きが燃える長さですが、真夏の走りも快適。

軽自動車だとエアコン(クーラー)が弱いという先入観あると思いますが、このアイは、エアコン(クーラー)の効きがぶったまげです。

まぁ東京よりは随分甘い東北の真夏とは言え、猛暑の中で本領発揮です。

ミッドシップカーなので、高熱源のエンジンが前にないため、そもそも風が温まらずに室内に吹き込んで来る構造という強味もあってか、エアコン(クーラー)が寒いです!!

正直、あまりに効くため、最高の猛暑でもエアコン(クーラー)を最強にした事が一度もないです。

パジェロミニの時は問答無用で最強にして、それでも暑くてヘトヘトになってた事を考えると、ミッドシップスゲーなとしか言いようがない。

ちなみに、個体差があるのかも知れないです。

さらに、私のアイは、ディーラーさんの好意で、一週間エアコンに詳しい工場で調整してもらってたりするので、完調というのもあるかも。


エアコンかけてもパワーダウンの感覚なし

軽自動車だとエアコンかけると露骨にパワーダウンするというイメージあると思いますが、もともとアイの搭載している、ミッドシップ専用開発型(当時)の3B20 MIVECターボエンジンは、エコ無視のパフォーマンス重視パワーユニットとして生誕してるため、エアコンごときでは全く影響ないです。

ただエンジンの回転数は上がるので、平常時よりは+500回転程はエンジンに負荷をかけてしまい、「すまん...!!重たい思いをさせてしまって!!」と心の中でアイに謝ってはいます。


自分一人ならアイに負担を与えたくないので、エアコンはカットなんですが、同乗者がいるとそうもいかないのが悩みどころ。

あまりにもアイが大切過ぎて、本当は博物館みたいに飾って大切に綺麗にしておきたいところですが、クルマはそれやると風化するので走ってないとアカンし、ああもう!!!!


真夏でも上り坂で異様なアドバンテージの4WD

ちなみに、大好きだったピュアMRのアイから、現在の4WDのアイに乗り換えたのは、東北のド危険な雪道の長距離通勤の必要があったためですが、この4WDは、さすが4WDの三菱自動車だけあり、雪降らなくともめちゃくちゃスゲーです。

デリカ、ランエボ、パジェロ(ミニ)、GTOツインターボと、乗った4WDマシンの全てが素晴らしい4WDパワーだった事もあり、そもそも信頼感高いのですが、アイもまた味な威力です。


雨天時の急なカーブの上り坂とか、どんどん登って行く屋内パーキングとかで、旋回中に4WDシステムがパキッと車体を安定させてくれます。

よくフルタイムではないオンデマンド4WDは「生活四駆」とか、いかにも弱いとか、ライトなもののように語られますが、それはそれで一見識であるものの、このアイにとっては完全にオンデマンドがプラスになってるのは過去にも書かせて頂いた通りです。

そもそも、アイはミッドシップエンジン・リアドライブだからこその、卓越したドライビングフィールが魅力なんです。

4WDバージョンでそれを失う悲壮な覚悟で4WDにしてみたら、普段はピュアMRと変わらないフィールが得られ!!(フィールは多少マイルドになるとは言え)!!

不安定になるなど、都合の良い時だけ4WDになってくれる夢のようなシステムになってます。

カタログスペック上は、後輪がスリップしたら、前輪に駆動力が配分される...みたいに書かれてますが、実際はもっと繊細で高度です。

スリップしなくとも、前輪がフワフワ不安定になったら、すかさず駆動力がかかり、細かいタイミングで助けてくれます。

スポーツ走行をするクルマではないので、おそらくオーバースピードでのカチ込みまで助けるかというとそんな事はないだろうけども(大切なアイで試そうという気も起きないです)。

この話は別に真夏に限らないですが、今言った事が、夏の暑さと無縁で楽しめる稀有なミッドシップカー・アイをこれからも愛し続けます!!