まだ納車されて少ししか経っていないのに、すっかり家族として馴染んできた「三菱アイ」ちゃん。
アイちゃんって呼び方ですが、三菱ディーラーさんから家族まで、自然にちゃんづけで呼んでいるため、私もすっかりアイちゃんなのです。
このアイちゃんがミッドシップに搭載している3B20ターボエンジンですが、私の人生において、プライベートや仕事、モータースポーツ等を通じて本当に色々なクルマに乗らせて頂いて来ましたが、個人的に人生最高のエンジンかも知れないです。
3000ccツインターボ、3000ccのVTEC、2600ccツインターボ、ランサーエボリューションの2000ccターボ等、絶対的なパフォーマンスを誇る歴代の戦闘能力抜群エンジンをしこたま体験して来たからこそ、やはり、今、660ccエンジンという小さなエンジンで「ここまでやれる」3B20に感動するのです。
3B20ターボは、660ccという小排気量エンジンでは諦めるしか無いと思っていた"余裕ある走り"を実現してくれているのに心が動かされます。
発進時には2500回転から2900回転くらい回せばいいし、法定速度での巡航であれば、2100回転から2300回転くらいで御の字。
アクセルは常にホンの少しだけ、軽くちょいとだけ踏み込めば良いので、「660ccは非力だから、結局ガンガン踏まないといけないため結果的に燃費が悪い」という軽自動車負の法則を打破しています。
それにつけても、アイちゃんに乗っていると、不思議な事にとても心が穏やかになります。
何かこう、外の世界が輝いて見えると言うか・・・。
アイちゃんのステアリングを握って私が道を走れるのって、本当に沢山の人様のお陰様である事を実感しているし、感謝で胸がいっぱいになります。
そして、周りで走っているクルマまでもが、まるで大切な仲間のように愛おしく感じてしまうのです。
今日もアイちゃんに乗って走れる事にありがとうと心から言わせて頂きたい。