2023年1月28日土曜日

(音楽)ついに待望のウォークマンZX707と、A300を試聴出来ました!!

まだ購入には至っていないのですが、待望のウォークマン「ZX707」と「A300」の視聴をする事が出来ました!!

使用したイヤホンは、ソニーの低価格の良心「MDR-EX155」と、「MDR-EX650」です。

この2本で気に入らなければ買う意味もないので...

さらに、手持ちのウォークマンA100とも当然のように比べてみました。


結論、全部良い!! 味付けが違うだけ??

いきなり結論ですが、ZX707、A300、そして手持ちのA100と、三機種全てが素晴らしく、優劣というよりは味付けが違うのでお好きなものをどうぞ!!という感じです。

そもそも、ウォークマンA100そのものが既に素晴らしい高音質なので、これ以上の音質を持つ機種があっても、A100の魅力には微塵も影響しないという流れです。

今は、一般的にはスマホが問題ない高音質であるのですが、ウォークマンA100は、既にそのスマホを圧倒する音質なので、これ以上に上が来ても「A100が劣る、だめだ」という事は起きないので、A100持っているリスナーさんは安心して現状維持するもよし、買うのもよし、自由に選べるという状況になってます。

...で、終わると、何なん?!って話になるので、まず言いたい事「ウォークマンA100も問題ない高音質なので、持ってるリスナーさんは安心してね!!」をクリアしてから、いよいよZX707とA300の話に進みたいと思います。


ZX707は音はパワフルで自然だが、筐体が悩み

視聴の曲ですが、ZX707とA300には、上白石萌音さんの楽曲がプリセットされているため、それをW.ミュージックアプリで視聴いたしました。

(※ウォークマンA100は、同じ曲を、amazonMusicのハイレゾ曲で比較しておりました)。


ZX707は、ヴォーカルの声が一切デジタル臭さを感じさせず、自然な響き。

演奏がやたらとパワフルなのが印象的でした。

MDR-EX650でも分かるので、最高級の有線ヘッドホンなどを使った時の生演奏感は白目をむくほどのものがあると想像出来ます。

ただ、このパワフルさは、両刃の剣でもあるかなぁと。

気落ちしている時、体調の悪い時、あるいは真夜中等、元気な音を避けたい時は多々あるもので(個人差あります)...

DAPだけが矢鱈と元気いっぱい、やったるでぇ!!みたいなノリだとムカムカして使わなくなる時が結構ありそうな予感がしてなりません。

また、音は最高品質なんだとしても、悩みがやはりその「でかくて分厚く、カドが尖った筐体」です。


音は本当に素晴らしく、また筐体も事前の話通りに高級感炸裂なんですが、なかなかの悩み。

大きいとは聞いてましたが、単に大きいだけではなくて、厚みがお菓子の箱くらいガッチリあるのと、やはりカドが尖っているのが想像以上に人を選ぶ感じです。

大きいというのは最早スマホで慣れていると思ってましたが、さらに、デカくて厚くて尖っているという三拍子は、さすがに異質感バリバリで、あえて言うと「昔のスマホのプロトタイプ大公開」みたいな印象です。

音はたとえようもなく素晴らしいので、今思うのは、「ZX507の筐体のキープコンセプトだったらなぁ」という詮無き事です。

(そうすると、フラッグシップ機のパーツが採用しにくく、ソニーのやりたかった事とは乖離してしまう...)

ただ、そうは言っても音が凄いので、あと一週間くらい悩んでみようと思っております。


ウォークマンA300は、非の打ち所なしのスーパーマシン

さていよいよ個人的な大本命のウォークマンA300ですが、こちらはもう何の非の打ち所もないスーパーマシンという感じで、ここまで安心感がある製品も珍しいです。

まずグレート・アドバンテージなのが、ウォークマンA100が誇りに誇った美点「手の中サイズでかっこ良い」という部分が、満額で継承されている点です。

その上で、デザインを可能な限りダイナミックに進化させ、曲面から多角形構成に変える冒険もやってのけています。


↑背面の洒脱な波板構造は、なかなかのもので、A100のリスナーさんにも「つまらない」とは言わせないぜという気迫を感じさせます。

思ったよりも派手に波打っているので、変化の度合いも大きく楽しめますね。

音質ですが、ZX707のように、ドンドン圧をかけるほどではないにしろ、ほど良くパワフルで、ボーカルの透明感、自然さもちゃんと実現されており、A100の美点だった「手の中サイズなのに驚異的に響く高音質」がさらに磨きをかけられているのは、さすが音楽の盟主たるソニー...!!

もはや貴重品の部類のDAPなのに、出すだけで偉いというのに、気迫でさらに進化させて来る。

ソニーへの尊敬度がますます大幅アップするような逸品に仕上がっています。

ただ、ウォークマンA100も問題のない高音質なので、最近A100を買ったリスナーさんは、焦らず、「もし手持ちのA100に何かあっても後継機がちゃんと出ている安心感」をバックにつけて、ゆるりとA100を楽しまれるのがよろしかろうと思います。

問題は、私のように、あまりにもA100を使いすぎて、バッテリーはもう2時間か3時間もつかも怪しくなり、WiFiもボロボロというリスナーさん。

難しい事を考えずに、単純にA100のリフレッシュとしてA300を買うという道筋も全然アリです!!

今回は、ZX507のリスナーさんが、巨大化したZX707をどうするかで悩まないといけなくなったのに対し、A100のリスナーさんは、完璧に美点継承・進化のA300があるのはドドデカい。