2019年10月28日月曜日

RG(リアルグレード)RX-78-2 ガンダム パーツの細かさに大苦戦してしまった!!

RG(リアルグレード)RX-78-2 ガンダムを組み立て中ですが、想像を絶する細かさで、へたすると今まで作ったプラモデルの中でもトップクラスに苦戦したかも知れないです。

特に、腕の部分を作るあたりから、このキットは一筋縄ではいかない手強いものだなと思うようになりました。


↑RGガンダムのあまりのパーツの細かさに辟易し、今回から、工具を一つ新しく追加しました。

タミヤの模型用のピンセットです。

このキットは、デカールもかなり重要なのですが、あまりにも細かくて、そもそも指だと太すぎて台紙から剥離するのすらも大苦戦。

ピンセットが無いとかなり難易度が跳ね上がります。


↑デカールですが、台紙から剥離する際には、指ではほぼ無理。

カッターで持ち上げないといけません。

持ちあがったら、カッターに貼りついたデカールをピンセットでつまんで外し、キットに貼る工程に移る感じですね。


↑ガンダムの関節部分ですが、かなり小さなパーツなのですが、さらに、金属の質感を再現するために、メタリック・デカール(シール)を貼る必要があります。

ピンセットでパーツの上にデカールを乗せて、ピンセットとカッターで位置を地道に変えて微調整する・・・。

プラモデルというより、ここら辺は、パーツの自作も含んだ古い時代の模型を作っているような感覚になって来ますね。


↑RG(リアル・グレード)が圧倒的なのは、パーツのサイズが2mmとかそのくらいの、本当に米粒より小さなものがかなり存在する事。

小さいから何なの?と思うじゃないですか。

なめてました・・・難しい。

2mmくらいになると、よほど気をつけていても、なお、指やピンセットが滑ってパーツがピシッとどっかに飛んでってしまって、だいたいこの辺にあるのになーってのが分かっても見つけられず、10分も20分もパーツ探しで時間が過ぎてしまったりするんですね。


↑米粒より小さなパーツを扱う時は、今までの常識を超える難しさを味わいました。

まず、パーツをはめこむ時なんですが、あまりの小ささに、いくら指で押しても圧力が分散して全然押し込めない!!はめ込めない!!

指の肉に小さなパーツが食い込むだけで、全然力が伝わらずに、へにゃへにゃ。

パーツの位置を合わせて、精密ドライバーで押し込む事で対応するありさまでした。

指が太すぎて、全く通用しないキット・・・。

ガンダムのプラモデルで、ここまでの精密さを要求された事ってあったっけ?!


↑というわけで、ガンダムの腕が完成しましたが、もしかしたら、今まで作ったガンプラの中で、パーフェクトグレードのゼータガンダムを僅差で超えてナンバーワンの難易度だったかも知れない。

本気でルーペが欲しくなるほどの細かさ、指が通用しない細かさ、そういう極小パーツを組んで行くというのは、ガンダムのプラモデルでは今まで体験した事の無い新しい形の難しさでが、めちゃくちゃ良い体験となりました。

パーフェクトグレードのように、組んでも組んでも終わらない分量とか、電飾部分の組み立てなんかも、かなりのものですが、リアル・グレードのように、米粒以下のパーツとの格闘は無かったと思います。

これだけ小さいと、手先が器用でないとか、道具を揃えていないとかになると、相当な難易度に跳ね上がる部分もあり、万人向けとは言い難いものを感じます。

特に、組んでいる最中にピーンとか飛ばしたり、ポロっと落としたりなどなど、パーツの無くしやすさに関しては倍率ドン、さらに倍!!みたいな。

よく、塗装もしない、素組みをバカにする傾向もありますが、それはそれとして、このリアル・グレードとパーフェクトグレードに関しては、素組でもなんでも完走するだけでも一目置くべきだと思います。

私も、一歩間違えたらパーツ紛失でTHE ENDになりそうな所がありました。

ともあれこれは凄まじいキットだな!!