先日、アイ・ミーブ(アイミーヴ)の1/64ダイキャストモデルを購入させて頂きましたが、我が家には、アイのトイが既に一つございました。
今まではちらっとしかこのブログに登場してこなかったものですが、今回はメインとなります。
かつて、三菱アイが誕生した時、確か試乗キャンペーンか何かの時に、三菱ディーラーさんで頂いた非売品のアイ・プルバックカーでございます。
↑これ、13年の時を経て、もらっていて良かったぁとヘナヘナになるくらい安心してるんですが、当時は本当にAT車には興味ゼロだったんで、4ATオンリーのアイにもあんまり興味なくて、危なかったです。
アイは、当時から「なんだこれは・・・すげぇな」と思いつつ、やはり5MTが出ないうちは真剣には見ないというスタンスだったんですよね。
ただ、その後の試乗で、「ATなのに面白い!?」とガツンと一発かまされましたが、当時はまぁ、モータースポーツに入れ込んでいたため、5MT出るまでは買わないという事になっちゃいましたが・・・(出ない)。
↑思い出話はともかく、この非売品のプルバック・カーですが、今からすると、お金払ってでもあと2台くらい確保したかったなーとしみじみ思うくらい、出来が良いです。
話によると、さまざまなカラーがあって、ディーラーさんが三菱から購入し、配ってくれていたらしいですね。
ちなみに、プルバックモーターによって走る事が出来ますが、13年の経年劣化か、モーターが渋く、調整かけないといけない感じです。
↑透明なパックの中ですが、アイがガタガタ動かないように、ちゃんとフロントフェイスのデザインに型が仕込まれていて、パックごと飾る事を可能としております。
経年劣化でやや黄ばんでいるのが時間を感じさせますね。
↑いよいよアイ本体ですが、さすがに、童友社の1/64アイ・ミーブよりは簡略化されていて、キャノピーは車体と一体化していて、塗装でそれっぽくなっているだけですが、さすが、アイの販促グッズだけあって、フォルムの再現性は極めて高いです。
1/64アイ・ミーブで驚いた、ダブルアーム・シングルブレードのワイパーも、しっかりモールドで再現されてて、負けてないなと。
↑アイの流麗で愁眉な繭型クーペルックが見事に再現されています。
タイヤが微妙に扁平率高くて、1/64アイ・ミーブのタイヤより、こちらの方がイメージが近いかも知れません。
ウインカーランプや、給油口の丸いハッチまでも再現されていて、今更ながら感心させられますね。
↑細部の再現性が思った以上に凄いですね。
びっくりするのが、テールゲートの左下に位置する、アイの専用エンブレムを再現する努力をしている点です。
こ、これは・・・。
実車を所有していると、この努力が胸に迫りますね。
↑凝りに凝ったライト内部が残念ながら再現されず、塗装なのが残念ですが、そこまで要求するのは過酷というものでしょうね。
なんとミラーまで再現されてて、13年の時を超えて今更ながらに感心の山を築かされているという。
↑とても小さなモデルなのですが、再現度はやはり高いものがあります。
全体の印象として、どうしてもモールドが太くなるため、精密感はやや薄くなっているものの、観れば観るほどにアイを実にうまく再現しています。
↑良く見ると、なんと、アイの右サイド後方に位置する、丸形のエアインテークも再現されている!!
こ、これは!!
そう、アイはミッドシップカーなのですが、他のミッドシップカーのように、派手なエアインテークがありません。
ここぞミッドシップカーを示す意匠なので、デザイナーさんとしては、スリットやジェット機のようなデザインを入れたがるところ、アイは慎ましやかです。
この小さな丸い穴が、長いパイプを通って、新鮮な空気をミッドシップエンジン3B20 MIVECの前方へ導いているんですねぇ。
ちなみに、開発者さんのインタビューを拝読した事があるんですが、なぜこの位置なのかというと、開発段階で試行錯誤した結果、新鮮な空気が入りやすく、しかも異物が飛び込みにくい最高の位置がここ、という事で決定された模様。
丸くてかわいい形状でもあり、確かにアイにぴったり似合いますね。