まだまだYokka Grep+unEditorペアも健在ではありますが。
今回は、VS Codeなんですけど、強靭な機能を持ったテキストエディタから一歩進んで、デバッグ機能を使ってみたいなぁというところです。
元々、node.jsの開発環境として、VS Codeが強力に推薦されている事もあって、デバッグ機能を試してみるのはnode.jsがバッチリなのではないか。
■デバッグの準備
↑テキストエディタなのに、デバッグ(プログラムの実行を好きな場所で止めて、その時点の変数内容等を確認出来る)出来る・・・。
そのためにはやっぱり前準備が必要です。
そもそも警告が出てくるのですが、まずは対象プログラムが格納されているフォルダを開きます。
VS Codeには、フォルダを開くという機能があるのですが、これですね。
↑最初は、デバッグの設定が全くないのです。
構成を追加すると、基礎的なデバッグ用の構成ファイル(launch.json)が自動的に作られます。
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"type": "node",
"request": "launch",
"name": "Node.js(1)",
"program": "${workspaceFolder}/SQL1.js",
"args":["パラメータ1","パラメータ2"]
},
]
}
"args"プロパティを追加し、渡したいパラメータは連続値で指定するようになっています。
↑デバックというと、コードを止めるわけですが、インラインブレークポイントで止めたい場所を直接指定してみます。
↑ウォッチ式には、常にモニターしたい変数を追加し、止めたい位置(ブレークポイント)はインラインブレークポイントで指定しています。
↑デバッグのスタート(F5キー)です。
↑ちなみに、ウォッチ式に指定していなくとも、最下行の入力エリアから、手入力で直接内容を見たい変数を指定できます。
しかも、インテリセンスが効くのです!
このあたり、メジャーIDEのeclipseよりも直感的で分かりやすいかも、です。
↑ゴゴゴゴーという感じでデバッグが開始され、ブレークポイントでコードが一時停止し、ウォッチ式に変数の内容がモニターされて来ました。
手入力(インテリセンス効く)での変数内容確認ももちろんOK。
テキストエディタなのにデバッグ出来るとはこれいかに!?
たとえば、eclipseもVisual Studio Communityも、とにかくスタートの敷居が高い本格的なIDEなんですが、VS Codeはどうでしょう。
テキストエディタなので、日常のお供として親しみを持ちつつ、ここぞという所でブーストアップしてIDEみたいな事もちょっと出来る。
こういう、親しみやすいものが欲しかった!!
しかも、節電モバイルPCのASUS E203MAでしっかり動くし!
いいねぇVS Code!!