2019年2月16日土曜日

PC買ったらPowerShellをまったり楽しもう! 便利な電卓としてスタート出来るよ!

今更ですがPCって何でも出来てホント良いですねー。

特に、個人的にべた惚れしているのが、ガチの3万円台で買える格安・節電モバイルPCの「ASUS E203シリーズ」。

色々と用途はありましょうが、Windowsに100%必ず搭載されていて、誰でもすぐに使える「PowerShell」をまったりと楽しむのも良いですよ。

これ、平たく言うと、PCをコマンドで操作するためのシェルスクリプトなんですが、対話式のプログラミング実行環境(REPL = Read Eval Print Loop)としての性格もあり、プログラミング教育の一環としても超手軽で良いんじゃないでしょうか。

味噌は、何もしなくとも買ったらすぐに誰でも絶対に使える状態にある事。

何かをインストールしたり、どっかのサイトにつないだり、そんなの全く必要なし。

まんぷくラーメンくらいまんぷくです(?)。

Windowsキー+Xキーを押して、その後でAキーを押すと、管理者権限モードでPowerShellが起動します。


↑何かを実行中に切る時はCtrl + Cキー。

終了はEXITコマンドかウインドウを閉じるだけ。

↑何をすればええんや!!と思ったら、手っ取り早いのが電卓の代わりに使えるのです。


29800+3218+4960+3248+(5246/324)

↑こんな感じで素直に計算式を入力して結果が出せるので楽々。



$A = "29800+3218+4960+3248+(5246/324)"
IEX $A

↑PowerShellの便利さは、ごく普通に変数が使える事です。

計算結果を変数に格納しておいて、後から何回でも使いまわせるのはもちろん、文字列で数式そのものを変数に格納しておいて、IEXコマンドレット(INVOKE-EXPRESSIONでもOK)で文字列に格納した数式を実行する事も可能です。


↑さらに、特定の計算パターンを何回も使う時は、function(param) {...}という形で関数を作ってしまえます。

たとえば、カメラのレンズの焦点距離ですが、フルサイズのレンズが言っている焦点距離をAPS-C基準に換算したい!という時は・・・

function APSC($value) { return $value / 1.6}

だけでOK。

あとは、APSC 100と入力すると、焦点距離100mmのレンズはAPS-C換算で62.5mm相当にワイド化する・・・というのが求められます。

この関数、もちろん、数式の一部に組み込む事も可能です。

こんな感じで、PowerShellってぇのはもう手軽さでは絶対に右に出るものはないし、お金もかからないし、実用性は塊みたいなもんだし、まったりPCライフにもおすすめです。