大暴れするが良い所が尖ったダークヒーロー的なPCではなく、あからさまに良いところだらけの優等生タイプなのにビビってます。
捨てるのを覚悟していた普通が、普通に待っててくれる幸せ
存在そのものが既に特殊なはずの「タイプカバー」キーボードですが、今まで体験したどんなノートPCよりも打鍵感が好みで、プログラムコードや長文の入力も気持ち良くて、「うわこれ仕事で使いたいわぁ...」って、ため息が出るくらい秀でてます。10.5インチの最高がSurface Go2シリーズのタイプカバーだとしたら、仕事でもメインを張れるレベルの13.4インチならROG FLOW Z13と言えるくらいはあります。
画面はとことん美しいし、全体的に非常に良い意味で「超高性能なSurface Go2」です。
USB機器やケーブルをつなごう!!と思うと、type-Cだけでなく、type-Aまで使えるのは、変な所で引っかからないという重要な要素です。
あと迅速に音を聞きたかったら、3.5mmシングルエンドのオーディオ端子があるので、手持ちの有線イヤホンをぷすっと指すだけ。
当たり前のイメージ通りの事が、当たり前にスルスルと出来てしまう、もしかしたら捨てないといけないと身構えていた「普通」が、普通にそこにある幸せに感謝したくなるほど、良い意味の普通がそこで待っててくれるとんでもない良PCとなってます。
かと言ってROGらしさも大炸裂してくれる!!
じゃあROGらしさって何かと言うと、普通のビジネスPCではとても無理な、細かい設定と、自慢の冷却システムによる恩恵か、静かなのに強い点!!今まで記事でも散々書かせて頂いて恐縮ですが、ROG特有の設定機能により「サイレントモード」という設定に出来るのですが、これにすると本当に無音!!
基本うるさくて、ちょっと静かになる...みたいなんじゃなくて、ファンレスのSurface Go2と同じ、無音です。
冷却ファンが回らない。
真冬の東北だからというのもちょっとあるかもですが、エアコンの温風があたるコタツの上でポカポカさせて使っても無音をずっとキープ。
作業内容にもよるのかも知れないですが、使用開始から終了まで3時間も4時間も一度もファンが回らないんですよね。
じゃあもう激遅なのかというと、これも何度も言ってて恐縮ですが、体感で、手持ちPCの中で最強を誇っていた「Core i7-10510U」搭載のZenBook 13と互角以上の処理速度がラクラク出ています。
いや、ZenBook 13だと、冷却ファンのシューーー!!!!!という音のせいで、家族と同じテーブルで作業すると「うるさい!!」と怒られていた、同じ作業が、ROG FLOW Z13だと完全無音で一切何も言われないという、まさかそれは予想もしてねぇわ、という結果になってます。
さすがに、この「静か」という要素は、ROG FLOW Z13には一切期待してるわけもなく、「うるさくとも我慢するぞ」という覚悟が、良い意味で空振ってます。
衝動的にROGを買い続けたくなってしまった...
まだ本当に使用時間が短くて、短気は損気かも知れないですが、想像をことごとく遥か上の上に超えて来てる「ROG FLOW Z13」なので、やっぱり思うのが、高性能PCを導入したい時は、今後もROGにしたい!!事です。ROGの女神降臨という感じです。
小さく軽快なモバイルはSurface Go2シリーズにして、大きい高性能型は、SurfaceではなくてROGにしたい、という気持ちは強まる一方。
パッと出てくる問題は、ROGが欲しいと思ったところで、超高性能PCブランドの雄だけあって、当然の帰結で値段も相当に高い。
ただ一つ、今までと違うのは、「値段が高くとも、ROG FLOW Z13によって、ROGブランドの良さが体感出来たので、苦労してお金を作るためのハードルは格段に下がった」という点です。
避けていたデスクトップも、もしかしてROG NUCで...?!
今まで避けに避けていたデスクトップPCですが(仕事ではデスクトップPCなんですが)、小さくて高性能という「ROG NUC」が発表されました。ROGという事と、小型が特徴のNUCという範囲で作られる、という相乗効果で、デスクトップPCを導入するならこれしか無いか?!と注目させていただいております。
デザインとかもかなり端正で、ROG FLOW Z13の技術力なら、信頼できる!!という体験から来る新しい信頼感も生まれましたし...
ただ、買えるかどうかは別問題ですけれども。