2009年6月5日金曜日

PSPで聴けるX68000版グラディウスBGM

コナミの一連のPSP用シューティングゲームパックシリーズには、それだけでも購入する価値のある素晴らしいミュージックプレイヤー機能がありますが、グラディウス/ポータブルには、さらにX68000版のBGMも入っています。

X68000は、私が最初に買ったパソコンで、初代は「グラディウス」が同梱されていました。
登場の興奮として「本物のグラディウスが発進した」と表現されるくらい、グラディウスと関係の深かったパソコンです。

■グラディウス編■

PSPの誇る強力なPCM音源で再現されているアーケード版グラディウスのFM音源と聴き比べると、同じFM音源でも音色が結構違うもんですねぇ!

X68000のステレオFM音源8声は、思い出が骨身に染みついているので、これ以上あり得ないくらいシックリ来る、言うなればふるさとの音色。

アーケードの音の方が厚みがある印象ですが、やっぱり、再現度はかなり高いです。

■グラディウスII /ゴーファーの野望編■

ゴーファーの野望は、X68000の最大クラスの超大型タイトルとして、コナミの技術力を示した作品でした。

逆に言うと、元のアーケードの仕様が半端じゃなく高くて、普通ならX68000では実現不能だと思われた高性能ゲームという事ですよね・・・

音楽は、X68000はもちろん尊敬するくらい頑張っているのですが、やはり、やはり、このクラスの作品になると、アーケード版の音色の数や音色の重みが違って来ますね。

ドラムが一番違っていて、さすがのX68000も、バシバシ軽くて騒がしい感じなんですよね。
アーケードは、貫録の音色。
ドッドッと重みのある音を響かせます。

PSPでは、もちろんアーケード版のプレイなんですが、BGMをX68000版に切り替える機能があればなぁ、なんて、贅沢過ぎる願いが出てきてしまいますね。

PSP Goは、UMDユーザーも安心!見えてきた数々の魅力


このところ、このブログでも「PSP Go」の記事が続きますが、発表から時間が経過するにつれてだんだんとPSP Goの魅力が見えてきました。

とても大きな情報は、「AV Watch」サイトに掲載されたSCE平井CEOのインタビュー(リンク)です。

これによると、PSP Goは、まだ具体的な方法は明らかにされていませんが、なんとUMDを買ってくれたユーザーを無視せず、UMDから何らかの方法でゲームを遊べるように考えているそうです。
しかも、PSP Goを出すにあたって、このUMDをどうするのか?という論議が最初にあったようですね。

それと、実機を触った方が異口同音に伝えてるのが、PSP Goは実は高級感がある!という点です。
発表直後は、ネット上ではデザインに不安を募らせる意見が数多く見られましたが、手にとってみると印象がガラリと変わる感じみたいですね。

ハードだけで終わる事はなく、PSPはソフト面での躍進もありましたね。
何といっても、キラーソフトの中のキラーソフト「グランツーリスモPSP」の完成度がすさまじく、しかも10月8日に発売決定というのは吉報という他ありません。
個人的には、これ一本でE3イベントにおけるPSP Go以外の他の発表全てがぶっ飛んで消えたくらいのインパクトがありました。

それと、ソフト単体だけではなく、まだ具体的な発表は無いものの、コンテンツが大幅強化されると発表されたプレイステーションストアが期待されます。

2009年6月4日木曜日

PSPの夏!PSP Goや、超高技術「グランツーリスモPSP」はやっぱりスゴイ

今年のE3は、まさにPSPの夏!という印象でした。

■PSP開発キットが85%も値下げ!! ■

やはり大きかった「PSP Go」の正式発表にあわせ、ソニーはPSP開発キットの価格を何と85%も値下げ
これは、ダウンロードソフトの拡充にあたり、手軽で小さなソフトウェアも広く開発してもらおうという意欲の現れでもあり、成功するために色々な手を打つという熱気を感じますね。

PSP Goは、読売新聞では「高級ゲーム機」と表現されておりました。
この上は、Bluetoothを使ったワイヤレスのヘッドホンやキーボード、PS3のコントローラなどが利用可能であるなどの特長をアピールし、存在感を高めてもらいたいところです。

■信じられない技術!グランツーリスモPSP■

PSPは、手軽に遊べる携帯ゲーム機の路線やソフトを踏襲しつつ、メーカーが己の技術の高さを競うオリンピック・スタジアムともなっています。

その技術的な頂点を狙うのが、今回電撃的な発表になった「グランツーリスモPSP」。
既に実際のプレイ動画がネットで見られますが、本物と見間違うようなモデリングのクルマたちが、秒60フレームで見事に動いているさまは、まるで背筋に電気が走るかのようです。
日産GT-Rが60フレームでぐりぐり動く姿は、PS3の「グランツーリスモ5/プロローグ」の興奮に負けないものがあり、待った甲斐のある超大型タイトルであります。

■着々と進化するPS3■

新型PS3の発表は無かったものの、これはネットにも「現行のPS3の在庫が潤沢にあるため、その販売を考慮して、新型の発表は先延ばしになるだろう」という予測が流れており、ある意味折込済みでした。

PSP Goの登場によって、PS3の持つ「PSPのマザーシップ」としての役割がさらに強まる見込みで、タイミングを見て新型の発表があればなぁと思いますね。
ここまで来たら、PS3とPSPの二つが揃って「プレイステーション」が完成するというところまで広げて欲しい気持ちがあります。

今回のPS3トピックスは、「ファイナルファンタジー14(オンラインゲーム)」と、高精度なモーションコントローラの発表が中心でしたが、どちらも、今すぐどうこういう話題ではないですから、意図的にPS3は主役の座をPSPに譲ったという印象でした。

2009年6月3日水曜日

PSPは、UMDからメモリの時代に

UMDドライブを搭載しないPSP「PSP Go」が、日本でも11月1日に発売される事が決定しましたね。

こうなると、来るべき後継機「PSP2」は、PSP Goの成り行きを一年くらい見てから、やはりUMDを搭載しない形で登場するのではないか、と思います。

問題は、これから買うソフトを、UMDで買うか、ダウンロードで買ってメモリで遊ぶか?
という点になります。

PSPユーザー以外の方はご存じ無いかも知れませんが、実は今のPSPも、SCE限定ではありますが、既にUMDとダウンロード販売の両方を選べるようになってており、メモリで遊ぶ快適さを選ぶか、UMDという形ある所有物を手元に置くか、悩みは始まっています。

ゲームアーカイブスもありますが、こちらはダウンロード専売ですから、良かれ悪しかれ迷う事はありません。

個人的には、将来出るはずの「PSP2」も含めて、全PSPシリーズで遊べるであろう、ダウンロード版の時代になるかな、とは思います。

その時は、ゲームの作り方も変わるんだろうなと思います。
UMDは、1.8GBという大容量を自由きままに使えますが、ダウンロード版は、決められた容量のメモリに多数のソフトを集積する事になりますから、昔のように、「こんな少ない容量で、こんなスゴイ内容が実現できるんだ」という方向が求められるはずです。

特に、ゲーム内容に無意味なムービーが、やけに大容量を食うと判断されたら、メモリ理不尽消費(?)の被害感情(?)もあって、メーカーの浴びる非難は過熱するでしょうね。

PSP Goの内蔵メモリは、16GB。
確かに余裕はありますが、やがて遊び終えたソフトは削除しなければならなくなるでしょう。

もちろん、何度でも再ダウンロード出来るので、消してもロストする訳ではありません。
これを誤解して恐れている方は、どうか安心して下さい。

しかし、ソニーのサーバーに何かあればダウンロードは出来なくなる訳です。
ネット時代は、実のところ、人類史上で最も相手を信頼しなければならない時代でもあります。

深いです・・・

PSPウォークマン?「PSP Go」正式発表。ようやくグランツーリスモPSPも発表。




ついに、新型PSP「PSP Go」が正式発表されましたね。
国内価格は2万6800円で、11月1日に発売です。

ネットのリーク情報からの訂正点は、まず価格。
PSP GoはPSP-3000よりも安くなると言われていたのですが、まさかの7000円アップ
重量も、110グラムではなくて158グラムとなっていますが、十分に軽いと思います。

製品写真を見ると、まさにPSPウォークマンという感じで、とにかく携帯性は抜群に思えます。
もっとも、ウォークマン代わりにすると考えると、タッチパネルが装備されていないのがやはり惜しい。せっかくのスライドタイプなんだから、収納状態でアイコンくらい操作したかったですねぇ・・・。

ただ、今の段階では、想定コスト内において、PSPの持つ1677万7216色グラフィックスを表現出来るタッチパネルなんて存在してなかったので採用しなかった?・・・ちょっと強引な推測ですが、PSPのグラフィックス能力をスポイルしたくないソニーの英断とも考えられます。

PSPの持つフルカラーグラフィックスに対応できるタッチパネルというと、先日シャープが新開発した「光センサー液晶」あたりでしょうか。PSP Goは、あくまでもPSP-3000の派生モデルであるため、後継機たるPSP2に光センサー液晶が搭載されるのを楽しみに待ちましょう

さて、ハードウェアも良いですが、ソフトウェアに超大物が登場です。
ようやく、「グランツーリスモPSP」が正式発表されました。

いやー、PS3のグランツーリスモ5が、どう考えても質・量ともに「超」のつく難仕事だから、PSPの方はお休みだろうな・・・と思っていましたが、10月8日に発売されます(100パーセント買い)。
おそらく、現時点においてPSPを限界まで使い切った仕様であろうと思われます。
公開されたスクリーンショットや動画を見ると、グランツーリスモの看板を背負った高画質なクルマたちがキッチリ秒60フレームでガンガン動いていました。

もちろん、PS3の「グランツーリスモ5」のように、1920x1080ドットフルハイビジョン/秒60フレームで描かれ、自動車メーカーがそのまま実車の広報資料として使っても通用するほどの極限クオリティーと比較してしまうと、そりゃ物足りないですけれど、実車の雰囲気は間違いなくバッチリ。
PSPソフトは、その性能の良さと開発スタッフの努力が高次元で融合するパターンが定着してますが、グランツーリスモPSPは、そういった今後のPSP全ソフトの新しい指標となるでしょうね(バンダイナムコの鉄拳6やソウルキャリバー/ブロークンディスティニーとのハイレベルな技術対決も楽しみですね!)

ただし、PSP GoにはUMDドライブがありませんから、PSPとPSP Goの両方でソフトを遊びたい場合は、ダウンロード版を買わなければならないです。
UMDを買ったら、PSP Goにインストールする手立ては無いと思われます・・・。このあたりヘタすると消費者に混乱をもたらしそうなんで、ソニーはしっかりと宣伝しなければならないですね。

さらにビッグニュースは続き、リトルビッグプラネットのPSP版や、メタルギアソリッドの正式続編がPSPに来る事が決定したようです!

そう、正式続編なんです。
ボクサーズロードを皮切りにして、今では、ぼくのなつやすみ、流行り神、絶体絶命都市など、大型テレビゲーム機を抜け出して、PSPを正式な続編プラットフォームとするタイトルが増えて来て遊ぶ場所に拘束されないPSPの魅力がどんどん広まるといいなぁ・・・

2009年6月2日火曜日

さわやかな初夏に、新型PSP発表なるか



さわやかな初夏、ネットでは、今、じきに発表になると言われている新型PSP「PSP Go」の話題が沸騰中です。

このPSP Goは、現行のPSPに代わるモデルではなく、PSPをより小型軽量化し、UMDドライブを取り外した派生バージョンになっています。

ネットの情報によれば、本体は110グラムまで軽くなっており、携帯性に極めて優れた機種になるはずです。

ただ、その代わり、現行のPSPから削られた要素も少なくありません。

PSP自慢の液晶は、現行の4.3インチから3.8インチに小さくなってしまいます。

特に、PSP-3000の液晶は、応答速度が2倍、コントラスト比が5倍という性能を誇り、残像が少ないため、ゼビウスやグラディウスなど、高速にキャラクターが動くシューティングゲームすらも快適に遊べるのです。
PSP Goの3.8インチ液晶が、果たしてこの性能を維持しているかどうかは、買うか買わないかを左右する程の重大なポイントだと思います。

残念な点は続き、メモリスティックも規格変更になったようです。
よりサイズの小さいマイクロタイプしか使えなくなったのです。
このため、メモリカードは買い直しというケースが多くなるでしょうね。

さらに残念な点は、PSP-3000の魅力の一つだった、テレビに映像を映し出す機能も削減されており、このあたりはPSP-3000と完全に棲み分けしている部分ですね。

(追記:ソニーの正式リリースによれば、クレードルを使う事によってテレビ出力が可能になります。)

ただ、ここまでしてでも、PSPを小さく軽くしたい、新しいステージに立ちたい、というソニーの強い思いは感じられます。

本体に16GBメモリを内蔵し、ゲームソフトはオンライン専売・・・これは、かなり大きなチャレンジでしょうが、いざとなれば別にPSP-3000があるしな・・・なんて思わないで、絶対成功させるという熱気でもって、バシバシ打ち込んで欲しいものですね。

PSP Goが発売されたら、PSPのイメージは激変するでしょうね。

2009年6月1日月曜日

PSPをタテに持って、「ゼビウス」を大画面プレイ!





PSPの「ゼビウス」ですが、元々タテ画面シューティングゲームだけあって、画面をタテ表示するモードが付いています

このモードだと、画面を大きく使えます。

まさに、オリジナルのアーケード版の迫力ですよ。

もっとも、この機能は買った時から知ってはいたのですが、操作性が問題となって使っていませんでした。

PSPをタテに持つとなると、ボタン類が上側に行ってしまって、操作性にかなりの違和感が出てしまうんです。

慣れるために特訓するという道もあるのですが、遅ればせながら、もう一つ良い道があるのに気がつきました。

要するに、アナログスティックをボタン代わりに使えば良いというわけです。

画像を見ていただくと分かるように、PSPをタテにすると、十字キーとアナログスティックが左右にピッタリ並ぶのです。

そして、「ゼビウス」では、なんと、キーコンフィグ機能によってこのスティックにショットボタンの機能を持たせる事が可能なんです。

アナログスティックを上に入れると空中弾「ザッパー」を連射!
スティックを下に入れると、対地弾「ブラスター」を投下!

慣れてくると、スティックをクイックイッと上下に入れて弾を発射するというのが、なかなか面白くなって来ますね。

それにつけても、PSPの「ゼビウス」はアーケード版の感動がそのまま蘇りますねぇ・・・。
目に鮮やかなグリーンの大地、さわやかなスカイブルーの海、立体的なオブジェクト群。
アーケードで衝撃を受けた、あの個性的な独特の世界が、そのまま手のひらで再現出来る時代ですよ。

そして、ゼビウスはもちろんのこと、この世代のシューティングゲームはいつ遊んでも面白い。
PSPは、携帯機でありながら、「伝説」クラスのシューティングゲームの数多くを、泣く子も黙るアーケード・クオリティで網羅しているという、冷静に考えるととてつもないゲームマシンです。

これはやっぱりPSPのスゴさの一つになっていて、長編ゲームをじっくりやる合間に、ちょっとアクションやシューティングやりたいなぁ・・・って時に、こういう本気クオリティのアーケードゲームがズラリ揃っているのは嬉しいってレベルではないです。

「流行り神」をもう一度プレイ

PSPで「流行り神2」をプレイしようと思ったのですが、クリア済みのハズの前作の内容を完全に忘れているのに気がつき、もう一度最初から前作をプレイしています。

シナリオは、警察モノとホラーを見事に融合しており、どちらのファンにも応えてくれそう。
私は両方好きなので、このゲームはかなり貴重品です。

独特の味のある手描きグラフィックスは、鑑賞するだけでも価値ある仕上がりですし、サウンドも音の演出が見事。
ヘッドホンで恐怖が倍加するタイプ。
音ばっかりではなく、音楽もじっくり聴きたい感じですね。

今年の夏は、最新作の3がPSPオリジナルで出てくれるし、PSPの活躍度がさらに高まりそうです。

2009年5月31日日曜日

HDR-XR500Vで撮る、日光の龍頭の滝






日光の龍頭の滝です。
この日は、雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたが、その名前の通り、まるで龍のように長く続く流れは見事な眺めでした。

茶店のような場所からの眺めが一番「絵」になるんですが、とにかく大勢の人が観覧に並ぶため、三脚を立てるのは状況的に困難。

そこで威力を発揮するのが、やっぱりHDR-XR500Vの小型ボディなんですよね。

滝の撮影においては、本体に取り付けた収納状態の小型三脚を固定金具に見立てて、バルコニーの手すりに押し付けて固定して撮影しました。
これだと、普通に滝を見ながら撮影も出来るという形になります。

混雑する場所では、小型ビデオカメラの持つ「さりげなさ」は、スペックうんぬんを超える性能であり、やっぱりそのありがたみを痛感するところです。

掲載した映像は、例によってPSPの壁紙化も考慮して960X540ドット(4倍)にしています。

2009年5月30日土曜日

天外魔境ジライアをクリアしました!



PSPで、「天外魔境ジライア」をクリアしました!

序盤の難易度の高さに泣かされ、たまに、昔に作られたソフトっぽさをちょっと感じる淡白なシナリオ運びに味気なさを感じた事もありましたが、クリアしてみればかなり満足度の高いRPGでした。
そして、この名作を未プレイだった私にとっては、PCエンジン版をほとんどそのままPSPに持って来てくれたハドソンの英断に感謝です。

■終盤の展開は怒涛のごとく■

シナリオについては、ネタバレになってしまうので具体的には書けませんが、いかにも昔のゲームといった感じの予定調和なシナリオが続くと見せかけて、終盤はギュッと引き締まった感じになってくれて、決してあなどれない仕上がりだと思いました。

それに、敵である「大門教」がどれだけの悪者なんだ、という描写方法が実にうまい
最初はよくあるゲームの悪役としての記号に過ぎないって感じなんですが、ゲームが進むにつれて、大門教の、人の心を利用する悪事のやり方のエグさが段々と詳しく描かれてきて、最後は「ジライア、本当にこいつら何とかしないと・・・」って感情移入してしまいましたね。

それと、敵は強いわジライアは弱いわで、序盤の展開がかなり辛かったわけですが、終盤は打って変わって大盤振る舞いが目立ち、ゲームが非常に進めやすかったです。
調子に乗って、クリア時のレベルは90まで伸ばしてしまいました。

大盤振る舞いと言えば、他のゲームと違って、この天外魔境は「敵を眠らせる」「動きを止める」系の術がよく効くので助かりました。
「まさかこいつには効くわけが無い」という思い込みはせず、バンバン使ってみましょう。驚きます

■PCエンジンの夢がPSPでしっかり蘇っていた!■

このブログで過去に書いた内容と重複しますが、天外魔境は、当時としては夢のシステムだったCD-ROMを活用しただけあって、今見てもリッチだと感じる内容が詰め込まれており、もしもこれをリアルタイムで体験出来ていたらなぁ・・・と胸がチクッと痛みました

背景の描き込みとバリエーションの多さ、イベントシーン、数多い敵キャラなどなど、さすがにそりゃPCエンジンの次世代たるプレイステーションと比較してしまえば大人しいにしても、当時の破格っぷりはちゃんと伝わります。

特に、当時のシステムの華、キャラクターが肉声でしゃべる部分も、時代的に単純に声が出るだけでも良かっただろうに、しっかりとした、しかも多数のプロの声優さんに演じてもらっており、それゆえに演技面では時代に関係なく最後の最後までバッチリ完成されたものとなってPSPでも花開いています。

ただ、サウンド面といっても、ゲーム中のBGMは個人的には好きにはなれなかったです。
PCエンジンの音源がPSGだから、どうしても電子音臭さが強い音色なのはともかくとしても、曲そのものが好みとは合わなかった・・・。
特に戦闘シーンは合わず・・・ボリュームOFFにしてました・・・開発者の方すみません。
もちろん、坂本龍一氏が提供した部分(生演奏)は、明らかに別格なのですが。

■PSPには、天外魔境2もある!!■

天外魔境ジライアをクリアしたわけですが、PSPのUMDには、シリーズの中でも特に評価の高い「天外魔境2/MANJI MARU」もセットになって入っているんですよね。
余韻が残っている間に、すかさずこのパート2もプレイ可能だと言うのですから、PSP版のコストパフォーマンスの高さには脱帽です。

セブンイレブンの食パン、なかなか良いです



今日は雨のために、友達と出掛ける予定だったイベント(楽天イーグルスvs広島戦)がキャンセル(がっくり)
次も色々あることだし、家でPSPしたり、勉強したりしてます(職種的に勉強サボるとついていけなくなるんで・・・)。

さて、今回の記事は、そんな前置きとは無関係に、私がおいしいと思う食パンについて。
ありがたいことに、友達にかなりの食通やお菓子作りプロ級主婦の方がいてくれるので、良い食パンそのものの情報は教えてもらっているのですが、やはりお値段や入手性の問題もあって、なかなか手が出せないケースが多いです。ごめんなさい・・・。

有名店などは、もちろん素晴らしいと思います。
それとは別立てで、最近気が付いたのですが、セブンイレブンの食パンがかなりおいしいのです。
「コンビニなんて、高いだけ!」と思われる方もいるでしょうが、個人的には、スイスロールと食パンは、セブンイレブンに行く理由になっています。

具体的には、130円(元々は160円でしたが、めでたく値下げ!)の食パンと、108円のレーズン食パン
適度なもちもち感と、歯ごたえ、なめらかな食感。
しかも、いつ、どの店舗で買っても、だいたい安定しておいしいのです。
(お気に入りのスイスロールの方は、なぜか、どういうわけか(重複)、おいしい時もあればエ?!ナニコレって時もあり、安定してないと感じます)

さすがに、有名店のような甘さやモチモチ感に匹敵する、とは言えませんが、個人的には、何もつけなくとも食べられる飽きないパンになっています。

2009年5月29日金曜日

いよいよXデー迫る・・・新型PS3は発表されるか?



いよいよ、新型PS3発表とされるXデーが迫ってきました。

ただし、5月29日付けの読売新聞の記事によれば、PS3の値下げについてソニーは「市場動向を見ながら考える」くらいの発言で、テンションがかなり低い印象です。

ただ、ソニーは、「PS3とPSPのシェアの拡大は目指す方針」であるとは言っている事から、さすがに何もナシで拡大するわけもありませんから、やっぱり値下げは別としても、新型PS3はアリなのではないか、と期待させられますね

そもそも現在のPS3は、だいたい3万9800円前後。
この価格で、以下の事が可能となるわけですから、確かにコストパフォーマンスは個人的には史上最高クラスだと思います。

(1)PS3は、フルハイビジョン対応の新世代ゲーム機である
(2)PS3は、Linuxパソコン(ubuntu 8.10等)になる
(3)PS3は、最新機能のブルーレイディスク再生機となる
(4)PS3は、パソコンでも辛いフルハイビジョンビデオカメラ(AVCHD)映像をラクラク再生可能。
その他、ハードディスクとネットワークを活用しての各種メディアプレイヤーとして活用可能。
(5)PS3は、さまざまなネットサービスを受けられる(home等)。
(6)PSPとの高度な連携が可能。

ただ、世間一般には、やはり、デカい、重い、高い、という三重苦イメージを持たれている場合も多いだろうと思いますから、これを払拭するためにも新型PS3を文字通りのリニューアル発表する事は重要ではないか、と思います。

これだけの機能と魅力を備えたマシンですから、三重苦イメージさえ何とかすればPS2のような爆発的な加速はムリとしても、かなりジャンプアップする可能性はあると期待しています。

個人的には、ゲームの中心はPSPになってますが、PS3のゲームは、とにかくハードウェアが持つ卓越した性能を活用したリッチなものですから、楽しみとしては大きいものがありますね。

2009年5月28日木曜日

最大消費電力6W!ハイスペック・省エネマシンPSP



PSPは、皆さんもご存知の通り、「携帯機でありながら、大型のテレビゲーム機(いわゆる据え置き型)並みのゲームを動かす事が出来る」という特長があります。

確かに、ハイビジョンマシンのPS3と比較してまえばスペック的には物足りないですが、アナログ放送世代の主力機PS2並みのパフォーマンスを発揮しながらも、その消費電力は、充電時に最大でも6W!
バッテリ駆動時には、もちろん電力会社のお世話にはなりません(?)。

この6Wという数字ですが、テレビゲーム機ブームの始まりだったファミコンが4Wでしたから、やっぱりかなりの省エネマシンだと思います。

毎月の電気代の引き落としは、やっぱり少ない方が嬉しいので、その意味ではPSPはサイフにも助かる存在ではあります。

さて、PSPは良いのですが、後継機であるPSP2(仮)はどうなるんでしょうね
仮にPSP2が発表されたとして、PSPを超えるスペックは間違い無いところですから、そりゃ少しは消費電力がアップしてしまうでしょうけど、バッテリの持続時間の問題も考えて「少し(あいまい)」って信じたいですね。

2009年5月27日水曜日

勇者が三人揃ったらラクチン! 天外魔境ジライア



少しづつ進めている「天外魔境ジライア」ですが、いよいよ火の勇者が3人全員揃いました。

いやー。たった三人の仲間が揃うのに、こんなに長くかかるとは・・・。
特に、最後の三人目のオロチ丸。
「母をたずねて三千里」ほどではないにしろ、尋ね人がつかまらない、つかまらない。
しまいにゃ、もう、ジライアとツナデの二人だけでラスボスのところまで行ってしまうのでは?などというありえない予感すらしました。

しかしながら、もったいぶった甲斐があるというか、オロチ丸の「術」の威力はハンパじゃないです。
めっちゃくっちゃに強い!
敵の物理攻撃を全部ガードしてしまう「花壁」とか、太っ腹な効果のある術がズラリと揃っていて、ゲーム序盤のあの泣きそうなくらいの厳しい難易度を考えると、本当に世界が違うくらいジライア一行は強くなったなぁと感じます。

序盤のトラウマがあるため、強くなるための経験値稼ぎがやめられず、なかなかシナリオは先に進んでない状態ですが、だんだんと面白くなって来ました。

それと、やっぱりいつでも中断セーブしてやめられる機能は素晴らしいですね。
スリープも多用しますが、それだとゲームそのものが終了できず、音楽やビデオ、ブラウザなど、PSPの他の機能が使えないんです。

中断セーブは、各ソフトが実装するのではなくて、PSPのシステムソフトが標準で備えて欲しい機能です。

2009年5月26日火曜日

やっぱりジャケットが綺麗!ジャンヌ・ダルク買ってみました



前々から気になっていた「ジャンヌ・ダルク」を買ってみました。
ベスト版でも良かったのですが、ジャケットが綺麗なフル・プライス版の中古を探しました。

まだプレイしていないのですが、すでにクリア済みの友達の話ですと、シナリオが相当に良いみたいですねぇ・・・。うーん。楽しみ。
なにしろ、救国のために立ち上がりながら、最後は火あぶりの刑によって若い命を散らしてしまうジャンヌ・ダルク、という悲劇的な史実をベースとして作られたフィクションですから、かなりグッと来る予感はします。

それにしても、五月は予想の二倍くらいの本数、PSPソフトを買いました。
買うのはいいけれど、全然手がつけられない状態になってますが、ゆっくりとプレイしていければなぁと思っています。

2009年5月24日日曜日

UMD廃止路線か?どうなるPSP2





日光から無事に仙台に帰って来られましたー。
少し休んだら食事会に出発せねばならないのですが、その前にブログの更新をさせて下さい。

さて、今回の記事では、早ければ6月2日からのイベント「E3」で発表される可能性もある、PSP後継機の「PSP2(仮称)」について書かせて頂きたいと思います。

プレイステーション・シリーズが好き、その中でも特にPSPが大好きな私としては、後継機たるPSP2の話題が出てくるとどうにも落ち着かなくなってしまいます。
その中でも、「PSP2では、UMDは廃止されるだろう」という話が散見されるのは、特に気になる点ではあります。

確かに、ゲームアーカイブスをやっていると、フル・メモリカードでのゲームプレイがいかに快適か思い知ります。

当たり前の話になりますが、なにしろ半導体へのアクセスですから、スピードは極めて高速で無音、容量の面においても、大容量であるずのUMD(1.8ギガバイト)を上回るどころの話ではなく、既に製品によっては約10倍もの差を付けるに至っています

こうなると、UMDは不要だ、廃止だ、という流れになるのもうなづけるものがあります。
ただ、もしもUMDを廃止にしてしまったら、現在のPSPソフトはどうやって遊ぶの?という問題が起きてしまいます。
それに、UMDは基本的にピクチャーディスク仕様ですから、見た目も綺麗で楽しめるんで、個人的にはなかなか捨てがたいものもあります。

ただ、ネットを見ていると、PSP2は、本体内部に16GBもしくは32GBのインストール用メモリを搭載し、ソフトはダウンロード販売される、という噂もあります。
現行PSPソフトもダウンロード販売するから、PSP2で遊びたければもう一回買うべしとかいう話も付いてきたりします。

アップルもゲームのダウンロード販売に本腰を入れ始めたし、案外これが正解だったりするのかなぁ・・・。

ただ、アップルのiPhoneあたりと違うのは、PSPのゲームソフトはギガバイト・レベルだという点です。
誰もがこの容量をダウンロード購入出来るものなのだろうか?
ちょうど、プレイステーションストアでは、ゲームアーカイブス「ファイナルファンタジー7」を販売中なのですが、このソフトはUMDレベルの容量があります。このソフトのダウンロード数が好調ならば、ゴーサインが出たりするのかなぁ・・・。

どうなるんでしょうね。そもそもPSP2そのものが発売されなかったらこの悩みも笑い話なんですけど。

旅のお供にPSP

ただ今、旅先の日光からWILLCOM 03で更新してます。

旅のお供として、PSPも2台持って来ています。

しかも、今日に備えて、「カプコンクラッシクスコレクション」と、「流行り神2ポータブル」を買ってみました。

UMDビデオの「バットマンビギンズ」と「チャーリーとチョコレート工場」もありますよ。
UMDビデオの音と映像のクオリティ高いですねぇ・・・

うーん。PSPは、いわゆるヒマ潰しにはならないのが怖い。
ビデオもゲームも音楽も、半端じゃないんで、へたすると、旅行そっちのけで熱中しそうな危険ツールであります。

連れと喧嘩にならないようにホドホドにしないと・・・

2009年5月23日土曜日

HDR-XR500Vで撮る、「残雪の蔵王」と、「雪の壁」








ゴールデンウィーク中に、残雪の蔵王に行ってきました。
経験的に、条件が良い時であっても蔵王のお釜付近と地表では6度以上の気温差があり、この日もかなりの寒さ。
でも、この時期じゃないと、条件的になかなかこういう風景は撮影出来ないはずです。

特に、蔵王の避難小屋(?)付近からの景色はまさに絶景
まだ雪を抱いた山々の雄大な姿を見ると、心が洗われるようでした。

雪の壁は、今年は暖冬の影響で例年よりも最大高が8mくらい低いそうですが、それでも壁の上に乗っかって撮影してるとかなり怖いものがあります。
このあたりは、軽量三脚でも十分に持ちこたえてくれて、さらに、強力無比な手ぶれ補正装置の搭載があって、手持ち撮影の自由度が極めて大きいHDR-XR500Vの役者の見せどころです。

特に、HDR-XR500Vは、その性能ばかりではなく、小型ボディならではの楽しさを併せ持つ名機です。

たとえば、走行中のクルマのダッシュボードの上にカメラを置いて、エコーライン路上からの風景(雪の壁)を撮影するとか、三脚の先っぽにカメラを付けて、空高くにカメラを掲げて上空からのアングルで撮影するとか、小型カメラの体を持たねばムリだと思われます。
また、いつもペアで書いている気がする、取り外し自由自在で非常にコンパクトな「ソニー純正ワイドエンドコンバージョンレンズ」も、HDR-XR500Vの魅力を押し上げてくれていて、とにかくレンズ固定の身でありながら、不自由を感じさせないカメラなんです。

このあたりは、もしも私の心の中に、ちょっとでも大型カメラ万能主義(?)、デジタル一眼レフ動画万能主義(?)の考えがあったならば、修正せねばならない重要なポイントではあります。

さて、蔵王と言えば気になる「お釜」ですが、有名なエメラルドグリーンの色彩は、まだ凍結しているために見る事が出来ません。その代わり、凍結しているがゆえの微妙な色表現は、まさにこの時期ならではのものとして、十分に美しいと思います。

ちなみに、今回から、HDR-XR500Vで撮影した映像(静止画)を掲載するサイズですが、PSPの壁紙にもしやすいように考えて、960x540ピクセルにしました(一部、写真モードのものを除く)。
これは、PSPの画面解像度の四倍です。
PSPは480x272ドットなのですが、その解像度そのものの静止画よりも、四倍くらいの解像度のものから壁紙にした方が、より精細感のあるものが出来上がると思います。

デジタル一眼レフの前に腰が引けるビデオカメラ業界?

昨日は急に体調を崩してダウンしてしまいましたが、休息したら持ち直しました・・・。仕事でご迷惑をおかけしてしまった皆様に、まずはこの場もお借りしてお詫び申し上げます。

さて、今回は、デジタル一眼レフによって追い込まれるビデオカメラ、という、ちょっと物騒なテーマについて書かせて頂きたいと思います。

デジタル一眼レフによるハイビジョン動画撮影ですが、あいかわらずキヤノンEOS 5D Mark2のそれは大変な評判で、海外なんかでは「映画の撮影機材」と同等の評価を与えられているようです
EOS 5D Mark2は、キヤノンとしては本当に久しぶりのカメラグランプリを受賞しましたが、かなりの割合でフルハイビジョン動画の表現力への評価が含まれているのではないかと思います。

EOS 5D Mark2の大成功によって、デジタル一眼レフによるハイビジョン撮影は一気に「常識化」へ流れを変え、それによって、予想通り煽りを食ったのは、やはりビデオカメラ業界でした。
その動揺たるやすさまじく、まさに震撼という言葉しか見つかりません。

特に、ビデオ専門誌の「ビデオサロン」では、家庭用ビデオカメラの最高峰「HDR-FX1000」と一眼レフ軍団を比較・検証していましたが、その結論はビデオカメラ側にとっては、極めて寂しいものでした

もともと一眼レフは、ビデオカメラでは到底考えられない巨大センサーに裏打ちされた画質を持っており、映像製作の視点から見れば、最初から勝負にはならないと言ったところでしょうか。

誌面では、確かにHDR-FX1000が優位だとは結論づけていましたが、それは、カメラ本体の性能というよりも、あくまでもHDR-FX1000が採用しているHDVフォーマット(MPEG2 TS)が、その画質安定性において、小型カメラやEOS 5D Mark2などで使われる高圧縮なAVCHD(H.264/MPEG4 AVC)よりも上回るという「フォーマットの再確認」の意味合いが強かった印象を受けました。

興味深い流れとしては、長年、ガンコなまでに性能に一定の壁を設けて崩さなかった家庭用ビデオカメラが、一眼レフがハイビジョン動画を撮影可能とした途端に、それまでの歴史は何だったんだろうと思うくらいの勢いで「喝」入れしているという事でしょうね。

特に、愛用しているHDR-XR500Vは、まさにその「喝」入れの賜物という印象もあります。

もちろん、個人的に、一眼レフのハイビジョン動画の進化への期待は大きいのですが、それよりもむしろ、一眼レフという強敵を前にして、ハイビジョンビデオカメラがどう立ち向かっていくのだろうか?という事の方が気になります。
HDR-XR500Vは、数年に一度の革命と賞賛されましたが、短期間でさらなる革命的カメラが登場しそうな勢いを感じます。

憎らしいのは、全てを縛りつける大迷惑な金融危機ブーム。この迷惑なやつは、さっさと地球から出ていけ!!(笑)

2009年5月22日金曜日

PSPの「音源」とサウンド機能



PSPは、さまざまなフォーマットに対応した音楽プレイヤー、ビデオプレイヤーとして高い能力を持っていますが、その一級のポータブルAV機器としてのメリットは、そのままゲームでも遺憾なく発揮されています。

PSPのゲームは、もちろんゲームで遊ぶ楽しみが本筋ではありますが、以前も書かせて頂いた通り、携帯ゲーム機唯一の1677万7216色フルカラーグラフィックス、そして、高性能音源によるサウンドも大きな楽しみの一つです。

今回の記事は、このサウンド機能について書かせて頂きたいと思います。

高性能音源と言っても、さすがに、ハイビジョンシアターそのものを実現出来るPS3とは比べられませんが、それまで性能的に相当な妥協を強いられた携帯ゲーム機の中にあっては、PSPの性能はやはり突出しています。

PSP以前の携帯ゲーム機は、そもそもサウンドをどうこう言う前に、ヘッドホンに強いノイズが乗ってくるなど、到底聴けるレベルにないものもありましたから、ゲームBGMをそのままミュージックプレイヤー代わりに出来るほどのPSPの音源は、感慨深いものがありますね。

PSPの音源を堪能するには、「ゲームアーカイブス」が手っ取り早いかな、と思います。
当時、初代プレイステーションにおいて、いわゆる「音楽CDレベル」と言われたゲームBGMの数々が、全てPSPの本体音源を使って再現されています。

また、コナミの一連のシューティングゲームシリーズは名曲ぞろい。
特に、「パロディウス/ポータブル」「ツインビー/ポータブル」「グラディウス/ポータブル」あたり(沙羅曼蛇/ポータブルはまだ買っていません)は、個人的には、ソフトに実装されているミュージックプレイヤー機能だけを目当てに買っても損はしないと思います。

特に、クラッシックの名曲を派手にアレンジした「パロディウス/ポータブル」の「極上パロディウス」の音楽は、コナミのクリエイターの手腕や曲そのものも素晴らしいですし、音源にしても、PSPサウンドの性能の高さに脱帽する事うけあいです。
自分の耳に合ったヘッドホンがあれば言う事がありません。

それと、スクウェアエニックスの「ファイナルファンタジー」の、まるで生演奏を目の前で聴いているかのようなアレンジを施されたBGMも忘れてはいけないです。
PSPの性能を活かしたグラフィックスが注目されますが、個人的には、やっぱり音楽を聴くだけでもかなりの価値があると思います。

もちろん、全てのゲームが素晴らしいサウンドが保障されているわけではありません。買う前の心配はいつの時代も変わらないですが、少なくともPSPは、本体の音源性能そのものには不安が無いですから、あとは開発の方の努力を信じるのみ。

ともあれ、「えーっ、これ携帯ゲーム機で鳴っているのかー!」というサウンドに対する驚きも、PSPの楽しみの一つでもあります。

これから発売されるゲームの中では、「ぼくの夏休み4」の心に染みるであろう、瀬戸内海の環境サウンド?にも期待が高まりますし、7月16日に発売予定の「イース1&2クロニクルズ」は、ただでさえ名曲のこのゲーム、さらにPSP独自アレンジのBGM(PC88版、Windows版のBGMも選択可能!)なので、今から楽しみでしょうがありません。

ただ、具体的にPSPの音源のスペックがどれくらいなのか、スペック表を見てもネットを調べてもハッキリとは分からなかったです。
おそらく、サンプリング周波数44.1KHz(音楽CD並み)のステレオPCM音源24音同時発声に相当するレベルの性能ではないかと思われますが、どうなんでしょうね。
もっと良いんでしょうか。

2009年5月21日木曜日

3Dならではのびっくり表現力!「Gダライアス」






朝方、今日やる仕事のプログラム設計について、PSPをいじりながら色々と考えていたら、ふっとシューティングゲームがやりたくなり(唐突)、ずっと気になっていたタイトーの「Gダライアス」を買ってみました。

買ってみましたって、朝の五時だろ?と言われるでしょうが、ゲームアーカイブスだから大丈夫。
今のPSPは、無線LANがあれば、ストアに接続(入店)・買い物・インストールが本体だけで気軽に出来るようになっており、なかなか時代を感じるところですね。

このGダライアスが、「ゼビウス」「グラディウス」「ドラゴンスピリット」「R-TYPE」などの伝説級シューティングゲーム軍団(?)と大きく違う点は、より新しい時代の作品であるため、画面の演出をすべて3D表現によって行っている点です。3Dと言えば、プレイステーションの十八番であり、一体どんな世界を見せてくれるのか!

ただ、最初に気になる点を書かせていただきますと、オリジナルのゲームに存在しない、新規のオープニングムービーなんですが、これは、個人的にはいらなかった・・・。
タイトーの方には「せっかく作ったのに!」と怒られそうですが、ゲームアーカイブスは、なにしろメモリカードにインストールするので、明らかに容量が膨張するムービーの存在は辛いのです。
Gダライアスの容量は、実に425メガバイト。ファミコンで言うと3400メガビットにも達しており、もし可能であれば、ムービー部分のみ削除インストールしたかった・・・。

さて、気を取り直して、ゲーム本編ですが、まだプレイ時間10分程度。
というか、プレイよりもこのブログ記事を書かせて頂いている時間の方が長いんですが、この短時間で思わず書きたくなるくらいの激しいインパクトがありました。

話には聞いていたのですが、Gダライアスの演出は、実際に体験すると良い意味での笑いがこみ上げて来て止まらない! 

たとえば、普通のザコ敵でさえも、画面の手前から出現して、綺麗な隊列を組んで、自機(シルバーホーク)の眼前に立ち塞がって攻撃を開始する、などという感じの鮮やかな動きを見せてくれて、思わず反撃を忘れて見入ってしまうほどでした。

しかも、ザコ敵ですらもこうなのですから、ボス戦は極め付きと言って良いです。
もう、最初のボスから、「えっ、これって最終ボスにとっておかなくていいの?」というダイナミックな演出をこっちがネタ切れを心配するくらい惜しげもなく披露しまくってくれちゃいます。

このボスたち、3Dである事のメリットを目いっぱい活用し、もう画面のサイズを完全に無視してくれます。
ボスの表面がドアップになるまで手前に寄って来た
かと思えば、今度は画面の奥まで悠然と空中を泳いでいって反転して、またまたこっちに迫り来る!!!

見ていて楽しすぎて戦いを忘れさせられます
Gダライアス・・・(良い意味で)なんだこりゃ。

ゲームシステムも奮っていて、キャプチャーボールという捕獲ボールを敵にぶつけると、そのまま自機の護衛として引っ張り込めるんです!
ネットで話だけは聞いていましたが、このキャプチャー・システム、これは自分でやってみると燃えますね!
ただ、まだまだ慣れてないんで、キャプチャーに気をとられているうちに撃墜されたりしてますが。
でもこれは後々大きくハマりそうな予感がします。

このGダライアス、PSPの液晶の美しさもあいまって、なんか昨日にでも新発売されたPSP専用開発ソフトかというくらいの勢いを感じました。

さて、そろそろ朝のトレーニングと勉強の時間なので、Gダライアスはゆっくりと続けて行きたいと思います。